神戸残像(107)「三宮ターミナルホテル」閉館
12月
31日
JR西日本と三宮ターミナルビル、ジェイアール西日本ホテル開発は2017年3月6日(月)、JR三ノ宮駅に直結する 「三宮ターミナルビル」 (神戸市中央区)について、2018年3月末をもって閉館すると発表していました。
「三宮ターミナルビル」は1981(昭和56)年3月に開業。1995(平成7)年1月の阪神・淡路大震災のときには相当の被害がありましたが、復旧工事と一定の補強工事を行い、これまで営業を継続してきていました。
今回、耐震改修促進法の改正を受けて耐震診断を行ったところ、耐震性能が不足していることが判明。3社によると耐震改修工事を検討してきたそうですが、補強部材の支障により営業が継続できなくなることから閉館を決定したといいます。
ビルは地上11階、地下2階建てで、延床面積はおよそ2万平方メートル。JR西日本ホテル開発が運営する「三宮ターミナルホテル」のほか、三井住友銀行ATM(1・2階)、商業施設 「三宮オーパ」(地下2階~3階)、 医院・調剤薬局(4階)などが入居しています。「三宮ターミナルホテル」は2017年12月31日のチェックアウトにて営業を終了、各テナント施設も順次、営業が休止されます。