「ユニクロ」ベトナム1号店オープン@ホーチミン市
12月
7日
「ユニクロ」はベトナムを主力な製造拠点の一つと位置付け、年間30億ドル(3200億円強)相当の商品を生産していますが、今後は、7%前後の高い経済成長を背景に所得が向上している同国の消費者に狙いを定め、製造と販売一体で同国における事業拡大を目指します。
「ドンコイ店」は、売り場面積が3100平方メートル強で、東南アジアではマニラの店舗に続く2番目の規模。3フロアに豊富な商品をそろえ、デザインTシャツや機能性肌着のヒートテック、ダウンジャケットまで幅広い日本品質のファッションをアピールします。
開店前から約1000人の買い物客が順番待ちの列に並びましたが、「ドンコイ店」の向かいのビルには、スウェーデンの「H&M」、スペインの「ザラ」、米国の「ギャップ」といった若者らをターゲットにした欧米のファストファッション大手が店舗を構えています。「ユニクロ」との間で、激しい競争を繰り広げることになりそうです。