9月
5日,
2024年
《雅羅・/・襍懐古〝山羊歯Ⅳ〟❖ ’24-249 ❖》
《 北岳の羊歯 Ⅳ〝北岳連朶〟 ❖ 1970~/夏 ❖ 》
南アルプスの高山や、八ヶ岳、北海道にも自生している珍しいシダ。
キタダケデンダ;
タカネシダ(オシダ科)やトガクシシダ(イワデンダ科)、
この2種とは、極めて似通っている。慎重かつ真摯な観察が必要である。
平凡社の図鑑と山渓の図鑑のキタダケデンダの写真は、タカネシダっぽい。
かような指摘をしてるHPを拜した。まともな、勇気ある指摘でありがたい。
*
高山性の夏緑性シダ。葉は長さ15 cmほど、根茎は直立状を呈する。
高山性の夏緑性シダ。葉は長さ15 cmほど、根茎は直立状を呈する。
一見して、同属イワデンダの趣きがあるのだが、
羽片は中~浅裂、葉柄の関節は、葉柄の半分からやや上の所にある。
基部に鱗片があり、根茎、葉柄基部の鱗片は、卵状披針形から披針形。
高山帯の岩の割れ目などに自生しているが、見つけるのが大変だった。
岩場の岩壁崩落等で生育環境変化、登山者の増加で絶滅が危惧される。
岩場の岩壁崩落等で生育環境変化、登山者の増加で絶滅が危惧される。
今では、尾瀬に自生が見つかっている。それでも絶滅の危機には変わらない。
他方、下界の園芸店には鉢植えで販売されている。販売物の出処は???
そんな販売物を見ていると、自生地の保存・保全は急務と思うのである。
それにしても園芸店のそれは¥1.000に満たない。淋しい感覚に落ち入る。
「令和陸年(皇紀2684年)9月5日、記」
9月
4日,
2024年
《雅羅・/・襍懐古〝山羊歯Ⅲ〟❖ ’24-248 ❖》
《 北岳の羊歯 Ⅲ〝柊連朶〟 ❖ 1970~/夏 ❖ 》
“北岳”周辺のみに自生している羊歯類で自生個数少ない。
ヒイラギデンダ;
北半球の高山帯に見られるシダの仲間。
北半球の高山帯に見られるシダの仲間。
日本では山梨県の北岳の山頂付近にのみ自生している。
希少種の中でも極めて個体数が少ない。氷河期の遺存種。
近く絶滅が心配される絶滅危惧1B類に入れられている。
オシダの仲間だが、小型で葉が羽状に切れ込んでいる。
その縁がぎざぎざになっているのが特徴。葉にはつやがある。
「令和陸年(皇紀2684年)9月4日、記」
9月
3日,
2024年
《雅羅・/・襍懐古〝山羊歯Ⅱ〟❖ ’24-247 ❖》
《 北岳の羊歯 Ⅱ〝戸隠連朶〟 ❖ 1970~/夏 ❖ 》
“北岳”周辺には羊歯類も色々生育しているのだが、識別に苦労した。
トガクシデンダ(イワデンダ科)も中々識別出来なかった一つ。
回を重ねてなんとなく識別できるようになったが。。。
数十年も経っているのに未だ未だ未熟で明確に識別できないでいる。
最近、羊歯の勉強に参考にさせて頂いてるサイトが下記。
南アルプス北部個々のシダ/トガクシデンダ - 神奈川県のシダ植物
“北岳”周辺には羊歯類も色々生育しているのだが、識別に苦労した。
トガクシデンダ(イワデンダ科)も中々識別出来なかった一つ。
回を重ねてなんとなく識別できるようになったが。。。
数十年も経っているのに未だ未だ未熟で明確に識別できないでいる。
最近、羊歯の勉強に参考にさせて頂いてるサイトが下記。
南アルプス北部個々のシダ/トガクシデンダ - 神奈川県のシダ植物
「令和陸年(皇紀2684年)9月3日、記」