インフルエンザ@日本(11月28日~11月3日)
11月
9日
8日、厚生労働省は今シーズンのインフルエンザが、例年より少し早く、全国的に流行入りしたと発表しています。全国約5千の定点医療機関から(10月28日から11月3日)の1週間に報告されました患者数は、前の週より829人多い「5127人」で1医療機関当たり「1・04人」となっています。
流行開始の目安となる1人を上回りました。国立感染症研究所によると、推計患者数は約4万人とのことです。
ちなみに同じ(10月28日から11月3日)の1週間に報告されました新型コロナウイルスの感染者数は、「7752人」で1医療機関当たり「1・57人」でした。
インフルエンザは例年12~3月に流行する傾向があります。新型コロナウイルスの流行が本格化してから2021年までは流行入りはありませんでした。一方、昨年は1年を通して1医療機関当たり1人を超え、今年4月まで流行が続くという異例の状況でした。
32都道府県で増加。1医療機関当たりが最も多いのは沖縄県で、注意報発令基準の10人を超えた「10・64人」でした。他に多かったのは静岡県「2・09人」、千葉県「2・00人」。少なかったのは徳島県「0・14人」、高知県「0・16人」、青森県「0・21人」などとなっています。