『VESPER/ヴェスパー』@<クリスティーナ・ブオジーテ>監督
11月
30日
フランス、リトアニア、ベルギー合作の『VESPER/ヴェスパー』は、『ナイトメアは欲情する』の監督<クリスティーナ・ブオジーテ>と脚本家<ブルーノ・サンペル>のコンビが共同で手がけた作品です。
『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』などに出演した<ラフィエラ・チャップマン>が、主人公である13歳の少女「ヴェスパー」を演じています。このほか<エディ・マーサン>、<ロージー・マキューアン>、<リチャード・ブレイク>がキャストに名を連ねています。
物語の舞台は、生態系が壊れてしまった地球。一部の富裕層のみが城塞都市〈シタデル〉に暮らし、ほとんどの貧しい人々は危険な外の世界でわずかな資源を奪い合うように生活していました。そんな外の世界に寝たきりの父と2人で暮らす少女「ヴェスパー」は、ある日、危険な森の中で倒れている女性「カメリア」を発見。〈シタデル〉の権力者の娘だという彼女は、ともに墜落した飛行艇に乗っていた父親を探してほしいと「ヴェスパー」に頼み込みます。
「ヴェスパー」は〈シタデル〉への道が開けるかもしれないと期待し、父の制止を振り切って「カメリア」の頼みを聞き入れれますが、その一方、「ヴェスパー」の残忍な叔父「ヨナス」も飛行艇の行方を追っていました。
解禁された特報には、壮大なスケールとVFXで描かれる荒廃した地球とともに、巨木のようにそびえる〈シタデル〉を見据えて「いつか抜け出してみせる」と「ヴェスパー」が誓う姿が収められています。