「龍力」などで知られる老舗酒蔵の 本田商店 (兵庫県姫路市網干区高田)が、自社が手掛ける日本酒について、肉や魚など動物由来の素材を一切使用しない「ビーガン」食品の登録を受けています。本田商店は、「日本酒は植物性由来だという安心感を『見える化』し、世界にアピールしていきたい」としています。
「ビーガン」は菜食主義を意味し、一般的なベジタリアンが肉や魚を食べないのに加え、卵・乳製品・はちみつも口にしません。健康志向の高まりや動物愛護の観点から欧米で増加傾向のようです。
本田商店は香港やアメリカを中心に世界約20カ国に日本酒を輸出しており、今後も広がりが見込まれる「ビーガン」を客層に取り込もうと登録へ動きました。英国の登録団体に原材料や生産農家、製造工程などの情報を送付。厳しい審査を経て7月下旬に認定証が届いています。
国内では岩手県二戸市の蔵元「南部美人」が世界で初めて日本酒での認定を受けていますが、同社は今後、海外向けの商品に認定を示すロゴマークを付けていくとのことです。
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