“里山散歩(一)!!”《襍感・/・野華‘17-03》

ヤマブキソウ(山吹草) ケシ科(Papaveraceae)
学名:Chelidonium japonicum Thunb

ハナイカダ(花筏) ミズキ科
学名:Helwingia japonica
キンラン(金蘭) ラン科(Orchidaceae)
学名:Cephalanthera falcata (Thunb.) Blume
ハンショウヅル(半鐘蔓) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Clematis japonica
サンリンソウ(三輪草) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Anemone stolonifera


※ ※ ※ ※ ※ ※
ヤマブキソウ(山吹草)
ヤマブキの花に似てる事で花名が付いたが、花弁5枚のヤマブキ、ヤマブキソウは4枚。
近い仲間に葉の切れこみが深いセリバヤマブキソウがある。

ハナイカダ(花筏)
葉の真ん中に花が咲き。花がいかだ(筏)に乗ったように見えることから名前が付いた。
若葉は山菜として天ぷらなどで食べる。雌花は一花、雄花は複数の花をつける。
雌雄異株で実を付けるのは雌株。実は熟すと黒くなる。

キンラン(金蘭)
野生のものは、山や丘陵地の林床にはえるが、今や絶滅危惧Ⅱ類 (VU)に指定されている。
銀蘭に対し黄金色の花が付く事で名ついた。葉は ササバギンランのように細く長い。
林床の日陰に自生し、花は晴天の時に開き、曇りや雨の日は閉じてしまう。

ハンショウヅル(半鐘蔓)
クレマチスの名前でおなじみのテッセンや、その原種であるカザグルマと同属。
つぼみは似ているが、開花姿は全く違う。
ハンショウズルやクレマチスの果実は、花の姿からは想像もできない。
センニンソウやボタンヅルと同じ仲間で、テッセン(クレマチス)もそっくりの種子。
火事を知らせる火の見櫓に付いてた鐘のことを半鐘と呼び、この鐘に形が似てる事で名付いた。
葉が3枚対生して付くのが特徴。センニンソウと同じで比較的平地に近い場所に生育する。
希少種にシロバナノハンショウズルがある。果実は、熟すと風で散布される。

サンリンソウ(三輪草)
ニリンソウより遅く開花する。又、必ず3つ花がつくとは限らない。
ニリンソウとの違いは花柄の根本に付いている葉に葉柄があるかで見分ける
ニリンソウが1本の茎に2個花がつくが、こちらは3個。
ニリンソウと違い、めったにお目にかかれないので希少価値が高い。
また、イチリンソウというのもある。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

雑用三昧の中、眼を休めそして足腰をより良い状態にと近間に散歩に出かける。
野の花達は、おおよそだが同じ場所周辺に、又例年通りの時期に顔を見せてくれて。
自然界での営みに出会え、楚々と咲く姿に癒やされ、ほっとする。
こんな生活ができる、感謝だ。
そんな思いを吹き飛ばす出来事が先週も勃発!!
北朝鮮が、またもや弾道ミサイルを発射、それは「新型の弾道ミサイル」だと。
なんともやりきれない。だが、核保有国が他国の核開発に反対、これもおかしい!?!
更には、国連って「日本」を貶める広報機関か???って唖然とする。
今の今でも不公平な裁定をする!?!偏見がまかり通っているではないか。

国連人権条約下の拷問禁止委員会が慰安婦問題で2015年の日韓合意の見直しを勧告した。
拷問禁止委員会のホームページによれば、「拷問禁止委員会に対する韓国代表団の書面回答」、
日韓合意について
「2国間の外交問題である“慰安婦問題”は、
日本政府が言及した措置が誠実に履行されるという“条件”で解決されるとの意味だ」と解釈。
一方、元慰安婦を支援する財団に日本が10億円を拠出した事実に関する記述はない???
韓国は2月に提出した報告書で過去に出された勧告に対する06~15年の実施状況を説明したが、
日韓合意には触れていなかった。
今月2、3両日に同委員会の審査を受けた際、
日韓合意に関する情報提供を求められたため、書面回答を提出したとみられる。
同委員会が日韓合意を持ち出した背景には、
3月20日に韓国の非政府組織(NGO)63団体が提出した報告書の存在があるようだ。
報告書は、韓国政府が元慰安婦の要求を無視して日本と合意を結び、
元慰安婦らに日本からの資金受け取りを勧めたため精神的苦痛や健康悪化に苦しむことになった
-との内容だった。
しかし、日韓合意時に元慰安婦と認定された46人のうち、
34人は財団を通じて日本の拠出金を財源とした現金支給の受け入れを表明。
すでに32人が受け取り、NGO側の主張とは実態が異なっている。

ジュネーブの国連欧州本部は、
NGOから人権侵害などの情報提供を積極的に取り入れて加盟国審査を行う。
拷問禁止委員会も人権状況を調査しており、
過去には日本に対する勧告で慰安婦を「性奴隷」と表現するなど、
NGO側の主張を基に改善を迫ってきた。

今回の勧告は韓国を対象にした審査で、日本が関与する余地はなく、
合意の履行状況に関する照会もなかった。
日本政府は勧告にかかわらず引き続き日韓合意の履行を迫るが、
韓国の書面回答に対し、政府関係者は「きちんと対応する」としており、
経緯を確認した上で抗議も含め対処する考えを示した。
《2017.5.13 産経ニュース、ネット掲載版より抜粋》

*   *   *   *   *
こうした報道を読むと、審査方法・内容等々、申請者のしたたかさが見える。
過去の日本・日本人の対応方法を改めざるをえないだろう。
空理空論・・理想論を言ってる場合ではないのが現況だ。
深刻に捉え、対応方法、対処を急ぎ検討すべきである。


※  ※  ※  ※


「大和市・泉の森2017/5/6」
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“庭の花(二)!!”《襍感・/・野華‘17-02》

タチカタバミ(立ち片喰・立ち酢漿草); カタバミ科(Oxalidaceae)
学名:Oxalis corniculata L. form. erecta Makino
別名・別読み: オッタチカタバミ
エアー フランス メイアンディナ(ミニチュア・ローズ)
作出年、1982年。作出国、フランス。作出者、Meilland(メイアン)
英名;Air France Meillandina。


※ ※ ※ ※ ※ ※

タチカタバミ(立ち片喰・立ち酢漿草)
林縁や林内、草むら等で見られる茎の立ち上がったものをタチカタバミと呼ぶ。
茎が、立ち上がるほかはカタバミと差異がなく太い直根がある。托葉も明瞭。
種子もカタバミと同じ形で、タチカタバミの種子は小さく、表面の皺が白い。
近い仲間には、アカカタバミ、ウスアカカタバミがある。

エアー フランス メイアンディナ(ミニチュア・ローズ)
ピンク色で瀟洒、小さい花だが可愛い花。
花色は淡いピンク色から濃いピンク色へと微妙に変化していく。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

世間一般では、黄金週間(ゴールデンウイーク)にあったようだが、、、。
僕は、4月より365日、(休)になった。
好き勝手に、而して雑用浸けになりつつある。
テレビを見る・新聞を読む、それらと全く乖離した日常を10年も続けてきた。
世の情報は、ネットから拾える。事象そのままに全世界の情報が瞬時にみれる。
書籍の断片すら読み出せる。よい時代になったものだと感じ入っている。
但し、情報の判断は難しい。時には判断ミスを犯して疑心暗鬼に落ちてしまう。
そんな中、最近テレビのニュース番組を観たり、新聞・報道記事を読むと、
明らかに意図的、恣意的に画像編集、記事編集されてると見えるものが多々ある。
正確なる真実報道がなされていない、左系だの右系だの好きに論評することは、良い。
だが「真実・・・正確な」意訳編集でない記事が中々見つからない。
真実・事実を鮮明にわかりやすく発信するのが、報道であるって思うことが多い。
個人の思想信条は、全き自由である。だが判断の基となる記事が偏向していては!!
異国の大統領選挙報道にして然り、事実に反することが平然と報道されている。
先に表明・表示した者勝ち、でいいわけ無い、と思うことしきり。
民意によって政治は動くというが、ある方向に先導するメディアが脅威だ。
これは、全世界的の事。隣国・我が国の事象を観ても“メディア報道”は、脅威だ。

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「大和市・居所2017/4/29」


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“憲法記念日!!”《凡声・/・叛逆のろれつ‘17-06》

故吉田茂邸、内門(兜門)
吉田茂、銅像

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神奈川県大磯町に故吉田茂(明治11年~昭和42年)元内閣総理大臣邸が復元新築され公開された(2017・4・1~)。
ご存知の通り吉田茂は、第二次大戦前には外務官僚を歴任し、
戦後の復興期、通算5期(6年2ヶ月)にわたって内閣総理大臣を務めた政治家である。
昭和26年に「サンフランシスコ講和条約」締結を実現させ日本の国際社会への復帰を果たす等々、
戦後復興を成し遂げ日本社会の方向性をつけた宰相である。
「吉田門下生」として池田勇人や佐藤栄作など、多くの後進を育て輩出させた。
旧吉田茂邸は、明治17年に吉田茂の養父健三が別荘として建てたもので、
吉田茂が昭和19年頃から生涯を閉じる昭和42年までを過ごした邸宅であった。
政界引退後も多くの政治家や外国政治家が訪ねている。
吉田茂没後には、大平首相とカーター米大統領の日米首脳会談が実施された場所
近代政治の表舞台としても利用された由緒ある場所だった。
平成16年頃より地元を中心に旧吉田茂邸の歴史文化遺産として保全・活用が検討され、
隣接する「県立大磯城山公園の拡大区域」として県が計画検討の最中、
平成21年3月、本邸が火災で焼失してしまった。
消失を免れた日本庭園や歴史的資源(兜門・七賢堂など)、
そして大磯丘陵に連なる貴重な緑地を保存活用するため、
同公園の拡大区域とし、平成21年7月に都市計画決定がなされた。
その後、「旧吉田茂邸地区」の事業に着手し、県が公園整備を行い、
旧吉田茂邸は大磯町が町有施設として再建することとなった。
兜門は、講和条約締結を記念して建てられた門で別名「講和条約門」とも言われている。
軒先に曲線状の切り欠きがあり、京都の裏千家の兜門と同じ製作者が造っている。
昭和29年に完成、屋根は「檜皮葺き」という、伝統的技法が用いられた貴重な建築物。
日本庭園は、昭和36年頃に完成、中心となる心字池を邸宅の正面に配置した池泉回遊式の庭園。
吉田茂嗜好の草木を取り入れ、色彩豊かな庭造りをしている。
七賢堂は、元々、明治36年に伊藤博文が明治維新の元勲のうち、
岩倉具視・大久保利通・三条実美・木戸孝允の4人を祀った四賢堂を
自身の邸宅「滄浪閣」に建てたもので、伊藤博文の死後、
婦人により伊藤博文を加えた5人が祀られ、「五賢堂」となった。
昭和35年に吉田茂邸に移設され、昭和37年に吉田茂が西園寺公望を合祀し、
吉田茂の死後、昭和43年に佐藤栄作の名によって吉田茂が合祀され「七賢堂」となった。
正面の扁額「七賢堂」の文字は、佐藤栄作元首相の書である。
吉田茂銅像は、昭和58年に「吉田茂、澤田美喜両先生顕彰建立委員会」によって建立された。
日米講和条約締結の地、サンフランシスコと首都ワシントンの方角に顔を向けていると言われている。
銅像付近の眺望は良く、富士山、伊豆半島、相模湾、房総半島などが一望できる。
「旧吉田茂邸地区」と称されるこの周辺は大正・昭和の雰囲気が色濃く残っている。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
戦後70周年と言う期にあって内外の情勢を真摯に思うと、
今の日本国・国民は、安泰な場で生活できている、と痛感する。
己の少しばかりの体験・経験だが、文明先進国と呼ばれる中で最も安心して暮らせる国だ。
島国だから、隣接国との地続き境界線がない。脅威は、切実に伝わってこない。
国内を眺めると、のー天気な、!?!な議論・報道がなされている。
極論・愚論だが、憲法記念日に思ったことがある。
憲法9条の条文さえあれば・・・、話し合いで解決・・・と論ずる識者に言いたい。
なれば、かつて祝祭日に門前に立てた国旗の様に条文を記した旗を以って外国に対したらどうか!!と。
「護憲」一辺倒で育った人間、70年安保闘争、成田空港反対闘争を身近に見てきた。
それらの経緯・結果に言及はしないが、まやかし・妥協の産物でしかなかった。
憲法初めとする法文、政治的政策についての真摯な議論検討は、無かった。
庶民と国家権力の対峙は、この70年来ほとんど変わっていないだろう。
体制、反体制でしかなく何かに対しての反対運動(闘争か)???
ただ単に反対のための反対で、そこには建設的な進展構築が全く見ない。
国会にして然り、沖縄の基地問題にして然りである。
隣国等の問題は、更に愚か!!国際法・国際的見地の下での議論がなされない。
国会って何!?!国会議員の素養、政治の体をなしておらない。与野党問わずだ。

個人的事だが、現役を退こうと、区切りをつけた。
だが、世の中は左傾化、これは、主要報道機関がそれに傾いているからか。
半世紀前のことですら検証もままならない、否、数年前のことでも釈然としない。
現実・事象の上に立って、今あるべき法文(憲法を柱に)を検討すべきだ。
「憲法改正」は、たった今すべきであると確信する。
個々人の意がいづることに期待するが、家族に対して僕の意見を言をうと思う。
そんな事をブログに綴っていこう。我が子に伝える為・・「家風」としてでもある。

吉田茂・・麻生太郎、岸信介・・安倍晋三、これらの方々を思うと因縁を感じる。
一日も早く憲法議論を、真摯なる検討議論を切望する。 
※  ※  ※  ※




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“国会審議!!”《凡声・/・叛逆のろれつ‘17-05》

「鍵」!?!

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

第一九三回国会、閣第二三号
主要農作物種子法を廃止する法律案
主要農作物種子法(昭和二十七年法律第百三十一号)は、廃止する。
附 則
この法律は、平成三十年四月一日から施行する。
理 由
最近における農業をめぐる状況の変化に鑑み、主要農作物種子法を廃止する必要がある。
これが、この法律案を提出する理由である。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
予算審議そっちのけで学校法人「森友学園」(大阪市)問題に終始した野党に呆れるが、
それ以上に怒りすら覚えたのがマスコミ・マスメデアの報道だった。
国の重要法案審議を報道せず、スキャンダル的問題を終始報道していた姿勢、
これは、マスメデイアの大失態というしかない。
そんな中で、今後の日本国内農業者にとって不利益と思う法案が可決されてしまった(衆議院)。
僕は、どちらかと言えば「保守」的感覚の持ち主だが、この可決には異議をもつ。
上記の「主要農作物種子法廃止」とは、なんぞや!!!一般的認知度も低い!?!
この廃止法案、農林水産省が基礎的食料である米、麦、大豆の種子を国が守って来た法制度をなくす案件だ。
種子供給の不安、外資系企業の参入による種子の支配を深刻に懸念する。
3月27日「日本の種子(たね)を守る会」の会合で「種子の自給は農民の自立、国民の自立の問題」、
「議員立法で種子法に代わる法律を制定することも食と農の未来のために必要」
等の提案があったのだが、報道はほとんどなされなかったのでは!?!

「種子法では、稲・麦・大豆の種子を対象として、
都道府県が自ら普及すべき優良品種(奨励品種)を指定し、
原種の生産、種子生産ほ場の指定、種子の審査制度などが規定されている」
日本古来の原種や優良品種を都道府県が管理し、農家に提供せよ、ということだ。
食の安全等を考える「当然の法制」だった。
種子法は、各地域に合った作物の種開発・普及を義務づけていた。
日本の食糧安全保障の根幹「種」を単にビジネス化せず、
農家に安価で優良な種を提供することを種子法が各自治体に義務付けている。
而して種子法は「遺伝子組み換え作物」の栽培を阻止する防壁でもあった。
遺伝子組み換え作物の栽培が普及してしまうと遺伝子組み換え作物の花粉が空中を舞い
在来種と交配してしまう。これはおおいなる危機である。
遺伝子組み換え作物の栽培に否定的なメキシコで、主食のトウモロコシの
「在来種」であるはずの種子から組換え遺伝子が発見された、と報告されている。
日本でも食産物では無いが、遺伝子組み換え作物栽培としてバラは栽培され始めている。
遺伝子組み換えについては、慎重に進めなければいけないはずだが、
短絡的・効率的安易さでビジネス化することに危惧する。
種子法のより良い改正なら納得行くが、「種子法の廃止」とは、何かを目論んで居る??
「遺伝子組み換え作物による汚染」、この文言を真摯に検討すべきと叫びたい。
米国では、大豆の94%が遺伝子組替え大豆、トウモロコシの93%が遺伝子組替えトウモロコシ。
世界の3大穀物のうち、残っているのは米だけである。米が狙われている!!
日本では、遺伝子組替え食品を危惧している人々が多くいる。
安全性に疑問を持っているのだ。遺伝子組替え稲の栽培は、日本では規制されている。
急ぎ廃案に追い込んだのはTPP問題もあったかもしれない。
ISD条項が含まれるTPPを国会で承認してしまったからだ。幸い、米国はTPP離脱したが(仔細は略)。
遺伝子組み換えに関しては、米国企業が多大なる専有・利権を有しているのが現実。
種子法の存在で我が国は、異国の民間企業の参入を阻止してきた。
これは、我が国伝統の農法を守ることにつながっている。
国の言う、各種法制度の国際標準に準拠する効率化!?!
戦略物資である種子・種苗を国は国家戦略・知財戦略として、
民間活力を最大限に活用した開発・供給体制を構築するとしている。
こうした国の見解は、日本の伝統的農法、特に米の生産処法をダメにしてしまう。
種子に関して民間企業の品種開発との調整・共存を模索すれば良いだけだ。
遺伝資源の維持・管理は、国内の問題と考えたい。
最近、農林水産予算は漸減している。
種子法が廃止されれば育種費用は間違いなくカットされる。
となれば品種の開発は民間に依存することになる。
奨励品種(その都道府県に普及すべき優良な品種)がなくなるかもしれない。
「遺伝資源の減少」、環境変化が激しい世の中で多様性こそが、
人類にとって安全を模索する最大の処方だと考える。
画一的貧化がもたらした過去の環境悪化でわかっているはずだ。
市場経済と食糧安全保障。。。!!食料という農作物だが、
経済的な農作物と、安全保障的農作物とは分けて考えるべきである。
今回の種子法廃止や世界の農業の現場で今起こっていることは、
これに逆行することである。
危惧するのは、米国の一社が、遺伝子組み換え穀物について「特許」を保有しており、
収穫した作物からとれた種子を播くことを認めていない。
毎年毎年、農家はその会社から種子を購入し続けなければならない。
違反すると、その社が、告訴する。
更には、遺伝子組み換え作物が安全かどうかは、
「実質的同等性」という不思議な基準で評価されている。
従来作物と「実質的」に同じであれば、安全とみなされる???
遺伝子組み換え作物が、既存食品と同様、安全という知見蓄積が不十分。
FDA(アメリカ食品医薬品局)は遺伝子組み換えに関する規制を、
企業のロビイー活動によって規制を緩和させてしまった。

 

経済評論家、三橋貴明氏は、ツイッターで下記のように記している。
『主要農作物種子法廃止(モンサント法)に反対する』2017-03-27 10:18:16
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「種子を握れば、我々の命を掌握できる。食糧を支配できるんです。彼ら(モンサント)は世界中の食糧を支配しようとしています」(「モンサントの不自然な食べもの」より)
 バイエルによる買収話が進んでいるモンサントですが、彼らのビジネスモデルの根幹は「種子の特許を握る」ことにあります。
 モンサントの遺伝子組み換えの種子と、除草剤ラウンドアップの組み合わせは、農業にそれこそ「生産性向上」をもたらしました。何しろ、ラウンドアップは、遺伝子組み換え穀物以外の雑草を、悉く枯らしてしまうのです。
 というわけで、農家にしてみれば、遺伝子組み換え種子を播き、年に数回、ラウンドアップを全面散布するだけで、雑草に悩まされることなく収穫の時を迎えることができます。
 モンサントは、遺伝子組み換え穀物について「特許」を保有しており、収穫した作物からとれた種子を播くことを認めていません。毎年毎年、農家はモンサントから種子を購入し続けなければならないのです。違反すると、モンサントの種子警察がやってきて、告訴されます。
 モンサントのモデルは、ラウンドアップとの組み合わせにより農家に「生産性向上」をもたらし、遺伝子組み換え作物への依存度を高め、特許料で儲けるというものなのです。
 遺伝子組み換え作物が安全かどうかは、「実質的同等性」という不思議な基準で評価されています。従来作物と「実質的」に同じであれば、安全とみなされるわけです。遺伝子組み換え作物については、既存の食品とは異なり、食べても安全なものという知見が蓄積されていません。
 本当に安全かどうか「分からない」というのが現実なのですが、モンサントはロビー活動により、FDA(アメリカ食品医薬品局)に遺伝子組み換えに関する規制を緩和させてきた歴史があります。 
ところで、我が国は遺伝子組み換え作物の商業栽培を認めていません(薔薇のみが例外)。
 もっとも、トウモロコシ、ダイズ、セイヨウナタネ、ワタ、パパイヤ アルファルファ、テンサイ、バラ、カーネーションの9作物については、一般的な使用が認められています。ただし、パッケージに「遺伝子組み換え」と表示する義務がありますが。
 また、我が国は優良な種子の生産や普及が、主要農作物種子法により政府、および地方自治体に義務付けられています。
 「公共インフラ」ともいうべき種子については、政府がしっかりと管理しなさい、という話です。
 この主要農作物種子法が、廃止に向かっています。
『自給支える種子法 斉藤氏 廃止法案に反対 衆院委可決
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-03-25/2017032502_03_1.html
 主要農作物種子法と農業機械化促進法の廃止法案の質疑と即日採決が23日、衆院農林水産委員会で行われ、自民、公明などの賛成多数で可決されました。機械化促進法廃止については、検査を農機具に限定する修正がされました。日本共産党の斉藤和子議員が、2法案と修正案への反対討論を行いました。 
 斉藤氏は、国の基本的・基幹的作物である稲、麦、大豆の優良な種子の生産・普及を国と都道府県に義務付けた種子法は日本の食糧自給を支えてきたもので、廃止は容認できないと強調。「種子の生産・普及体制を崩壊させ、外資系多国籍企業のもうけの場にされる恐れがある」と述べました。都道府県の知見を民間に提供することで遺伝資源の開放につながる懸念や、民間の開発コストの上乗せが種子の価格高騰につながる危険を指摘しました。(後略)』
 怖いことに、主要農作物種子法廃止法案について報じたのは、わたくしが知らべた限り、赤旗のみ。大手メディアは、完全黙殺です。
 後略部にありますが、政府の規制改革推進会議では、
「もう少し民間企業に対しての配慮が必要ではないかということで廃止させていただきたい」
との発言があったことを、共産党の畠山和也議員が告発しています。
配慮、が必要ということで、廃止。狂気の沙汰です。
そもそも、民間企業とは、それ「日本の企業」なのですか?てなもんです。 当たり前ですが、種子法が廃止されるからといって、例により何らかの外資規制措置が採られるわけではありません。
 主要農作物種子法とは、要するに「モンサント法」ではないのですか?
 安全保障とは、掛け算です。足し算ではないのです。どれか一つでも「ゼロ」になれば、安全保障は成立しません。
 我々が日常的に食する農産物の「種子」を、外資の遺伝子組み換えに握られる。これもまた、食料安全保障の崩壊なのです。
 改めて思いますが、この種の国民の安全保障に決定的な影響を与える法案が、全く大手マスコミから報じられない。種子法廃止に加え、この事実上の情報統制に、わたくしは恐怖を覚えます。
 改めて、事実上のモンサント法としか思えない、日本の食糧安全保障の根幹である主要農作物種子法の廃止に反対します。
 改めて思いますが、この種の国民の安全保障に決定的な影響を与える法案が、全く大手マスコミから報じられない。種子法廃止に加え、この事実上の情報統制に、わたくしは恐怖を覚えます。
 改めて、事実上のモンサント法としか思えない、日本の食糧安全保障の根幹である主要農作物種子法の廃止に反対します。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


日本の独自性・伝統手法を継続する。
これは、農業の将来を考えても重要な事であり単に効率だけの問題ではない。
永く培ってきた種子を大切にし、より良き施策を講じるに尽きるということである。
※  ※  ※  ※




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“庭の花(一)”《襍感・/・点描‘17-09》

クロッカス
ムスカリー
ツタバウンラン
ニホンタンポポ
ハナニラ
サギゴケ


今年は、天候・気温が低い日が続きお花見期間が長かった。
先月、オオカンザクラを観、我が家周辺の桜も先週まで見れた。
時間に余裕が持てない、雑用が思いの外片付かない日々だ。
散策に出かけられず、庭の草花を愛でる日々。ここ1ヶ月の花。
最初は、クロッカスやムスカリーが顔を見せていた。
次にツタバウンラン、ニホンタンポポ、そしてハナニラ・サギゴケ。
野放図な庭にサギゴケが、かなり広範囲に広がりを見せている。
小さな草花、それぞれは、近寄ってみると実に瀟洒である。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
ライフワークに終わりはないだろう。しかし、節目で区切りをつけるのも必用か。
諸々の整理するために飛び回っていた。出先で重要かつ、ほっとした報道を目にもした。
南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣されてる陸上自衛隊の施設部隊が撤収される、と。
撤収は5月末、その後も南スーダンPKO本部への自衛隊員の派遣は継続するらしいが。
自衛隊が担当しているジュバ(首都)の施設整備が、一定の区切りが付いた。
安倍首相は「南スーダンの国づくりが新たな段階を迎える」と,
情勢の変化が撤収要因あるとしていた。
日本政府の適切対応と言えることではあるまいか。
「産経新聞」の大内清中東支局長は、南スーダンの情勢が今後、一層悪化するという見方を紹介している。
南スーダンでは、キール大統領派とマシャール元第1副大統領派が対立、政治的・軍事的にも不安定。
3月にスワカ元副参謀長が武装勢力「国民救済戦線」を結成した。
スワカ氏は「あらゆる手段でキール氏を排除する必要がある」と主張、国内の治安は、更に悪化する恐れは強い。
(3月11日「産経新聞」より抜粋記載)
南スーダンでの対立は、ディンカ族とヌエル族の部族対立が、大きな要因とされている。
更には、キリスト教徒とアフリカの伝統宗教(アニミズム)の人々の対立もある。
南スーダン情勢の悪化に、カトリック教会の総本山であるローマ教皇庁(法王庁)が人道的介入の動きを示している。
2月26日にフランシスコ教皇が、地元のキリスト教会からの要請に応えて南スーダン訪問を検討していると発表した。
この訪問が、内戦に宗教対立の要素も加わり、泥沼化するリスクがある。
大量の石油埋蔵量が在る南スーダン、経済的な問題も加味されるのか。
北スーダンには、ISやテロ組織アルカーイダに共鳴している過激派もいる。等々諸般の情勢悪化が知らされている。
今回の陸上自衛隊の施設部隊撤収は、冷静に判断を下した安倍政権の良識対処と思う。
異国の実情を見聞きしていたら、西欧でテロが発生しだした。
米国の爆撃行為が報道され、更には我が国周辺も不穏な情勢になってきた。
ついにドイツ国内でもテロ行為が起こった。
そして、我が国であった「サリン」事件を思い出す殺戮事件があった。
そんな事象を我が国の国会議員は、如何にとらえて居るのだろう???
国民の安全を如何に処するか、検討にも入っておらないように感じる。
野党国会議員は、何を考えているのか、理解にに苦しむ。
※  ※  ※  ※


「居所の庭、2017年3月~4月」

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“早春譜”《襍感・/・点描‘17-08》

オオカンザクラ(大寒桜・安行寒桜)バラ科(Rosaceae)
学名:Cerasus x kanzakura 'Oh-kanzakura'
伊豆高原駅近くのオオカンザクラの並木路


今年は、早、桜の開花宣言があったが、暫く前に早咲き桜を観る機会を持った。
伊豆半島東側に伊豆高原と呼ばれる地域が在ってよく訪れている。
が、伊豆高原駅周辺を散歩したことはなかった。駅からの桜並木は数キロに及ぶ。
カンヒザクラとオオシマザクラの種間交配であるオオカンザクラの並木を見れた。
サクラの開花予想より早く開花するオオカンザクラだが河津桜・寒桜の後に開花する。
淡い紅色の花、萼筒は光沢ある鐘形、萼片は卵状三角形の綺麗な桜だ。
大寒桜は、安行寒桜とも呼ばれる。埼玉県川口市安行で栽培されはじめた故か。
花は一重の五弁、やや下向きにつき、完全に開かない。
寒桜よりも花がやや大きいことからオオカンザクラと名付けられた由。

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今年は、僕にとっては節目の年で、諸々の整理するために飛び回っていた。
出先で、重要かつ、ほっとした報道を目にした。
南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣されてる陸上自衛隊の施設部隊が撤収させる、と。
撤収は5月末、その後も南スーダンPKO本部への自衛隊員の派遣は継続するらしいが。
自衛隊が担当しているジュバ(首都)の施設整備が、一定の区切りが付いた。
安倍首相は「南スーダンの国づくりが新たな段階を迎える」と情勢の変化が撤収要因あるとしていた。
日本政府の適切対応と言えることではあるまいか。
「産経新聞」の大内清中東支局長は、南スーダンの情勢が今後、一層悪化するという見方を紹介している。
南スーダンでは、キール大統領派とマシャール元第1副大統領派が対立、政治的・軍事的にも不安定。
今月6日にはスワカ元副参謀長が武装勢力「国民救済戦線」を結成した。
スワカ氏は「あらゆる手段でキール氏を排除する必要がある」と主張、国内の治安は、更に悪化する恐れは強い。
(3月11日「産経新聞」より抜粋記載)
南スーダンでの対立は、ディンカ族とヌエル族の部族対立が、大きな要因とされている。
更には、キリスト教徒とアフリカの伝統宗教(アニミズム)の人々の対立もある。
南スーダン情勢の悪化に、カトリック教会の総本山であるローマ教皇庁(法王庁)が人道的介入の動きを示している。
2月26日にフランシスコ教皇が、地元のキリスト教会からの要請に応えて南スーダン訪問を検討していると発表した。
この訪問が、内戦に宗教対立の要素も加わり、泥沼化するリスクがある。
大量の石油埋蔵量が在る南スーダン、経済的な問題も加味されるのか。
北スーダンには、ISやテロ組織アルカーイダに共鳴している過激派もいる。等々諸般の情勢悪化が知らされている。
今回の陸上自衛隊の施設部隊撤収は、冷静に判断を下した安倍政権の良識対処と思う。
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「2017/3/15 伊豆高原」


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“春一番!!・仏の座”《襍感・/・野華‘17-01》

ホトケノザ(仏の座) シソ科(Lamiaceae/Labiatae)
学名:Lamium amplexicaule L.
別名:サンカイグサ(三階草)

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春の七草「ほとけのざ」と同名だが、葉が仏の蓮華座を思わせる事で付いた名。
畑の中や周りに、絨毯をしきつめたように群生する。
ヒメオドリコソウによく似るが、蓮華座は、花の向きが上向き。
ホトケノザは秋に芽吹き、ロゼットで冬を越す。
ロゼット、根から直接葉を出して広げるさまを意味する。
陽に暖められた熱を摂取する仕組みで、日本語では根生葉と呼んでいる。
ロゼットの語源は、バラの花を上から見た形を意味している。
別名三界草(さんがいぐさ)と呼ぶ。階層状の葉っぱと花である故。
2がつ頃から開花し始め5月末頃まで、と花期は長い。
半円形の葉が、茎を取り囲んでつく様子を蓮華座(れんげざ)に見立てた。
春の七草の一つ“ほとけのざ”は、キク科の「田平子」(たびらこ)を指す。
海岸から山の上まで、開けた辺りあちこちで見かける。
畑をピンクに彩るのは、ホトケノザとかヒメオドリコソウだ。
「セリ ナズナ オギョウ ハコベラ ホトケノザ スズナ スズシロ これぞ七草」
有名な源氏物語の注釈書「河海抄」の中に上の記述が在る。
平安時代から食べられている若菜についての記載があり、中に春の七草の記述がある。
ただし、和歌の構成にして「これぞ七草」としたのは後世の人である。
この「河海抄」の中のホトケノザを現代のホトケノザと思ってしまうが、
実際に料理して食べてみた学者もあり、全く食用にならないと説明している。
それ故に春の七草「ホトケノザ」は、タビラコを指すとするのが一般的である。
早春、赤紫の小さく可愛い花を付け、青色のオオイヌノフグリ共々早春の散歩道を彩る。
この花は、したたかな生存戦略を持つ。他家受粉の開放花と自家受粉の閉鎖花を同時に持ち、
種の先にアリが好む成分(エライオソーム)を付けアリに種を運ばせる機能を持つ。
自然界の妙だが繁殖の為の手段にはおそれいる驚かされる。
葉が仏座に似、又、花が段々に咲く為サンカイグサ(三階草)とも呼ばれる。
往古に西欧から渡来した帰化植物と考えられている。
四角い茎と唇形花を持ち、シソ科の特徴をよく表す。又、強い繁殖機能に驚かされる。
※  ※  ※  ※

今年の“春一番(強風)”が吹いた前後、色々な事象があった。
国内外の諸問題。そして猛毒の神経剤VXを用いた殺人事件。
これらを思うと、国会審議に呆れる!!
言葉尻りを捉えて、事の本質に迫らない、否、蔑ろにしてはいまいか!?!
時世は、動き、対応・予防措置が最優先されてしかるべきだ。



「大磯町国府本郷付近で出会った華」

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“季節の花・寒木瓜”《襍感・/・点描‘17-07》

カンボケ(寒木瓜) バラ科(Rosaceae)
学名:Chaenomeles speciosa
別名:ヒボケ(緋木瓜)
白花木瓜も見応えがある。
美しい物には、棘がある!?!

花の少ないこの季節、生け垣に見る赤・白の花は、通行人に安らぎを与えてくれる。
ボケは、沢山の園芸品種があるし秋には香りのいい実をつけ、楽しませてもくれる。
椿や早咲桜の影に隠れがちだが、バラ属の特徴を持った可愛い花である。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
カンボケ(寒木瓜)
花が秋から冬に咲くことから「寒木瓜」の名が付くが、
春になるとさらに咲く花が増え、葉も出揃う。
新宿御苑ではヒボケ(緋木瓜)の名前が用いられている。
緋色とは「炎のような色」という意味で、英語ではスカーレットか。
ツバキ程ではないが、2~30本の雄蕊が束になるし、花もツバキより小さい。
黄色く熟したボケの実は、ジャムや果実酒になるらしい。
江戸時代より多くの園芸種が作り出され、現在では200種を超えるという。
漢字で「木瓜」と書く様に実が瓜に似てる。それ故に木瓜(もっけ)が訛って「ぼけ」。
ボケ(木瓜)の花言葉に『妖精の輝き』とあるが由來は不明。
日当たり・水はけ・水もちのよい場所を好むといわれるが、日陰でもしっかりと花をつける。
育てるに容易だが、病害虫の被害にあうことが多いが、葉が枯れても株自体は枯れない。
我が家では、樹形が暴れやすい・トゲが鋭い等で、裏庭の垣根として鎮座している。
薔薇に比べ和風な雰囲気があって好きな花だ。
※  ※  ※  ※

国際情勢を傍観していると、自国ファースト、自分ファーストが目につく。
「和」の精神。日本のあるべき姿と言えようか。
我が国の立ち位置として相手を思い遣った対応・対処は何かを模索したい。
だが、余りにも「自国ファースト、自分ファースト」が強く議論が咬み合わない。
妥協ではなく、真摯な議論の積み重ねが必要と痛感する。
ここ数週間に出会った異国人との個人レベルでもこうだ。
ましてや国と国、国際複数国家間での議論は、複雑と推察する。
一庶民・国民として時の動向を冷静に観ている必要は、あるだろう。
今の時代、報道機関のあり方は、各社の主張であって、客観的事実報道ではない。
幸い、全世界の様々な報道が、ネットを介して見ることができる。
それを見て、分析・判断するのは、個々人だ。表層面だけ見ての右往左往は、やめよう。
世界情勢は、刻一刻と変化している。それをしっかりと見極めねば、、大変な時代って思う。

「2月15日/鎌倉材木座」

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“降雪の後//建国記念日”《凡声・/・叛逆のろれつ‘17-04》

先週末の雪、色々な所で降雪被害が出た。
お見舞い申し上げます。
住まいいる我が地は、安泰だった。
そんな折、日本の外交で新たな幕上げがあった。
良き方向に向かうことを切望したい。


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
2月11日は、「建国記念の日」。1967年(昭和42年)から実施された国民の祝日。
我々年代では、「紀元節」と奉祝されてきた戦前の表現が先に出てくる。
建国の日ではなく、建国を記念する日としたのは紀元節の語感を払拭するために由!!
「建国をしのび、国を愛する心を養う」という趣旨。

国民一人一人が、古きからの先人の努力に思いをはせ、さらなる国の発展を願う祝日。
四季折々の豊かな自然に恵まれ長い歴史を以って日本固有の文化や伝統を育んできた。
五穀豊穣(ほうじょう)を祈り、田畑をともに耕し、水を分かち合い、
乏しきは補い合い、人々が共に手を携え助け合う、質実な社会を築いてきた。
知恵と創意工夫、自然に向き合い、自然との調和を図って、農耕的「和」の感覚だった。
科学技術の発展を進め、さまざまな分野において人類の営みにも貢献し始めている。
長い歴史の中で、わが国は、幾度となく、大きな困難や過酷な試練に直面したが、
その都度、先人達は、勇気と希望をもって立ち上がり、
たゆまぬ努力により平和で豊かな国を築き上げ、自由と民主主義を守り、人権を尊重し、
法を貴ぶ国柄を育て国民一人一人のたゆまぬ努力の礎の上に、今日のわが国の発展がある。
私たち今を生きる世代には、こうした先人たちの足跡の重みをかみしめ、
困難な課題に対しても未来志向で乗り越えていく努力を積み重ねながら、
この尊い平和と繁栄を次の世代に引き継いでいく。
日本、そして世界の平和と繁栄のために能う限りの力を尽くしていく大きな責任があるだろう。
伝統を守り、同時に、変化を恐れずより良い未来を切り拓く。。。
「建国記念の日」を迎えるに当たり、私はその決意を新たにしております。
以上、為政者の弁を抜粋引用させて頂いた。

そんな折、我が国にとって新たな国際関係の幕上げ的なことがあった。
安倍晋三首相は、トランプ米大統領と会談、共同記者会見で日米同盟強化の決意を表明した。
仔細は、置いて、新たな日本の立ち位置を世界に発信出来た事は喜ばしい事だ。
折しも日本では「建国記念の日」であった。感慨深い出来事だ。
半世紀前の60年・70年安保闘争を肌身で感じていた僕にとっては、時の流を痛感する。
そして、表面的事象に流されず深慮・慎重に粛々と外交を進めて頂きたい。
昨今の隣接国の処方を危惧するものとしては、身内的沖縄が気にかかる。
若いころよりしってる、八重山・石垣諸島が心配だ。
沖縄本島の事は聞こえてくるが、沖縄の首長が、八重山・石垣諸島を言及しないのは???
異国の大統領が、領土問題に触れているのに、県下の事を表明しない首長ってなんだ、と思う。
改めて、尖閣列島は日本の領土と、資料等を調べ思う。今年は、憲法を深慮する年と感じる。
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“節分・立春”《襍感・/・点描‘17-06》

サクラソウ(桜草) サクラソウ科(Primulaceae)
学名:Primura sieboldii E.Morr.
別名: ニホンサクラソウ(日本桜草)
紅白しぼり??(園芸種)

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
 節分(せつぶん)二月三日は、立春の前の日を表す言葉。
立春・立夏・立秋・立冬の前の日のことを指す。
旧暦では立春の頃が一年の始めとされ、最も重要視されていた。
(旧暦の元日は立春の頃で、立春の日とは限らない。)
立春を新年とすると、節分は大晦日にあたる。
それ故か、節分のことを「年越し」という地方が在る由。
又、節分に行われる豆まきは、宮中行事の追儺(ついな)と
寺社が邪気を祓うために節分に行う豆打ちの儀式が合わさったものらしい。
豆まきの時「鬼は外。福は内」と唱えるのが一般的か!!
観音様の前に鬼はいないということから「千秋万歳福は内(せんしゅうばんざいふくはうち)」、
とか、「鬼は外」と唱えない寺・神社・地域がある。
豆まき、炒った豆を神棚にお供えした後、その豆を年男が「鬼は外、福は内」と大声で唱え撒く。
家庭では、一家の主がまき、災いを追い払う。
蒔き終わったら、そのまいた豆を年の数(または年の数+1)だけ食べ、1年の無病息災を願う。
追儺(ついな);
文武天皇の頃に中国から伝えられたといわれている宮中行事。
弓矢などで悪鬼・疫癘(えきれい)などを追い払う行事のことで、
平安時代は、陰陽師たちにより宮中において大晦日に行われていた。
江戸時代になって「豆まき」として庶民に広まった。
そして、立春(りっしゅん)・・・はるの気たつをもってなり
立春は、2月4日頃。および雨水までの期間。
旧暦ではこの日が、1年の始めとされており、決まり事や季節の節目はこの日が起点となる。
八十八夜、二百十日、二百二十日も立春から数える。
冬至と春分の真ん中で、まだまだ寒いが、暦の上では旧冬と新春の境い目でこの日から春になる。
梅の花が咲き始め、徐々に暖かくなり、春の始まりとなる。
立春の早朝、禅寺では、入口に「立春大吉」と書いた紙札を貼る習慣がある。
厄除けとして、家の鬼門にこの紙札を貼ることもあった。
「寒中見舞い」は立春の前日まで。以降は「余寒見舞い」(2月下旬頃まで)と称している。
「立春大吉」の文字が左右対称で縁起が良く、一年間災難にあわないといわれている。
年によっては、旧暦の正月の前に立春を迎えることがあり、これを年内立春といい、
立春が旧暦の正月(旧正月)以降に来る場合は新年立春という。
旧暦の元日=立春の日ではない。

こんな季節、節目の頃に顔を見せる花、サクラソウ(桜草)。
別名をニホンサクラソウ(日本桜草)という。
花弁5枚が一般的、花の色、形がサクラに似る多年草。
家庭で良く見るのは、プリムラという園芸種のセイヨウサクラソウ。
サクラソウは、日本各地に自生していた野草。
だが園芸品種が多く、日本固有の園芸品種もある。
全体に白色の軟毛が多い。葉は根生し、惰円形でしわが多い。
葉縁は浅く切れ込み、長い葉柄がある。
花は淡紅色、花冠は基部が細い筒形、先が深く5裂して平開しさらに先が2裂する。
雄しべが長いもの、短いものの2タイプある。
花期は、4~5月が一般的だが野草は2がつころから咲き始める。
日本では四国を除く各地に自生が見られるようだ。
土地開発等で絶滅危惧Ⅱ類(VU)、東京では絶滅、埼玉県では絶滅危惧ⅠA類(CR)。
埼玉県ないの荒川河川敷(田島が原)の大群落は、国の天然記念物に指定されている。
※  ※  ※  ※

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