『ボタニスト 植物を愛する少年』@<ジン・イー>監督
5月
12日
新疆ウイグル自治区の辺境の村を舞台に、植物と対話する少年の成長を詩的な映像美でつづった2025年中国製作の『ボタニスト 植物を愛する少年』が、2026年5月15日より公開されます。
新疆北部の草原地帯にある小さな村。祖母と暮らすカザフ族の少年「アルシン」は、植物を観察し記録することに多くの時間を費やしており、周囲からは「植物学者(ボタニスト)」と呼ばれています。
彼にとって植物は単なる自然ではなく、失踪した叔父に教わった世界観そのものでした。ある日、漢民族の少女「メイユー」が村にやって来ます。明るく自由な彼女の存在は「アルシン」の静かな日常に変化をもたらしますが、やがて「メイユー」は上海へ引っ越すことになり、「アルシン」は再び孤独と向き合うことになります。現実と幻想が交錯していくなか、「アルシン」は自分が何を探しているのかを少しずつ知りはじめます。
新疆ウイグル自治区出身の<ジン・イー>が長編初監督を地と目、自身の幼少期の記憶を出発点に、マジカルリアリズムを織り交ぜた独自の映像世界で描き出しています。
主人公「アルシン」役の<イェスル・ジャセレ>をはじめ、キャストには演技経験のない素人俳優たちを起用。国際的に活躍するイランの作曲家<ペイマン・ヤズダニアン>が音楽を手がけました。2025年・第75回ベルリン国際映画祭ジェネレーションKplus部門にて国際審査員グランプリを受賞。








