大阪管区気象台は4日、近畿地方で「木枯らし1号」が吹いたと発表しています。今年は、暖かい日が続いた昨年より18日早かったようです。神戸は、朝6時の最低気温は15℃、最高気温は17.5℃とあまり気温差がない一日でした。
同気象台によりますと、同日午後1時ごろまでに、滋賀県彦根市で最大瞬間風速14.1メートル、京都府舞鶴市で12.6メートル、和歌山市で11.6メートル、神戸市と大阪市で11.5メートル、京都市で11.1メートル、奈良市で10.7メートルなどを観測しました。
「木枯らし1号」が発表されるのは、東京地方と近畿地方に限られており、それぞれの定義が若干違っています。
近畿地方では、二十四節気の霜降(今年は10月24日)~冬至(12月22日)にかけ、西高東低の冬型の気圧配置となり、最大風速8メートル以上の北寄りの風が初めて吹いた日を、「木枯らし1号」の発生日としています。
東京地方では「木枯らし1号」はまだ発表されていません。昨年は木枯らし1号が吹かなかったので、発表されれば2年ぶりとなります。
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