『毒娘』@<内藤瑛亮>監督
3月
31日
2011年にインターネットの匿名掲示板で話題となりました、ある新婚家族の出来事をモチーフに、謎の少女と家族の争いをオリジナル脚本で描き出しています。
夫と娘と3人で中古の一軒家に引っ越してきた「萩乃」でした。家族に恵まれずに育った彼女にとって、自ら築いた家庭で過ごす日々は夢にまで見た幸せな生活でした。そんなある日、外出中の「萩乃」のもとに、娘の「萌花」から助けを求める電話が掛かってきます。慌てて帰宅すると我が家は荒れ果てており、そこには洋服を切り裂かれた「萌花」に馬乗りになって大きなハサミを握りしめる見知らぬ少女の姿がありました。
その少女〈ちーちゃん〉はかつてこの家に暮らしていたのですが、ある事件を起こして町を去ったはずでした。〈ちーちゃん〉の存在は、幸せそうに見えた「萩乃」たち家族が隠してきた〈毒〉を暴き出していきます。
「萩乃」役に<佐津川愛美>、共演は『糸』の<植原星空>、『推しが武道館いってくれたら死ぬ』の<伊礼姫奈>。思春期の暗部を描き出す『惡の華』などで知られる漫画家<押見修造>が、〈ちーちゃん〉のキャラクターデザインとして参加しています。