昨年8月末にレーニア山に行った時、すでに高山植物が咲き終わった後だったので、今年こそ見逃すまいと7月末の昨日、お花畑の中のトレイルを夢見て出かけました。
レーニア山周辺には、たくさんのトレイルがありますが、その中の一つ 「Tipsoo Lake-Naches Peak Loop」が程よい距離で、道がフラットで歩きやすく、お花も咲いていそうということなので、朝方は曇りでお天気がイマイチでしたが、午後の晴れを期待して少し遅めに家を出ました。
トレイルに到着した午後1時30分頃には、雲は出ていましたが、晴れ間が見え、絶好のハイキング日和となっていました。
トレイルへ行く前の道中の展望台で見えたレーニア山が上の写真です。
トレイルは、全長3マイル(4.8キロ)で高低差180mと比較的軽いルートと聞いていたのですが、一応トレッキングシューズとストックを持参しました。念のため雨に濡れても良いジャケットも。
出だしは快調、早春のような青々とした草花が生い茂るトレイルをフラットと聞いたわりには、急な斜面でしたが気分良く歩けました。
トレイルの入り口のパーキングに到着した時に雪渓があるのが何となく気になったのですが、一応トレイル自体がオープンしているということは障害がないのだろうと勝手に決め込んでいました。
ところがどっこい、トレイルは、雪渓の中にも続いていて、こういう道を全く予想していなかったので、恐かった〜!
生まれて初めて雪の中のトレイルを歩きました!
足元はツルツル滑るし、滑ったら大変な事になりそうな場所もひとつやふたつではなく、ものすごく緊張しました。
中には、雪渓の下を雪解け水がザーザー流れていて、何時雪渓が崩れ落ちてもおかしくない道もありました。
そんな緊張の中でも、澄んだ雪解け水が作り出す滝や川を見られたので、ここまで足を運んだ甲斐があったというものです。
トレイルの解説を読むとレーニア山が見えない北側の道から先に時計回りに歩くと良いとありましたので、北側の雪渓だらけの難所を先に歩いて正解でした。
ただ、残念だったのは、お天気の良い時間帯をこの雪道で使ってしまい、せっかくのレーニア山が、見えなかったことです。
南側の道は、雪も少なく歩きやすかったです。
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お花畑とはいきませんでしたが、結構いろいろな種類のお花に巡り合えて、本来の目的の60%程は達しました。
トレイルで出会ったお花は、こちらです。
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雪の難所を抜けた所でDewey Lakeを眼下に眺めながら、待望のお弁当を食べました。
今回のおにぎりは、梅、おかか、焼き鮭のフレークでした。
おかずは、定番の卵焼きとしし唐のしらす干炒めと枝豆入りのさつま揚げです。
前回のハイキングでとっても美味しかったお味噌汁も忘れずに持参しました。デザートにレーニアチェリーとバナナを食べました。(映像ありません!撮りそびれました。(;^_^A)
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想定外の雪道の大冒険を無事終え、お弁当も楽しく食べて、レーニア山が見えなかったけれどお花がたくさん咲いている南側のトレイルを回って出発点に戻って着た途端、ザーザー雨が降ってきました。
誰かさんが、南側のトレイルを歩いている時に「天気が下り坂だから急げ」と言ってましたがお日様が見えていたので「そんなことないでしょ。」なんて思っていましたが、誰かさんの方が正しかったのでした。
山のお天気は急変することを目の当たりにしました。
ちょうど良い時間帯に回れて本当に良かったです。
これでレーニア山が綺麗に見えて、雪渓の恐い道がなければパーフェクトだったのですが・・・。
機会があったら、また違うルートのレーニア山のトレイルを歩いてみたいです。
次回は、綺麗なレーニア山が見られたらいいなあ(^▽^)