会社のトップに経営者がいる。経営者は、毎日決められた仕事があるわけでもなく、好き勝手なことをして文句ばかりを言っているような存在で、しかも誰よりも高い給料をもらっている。「いったい何のために経営者はいるのだろうか?」なんて考えたことはありませんか。
はっきり言って毎日の業務を考えれば、経営者の存在は不要です。経営者は、今から何をするかということを考える時と、何か問題が起こった時のために居るのです。私は会社の経営をしてもうすぐ30年になります。私の考え方は会社のスタッフとは違っていると思います。
例えば、経営者として決断をしなければいけない時があります。この時スタッフは、最善のシナリオを頭に入れて決断をしようとします。でも軽絵者としての私の頭にはいつも最悪のシナリオがあるのです。何が最悪のシナリオなのか、そして最悪起こった時に会社が対応できるか・他えられるか。それをいつも決断の時は考えています。
経営者は決断の時に手元にある情報を使って決断します。経営者が決断したら間違った決断でも、会社はその方向に進んでしまいます。そしてその責任は経営者に渡された情報が間違っていたとして経営者にあるのです。経営者が正しい決断をできるよう、スタッフはできるだけ正確な情報を経営者に伝えていただきたいものです。そして、経営者が正しい決断をした場合は、その判断のために必要な情報を渡したスタッフの手柄なんです。
経営者、誰でもがなれる(なりたい)わけではありませんが、孤独で面白い人種です。
こういうところにはあまり行かないのだが、数人の知り合いにも会えた。
盛況だった。
今日はワシントン州商務部(State of Washington Department of Commerce)の招待で Japan Seattle Innovation Meetup & Seminar 2.0 というイベントに傍聴参加させてもらった。日本からは、SoftBank, iSi Dentsu, Stat Mica, SMC, Hikari Tsushin, Value Added Japan という6社がシアトルに来て、面白いテクノロジーのライセンスや投資先を探している。それにたいしてシアトル側からは、 色々の会社がビジネスチャンスを求めてセミナーに参加していた。
面白い企画だ。これが2回目だが、これから四半期に一度このお見合い兼セミナーをして行こうと言うことらしい。日本にはまだまだ会社外の技術を求める大企業が多いようだ。また、米国にはビジネスチャンス&投資を求めるスタートアップが山程ある。面白いセミナーだった。
私が29年前に作った Pacific Software Publishing, Inc. は米国のソフトウェアを日本に販売する。また、英語ソフトウェアを日本語にローカリゼーションするビジネスから始まった。なんとなく懐かしい・デジャブの感覚で過ごした3時間だった。
2014年に PSPinc は、ワシントン大学から
社会貢献にたいして Minority Business of The Year の表彰をいただきました。
アメリカで会社を経営していると、企業の社会的責任、コーポレート・ソーシャル・レスポンシビリティ(Corporate Social Responsibility)、と言う話になることがあります。日本ではどうなのかよくわかりませんが、社会貢献をしていると米国では、売上に繋がるのです。
もちろんいくら貢献しても誰も知らなければ意味が無いのですが、社会貢献をすることで認知度が高くなるとともに、お客様からの信頼も得ることができるのです。米国で会社経営をする場合、社会貢献も頭に入れておきたい項目です。
そっちに行っちゃだめ!
逆効果のパブリックリレーションズはしないで。
起こってしまった問題に対処する危機管理(英 Crisis Management)は、なにか問題が起こらないようにするリスク管理(英 Risk Management)とは違います。
問題が起こらないように考える会社は多いのですが、問題が起こった時にどのように処理するかという考えを持った会社は多くはありません。何かが起こった時、企業は・・・
(1)最初はだいたい否定します。
(2)問題があったかもしれないと、否定を取り消しますが問題は認めません。
(3)問題の肯定を抜かして、謝罪をします。
この流れが一般的で、これでは逆影響、社会の批判を集めることになります。それではどのように企業は対応すべきなのでしょうか。これは企業のパブリックリレーションズの力が問われる時です。こんな場合、どのように対応するか一緒に考えてみませんか?
ご意見、ご希望、お問い合わせは http://www.uchikura.co まで。
ブランディングとは何かというお話をしましたが、ブランディングとは社会がその組織や企業にたいしてつけるものです。ですから、自分で何を叫んでも、実質や風評がついてこなければ意味がありません。
ワシントン州シアトルには、Harbourview Medical Center という病院があります。1877年にできた病院ですが、現時点でワシントン州周辺5州で唯一のレベル1トラウマセンターとして非常に高い評価を受けています。火傷や事故、怪我や銃傷等の場合この病院にヘリコプターで患者は運ばれています。
この病院は言うまでもなく、誰もが知っていいるわけですが、他の病院のように広告をしているわけではありません。これがオーガニックなブランディングなんです。オーガニックとは、広告ではなく自然に生まれるという意味です。SEO や PPC を使って増やしたソーシャルメディアのフォロワーはオーガニックなフォロワーと違ってすぐに広告が終わると去ってしまいます。オーガニックなフォロワーにしてゆく努力が必要です。
広告ではない、オーガニックなマーケティング、ブランディングにご興味があればお問い合わせください。 http://www.uchikura.com
コーポレイトコンプライアンス
明確なガイドブックが必要です。
パブリックリレーションズの一つにコーポレイトコンプライアンスがあります。
これは簡単に言うと法律を守る。守る努力をするということです。最近話題になったパナマ白書・・・節税や資金運用は、違法ではなくても、企業が正当でない行為をしているように見えます。また、過労・サービス残業などは言うまでもなく違法行為です。また、残業を申請したり自分が持っている休暇が取りにくい雰囲気を持つこともコーポレイトコンプライアンスには従っていないということになります。
米国では Take Care of Your Employees, and They'll Take Care of Your Customers と言うように「社員を大切にすれば、社員はお客様を大切にしてくれます。」という考え方があります。パブリックリレーションズはまずは社員から。
少し話が変わるのですが、米国に進出される日本の企業の多くが米国のスタッフとの間で問題を起こしてしまい、場合によっては裁判と言うケースも少くはありません。コーポレイトコンプライアンスをしっかり理解しておきましょう。
米国でのコーポレイトコンプライアンスに関するご質問ご意見は、http://www.uchikura.co まで。これはパブリックリレーションズだけではなく、Human Resource (HR 人事) に関すお話も含みます。
より多くの人に見てもらおう!!!
企業には、法律を守る、税金を払う、安全な労働環境を提供する、顧客の安全を守る努力をすると言った基本的な事以外に社会に貢献する責任はまったくありません。ただ、それはあくまでも規則、法律の目から見た場合の話です。
企業の目的はより多くの方に商品を買ってもらうことです。そのためには、より良い商品を開発する、価格を抑える、使い勝手を良くするなど色々な努力をします。これ自体も企業が社会にたいして行う社会責任なのです。最近話題になる個人情報の流出。このような問題を起こさないことも企業の社会的責任なのです。
ただ、問題を起こさないための努力は表に出ることが少ないのです。それに比べて問題や不祥事を起こした時は、あっという間に広まってしまいます。当然、不祥事はありませんというのはニュースとしては、面白くありませんから・・・
法律的にはない、企業の社会責任、これをどのように行うのか、そしてそれをどうやって多くの人に伝えるのか、それがパブリックリレーションズの大切な仕事です。せっかく頑張っている社会責任、多くの人に知ってもらうことも考えても良いのではないでしょうか?
社会責任は英語で、Social Responsibility といいます。
内倉商店 http://www.uchikura.co
Wiki ではこのように書かれています。ブランディングとは、顧客の視点から発想し、ブランドに対する共感や信頼など顧客にとっての価値を高めていく企業と組織のマーケティング戦略のひとつ。
簡単に言うと、「この会社は有名だから安心してモノを買える。」という感覚を消費者に持たせることがブランディングです。
でも、自分の会社のお客さんは企業でブランドなんて考える必要はないという話を要耳にします。本当にそれで良いのでしょうか。例えば米国の飛行機のメーカーでボーイングという会社があります。彼らは飛行機を一般消費者にはあまり販売していません。航空会社がお客様です。でもその飛行機に乗る一般消費者は飛行機のメーカーやモデルを気にします。そしてそれが航空会社の売り上げにつながるのです。
ブランドを覚えてもらうことで信頼してもらえる。ロゴデザイン、広告、パブリックリレーションズ、ソーシャルメディアを多用してブランドを築くのです。この行為がブランディングです。貴方の会社はブランディングができていますか?
ご意見、ご質問はお気軽に http:///www.uchikura.co まで。
Facebook で Like している人が多いというのは何を意味するのでしょうか?
例えば100万人の人が Like している Facebook に書き込むと、それが100万人に見てもらえる可能性があるのです。言うまでもなく費用はかかりません。100万人の人に広報をしたいと考えた時の広告料はいくらでしょうか? それがソーシャルメディアでフォローしてくれる人を増やすだけで、無料になるのです。
ソーシャルメディアは、企業にとっては大切な広告媒体だと考えるべきです。そしてフォロワーの数は、広告媒体としての価値を表しています。ですから、広告媒体台を広めることがソーシャルメディアを上手に使うための秘訣なのです。そして、そこにお金を使うことは決して悪い投資では無いはずです。
ソーシャルメディア・マーケティングに関するお問い合わせは、いつでもホームページから
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