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- 内倉憲一 ニュースレター Vol. 315 昔と今:企業におけるニュースレターとインターネット活用の重要性
かつて私は「Weather Report」というタイトルで10年間、週に2回ニュースレターを書いていました。その中で、電車の中で多くのサラリーマンが漫画や雑誌を読んでいることについて取り上げたことがあります。その時、多くの読者から「何がおかしいのか?」という反応をいただきました。
私は当時、漫画を読む習慣がなかったため、「なぜ大人が漫画を読むのだろう?」と不思議に感じ、記事にしたのです。しかし、もちろん個人の時間をどう使うかは自由であり、私自身もその点を否定するつもりはありません。ただ、公共の場で人に見られる中で漫画を読むことに対して、少し違和感を感じたのは事実です。
しかし、今では電車の中で漫画や雑誌を読んでいる人をほとんど見かけません。それどころか、多くの人がずっとスマートフォンを見つめています。友人や同僚と一緒にいる時ですら、スマートフォンに夢中になっている光景を目にします。一体、スマートフォンに何が映っているのか?昔のように漫画を読んでいるのか、メールやSNSをしているのか、それともYouTubeの動画を見ているのか、興味が湧きます。
最近では、情報や話題は直接の会話から得るのではなく、オンラインコンテンツや配信サービスを通じて得られることが多いように感じます。「YouTubeでこんな動画を見た」「こんな配信があった」という話が、会話のスタートになることが多いのです。
この変化は、私たちが情報収集やコミュニケーションの手段を劇的に変えたことを示しています。そして、これを踏まえると、企業においてニュースレターやインターネットの活用がどれほど重要かが分かります。
今の時代、情報は瞬時に広がり、人々の目に触れるチャンスも多いです。ニュースレターは、そのような情報の洪水の中で、企業が自分たちの声を届けるための有効な手段です。企業が顧客やパートナーに直接語りかける機会を持つことで、ブランドの信頼性や親近感を築くことができます。また、SNSやウェブサイトを活用することで、さらに多くの人々と接点を持つことが可能です。
時代が変わり、人々が情報を得る手段も大きく変化しています。その中で、企業がニュースレターやインターネットをどう活用するかが、その成功を左右すると言っても過言ではありません。変化に対応し、積極的に新しい手段を取り入れることが、これからのビジネスにとって不可欠なのだと感じます。