『映画監督 羽仁進の世界 ~すべては「教室の子供たち」からはじまった~』@NHK Eテレ
5月
8日
1950年代から1980年代にかけて、記録映画と劇映画を横断しながら数々の作品を発表した<羽仁進>。実際に非行経験のある素人の少年(山田幸男)をキャスティングした『不良少年』(撮影:金宇満司・1961年3月29日公開)は、1961年のキネマ旬報ベスト・テンで日本映画の第1位に輝いています。
番組タイトルにもある「教室の子供たち」は、<羽仁進>が岩波映画製作所の1本として1954年に監督したドキュメンタリー映画です。授業を受ける小学生たちの生き生きとした姿をフィルムに収め、戦後日本のドキュメンタリーに革命を起こしたとも言われる作品です。
2019年10月10日に91歳となった<羽仁進>(1928年10月10日~)ですが、番組では、彼に影響を受けたという<是枝裕和>(57)とともに、<羽仁>作品の革新性に迫ります。