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- 「ビオフェルミン製薬」上場廃止＠東京証券取引所第１部
「ビオフェルミン製薬」上場廃止＠東京証券取引所第１部
7月
28日
親会社で市販薬最大手の「大正製薬ホールディングス」（ＨＤ、東京）が完全子会社化し、２８日付で上場廃止となります。１９４９年以来、７２年続いた上場企業としての歴史に幕を下ろしました。
「ビオフェルミン製薬」は１９１７（大正６）年２月、「神戸衛生実験所」として現在の神戸市中央区に設立されています。兵庫県医師会長の＜山本治郎平＞が完成させた国産初の乳酸菌製剤を量産しようと、設立されました。
１９１９年に神戸市長田区に移転しています。この時に新築した社屋や工場が、１９９５年の阪神・淡路大震災で全壊しましたが、市内で新築移転するなど経営を再建しています。
県内上場企業としては〈最古参〉で、旧神戸証券取引所（１９６７年に閉鎖）が再開した１９４９年、社名を「ビオフェルミン製薬」に変更して上場。最終２７日の終値は前日比２５円安の３１３０円でした。
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