ファルコン植物記(1184)黄色の花【キショウブ】
6月
13日
よからぬ輩にいたずらされないように、縞模様のロープで囲われていました。
アヤメ科アヤメ属の多年草で、西アジアからヨーロッパを原産地とし、日本には明治時代に渡来しています。
珍しい黄色ということで鑑賞用に導入された【キショウブ】ですが、いまや日本全国の水辺や湿地に野生化しており、「要注意外来生物」のひとつに指定されています。
花茎の高さは60~100センチ、葉は幅2~3センチの剣形で中脈が隆起しています。
花期は「アヤメ」と同じ5~6月、外花被片が広卵形で先が下に垂れ下がり、内花被片は小型で直立した花姿をしています。