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- 『聖地には蜘蛛が巣を張る』@<アリ・アッバシ>監督
『ボーダー 二つの世界』の<アリ・アッバシ>監督が、イランに実在した殺人鬼<サイード・ハナイ>による娼婦連続殺人事件に着想を得て撮りあげた2022年デンマーク・ドイツ・スウェーデン・フランス合作製作の『聖地には蜘蛛が巣を張る』が、2023年4月14日より公開されます。
2000年代年代初頭。イランの聖地マシュハドで、娼婦を標的にした連続殺人事件が発生します。「スパイダー・キラー」と呼ばれる殺人者は「街を浄化する」という声明のもと犯行を繰り返し、住民たちは震撼しますが、一部の人々はそんな犯人を英雄視します。
真相を追う女性ジャーナリストの「ラヒミ」は、事件を覆い隠そうとする不穏な圧力にさらされながらも、危険を顧みず取材にのめり込んでいきます。そして遂に犯人の正体にたどりついた彼女は、家族と暮らす平凡な男の心に潜んだ狂気を目の当たりにします。
<ザーラ・アミール・エブラヒミ>がジャーナリストの「ラヒミ」を熱演し、2022年・第75回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞している作品です。
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