摩耶山(神戸市灘区)の山道を下りながら歴史の痕跡をたどる『摩耶山・マヤ遺跡ガイドウォーク』が3月30日(木)に開催されます。参加申し込みは3月13日(月)から28日(火)まで受け付けています。(摩耶山再生の会事務局(monte702内)TEL 078-882-3580)
かつて摩耶山は 「天上寺」 への参拝客をはじめ、多くの人が訪れる場所として飲食店や宿泊施設で賑わっていました。同イベントでは、阪神間を一望でき、曲面のある外壁や丸窓など意匠を凝らした造りから「軍艦ホテル」とも呼ばれた旧摩耶観光ホテルの外観や、食事処や岩風呂などを兼ね備えていた娯楽施設摩耶花壇跡、旧天上寺跡などを巡る予定です。
摩耶観光ホテルは、かつて神戸市灘区の摩耶山中腹に存在したホテルで、1929(昭和4)年11月に開業しています。
ケーブル会社の福利厚生施設として営業開始した時は摩耶倶楽部、第二次大戦前から戦中にかけては摩耶ホテルや摩耶山温泉ホテル・摩耶山温泉、戦後の改装後は摩耶観光ホテルや摩耶国際観光ホテル、ホテル閉鎖後の1970年(昭和45年)頃から1994年(平成6年)頃まで摩耶学生センター等と称され。また摩耶観光ホテル・摩耶学生センターの頃から、マヤカン(摩耶観光ホテルの略語)という俗称で呼ばれてきました。
現在は廃業し、そのアールデコ風のユニークな建築は廃墟となっており、内部は経年劣化による損傷が激しく危険であるため、完全に立入禁止となっています。
このたびのウォーク開催に合わせて見学コースも整備されたようで、建物外観だけの見学ですが、興味をもたれるひとは多いのではないでしょうか。
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投稿日 2017-03-15 21:42
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2017-03-16 07:07
ワオ!と言っているユーザー