2022年世界経済成長率(4.1%)予測@世界銀行
1月
12日
新型コロナウイルスの新たな「変異株(オミクロン)」流行と、インフレ高進が「新たな脅威」になると懸念。2023年も(3.2%)と一段の減速を見込んでいます。
日本の成長率は2022年が(2.9%)、2023年は(1.2%)と低い予測が示されています。
世界銀行は、オミクロン株の急速な感染拡大が、短期的に経済活動の混乱を生じさせる公算が大きいと警戒。米国や中国など主要国の景気が著しく減速するため、新興国と途上国の経済を支える輸出が伸び悩むと予測しました。
途上国の多くは景気対策を講じる財政的な余地が乏しい中で、「変異株(オミクロン)」拡大やサプライチェーン(供給網)の障害、高インフレといった逆風に見舞われると指摘。景気回復に「ハードランディング(急失速)のリスクが高まる可能性がある」と警告しました。