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- ダウ平均株価(6月6日)@終値3万2915ドル78セント
6日の米株式相場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。高値「3万3235ドル37セント」を付けた買い一巡後は伸び悩み、米長期金利が前週末比(0.11%)高い(3.04%)になると午後には下げに転じる場面もありました。
金融引き締め観測の高まりで前週末に下げた反動で、ハイテク株を中心に買いが入りました。中国の経済正常化の期待に加え、同国当局による企業規制の懸念が和らいだことが好感されています。
前週末3日には米雇用統計の発表を受け、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めへの警戒感が広がりました。今後の金融政策を見極める上で10日発表の5月の米消費者物価指数(CPI)の内容が待たれる情況です。
中国当局が中国配車アプリの「滴滴出行(ディディ)」に対して新規の顧客獲得の禁止などの規制を解除すると報じられ。「滴滴」は急騰し、他の中国株の米預託証券(ADR)も軒並み買われ、中国は1日には上海市が都市封鎖を解除しており、北京市は6日に行動規制を緩和となり、同国経済の回復期待も高まっています。
終値は小幅に反発し、前週末比16ドル08セント高の3万2915ドル78セントで取引を終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前週末比48.636ポイント高の1万2061.370で終えています。
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