『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴りやまない』@<入江悠>監督
3月
28日
ロックバンド〈神聖かまってちゃん〉の大規模なライブまで、あと1週間と迫っていたある日。{プロの棋士になる}という今時の高校生とはギャップのある夢に悩んでいた女子高生の「美知子」(二階堂ふみ)は、彼氏から{神聖かまってちゃん}のライブに誘われます。しかしその日は、自力でのぼりつめたアマ王座決定戦の決勝戦の日でした。
シングルマザーの「かおり」(森下くるみ)は、昼は清掃業、夜はショーパブダンサーとして昼夜を問わず働きながら、息子「涼太」を育てています。{神聖かまってちゃん}のネット配信に夢中な「涼太」が保育園で問題を起こし、「かおり」は園長に呼び出されて厳重注意を受けてしまいます。
{神聖かまってちゃん}のマネージャー「ツルギ」(劒樹人)は、バンドがメジャーデビューするという状況で奔走していました。しかし新しい上司は、バンドの売り出し方について不条理な難題を押し付けてきます。別々の場所で様々な悩みを抱えた男女のくすぶった心に、{神聖かまってちゃん}の歌が届きます。すると、彼らの運命は、{自分らしい生き方}に向かって一気に動き始めるのでした。