チキンをめぐって母娘が巻き起こす騒動と亡き父の記憶をカラフルな色づかいで描き、「アヌシー国際アニメーション映画祭2023」の長編アニメーション部門で最高賞にあたるクリスタル賞に輝いたアニメ映画
『リンダはチキンがたべたい!』が、2024年4月12日より公開されます。
とある郊外の公営団地に暮らす8歳の女の子「リンダ」と母「ポレット」でした。ある日、母の勘違いで叱られてしまった「リンダ」は、間違いを詫びる母に、亡き父の得意料理だった「パプリカ・チキン」を食べたいとお願いします。しかしその日はストライキで、街ではどの店も休業していました。チキンを求めて奔走する母娘は、警察官や運転手、団地の仲間たちも巻き込んで大騒動を繰り広げます。
監督・脚本を手がけたのは気鋭の映画作家<キアラ・マルタ>と『大人のためのグリム童話 手をなくした少女』のアニメーション作家<セバスチャン・ローデンバック>です。実生活では子を持つ夫婦である2人が、ユーモアといたずら心を織り交ぜながら詩的な表現で描き出しています。