『チャップリンの独裁者』@NHK BSプレミアム
3月
10日
アメリカでは1940年10月に初公開されていますが、公開当時ドイツと同盟関係にあった日本では公開されず、日本初公開は第二次世界大戦の終戦から15年、サンフランシスコ講和条約締結から8年後の1960年になっています。
<チャーリー・チャップリン>の初のトーキー作品で最高傑作とも言われる風刺コメディとして、また作品の中で最も商業的に成功した作品として映画史に記録されています。
第1次大戦末期、トメニア国の兵士として戦線に出ていたユダヤ人の床屋「チャーリー」は、戦傷によりすべての記憶を失ってしまいます。戦後、トメニアは独裁者「ヒンケル」が支配する国となりユダヤ人迫害を開始。そんな中、激変した状況を知らない床屋の「チャーリー」が退院し、ゲットーに帰ってきます。
<チャーリー・チャップリン>が、製作・監督・脚本・主演(2役)を務め、痛烈にヒトラーの独裁政治を批判しています。