《 “鮮橙黄色”!?!❖ 20-28❖》

ハナサフラン(花サフラン)   アヤメ科(Iridaceae)
学名:Crocus vernus (L.) Hill
別名・別読み: クロッカス、ハルサフラン

《庭草花(1)・_・初春⇔寒咲きクロッカス??》
ハナサフラン(花サフラン);
秋咲きサフラン、春咲きクロッカス(ハナサフラン)、 クロッカスクリサンツス冬咲き種。
園芸種は、数知れず。沢山のハイブリッドがあり、Dutch hybrid等と呼ばれている。
ハイブリッド種は比較的花が大きく、春に咲き、観賞用に栽培される。
小花で冬から開花するゴールデンクロッカス Crocus chrysanthus(黄色系統原種)、
秋咲き原種、園芸種等々、日本ではクロッカス属全体をハナサフランと呼んでいる。
ハイブリッドはDutch crocus、large flowering crocus、giant crocus、spring crocusと云う。
花は、3週間ほど咲き、夜に閉じ、朝に開き、曇りや雨では開かない。

キバナサフラン;(yellow crocus ) Crocus flavus Weston= Crocus gargaricus Herb.
開花は秋又は早春。花に芳香があり、鮮濃黄色、ワイングラス形。

ゴールデンクロッカス(寒咲きクロッカス);
Crocus chrysanthus (Herb.) Herb (snow crocus, golden crocus) 。
ハナサフランより花や球茎が小さく、開花は早春。花は鮮橙黄色、椀形。

サフラン; Crocus sativus L 地中海東部原産。、英名は saffron , saffron flower。
 花柱と柱頭の黄色の染料(saffron dye)が薬用、料理に使われる。秋咲き。

サフランモドキ;Zephyranthes carinata はメキシコ原産。紅紫色の花で夏咲き。

イヌサフラン(コルチカム) ;Colchicum autumnale ヨーロッパ中南部から北アフリカ原産。
9月頃、ピンク色の花を束生する。


#植物

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《 “食材と器の妙!!”❖ 20-27❖》

土筆の玉子とじを盛りつけた器。

《 “ツクシ(土筆)と飛び鉋!!” 朴訥・/・視感》
スギナ(杉菜)=ツクシ(土筆)、今年は見つけられなかった。
ツクシは、短命。 胞子茎だが、食材としても春を代表してるか。
例年、当たり前の様に森の中で失敬していたが、今年は無し。
ちょっと残念だが、来年は何処かで探せるだろう!?!
そんな心配より稀少植物の環境が悪化したことが心配だ、、、。
*     *     *     *     *
残念な気持ちを引きずり熱海に出掛け、和食の妙に舌鼓。
気分よく帰宅すると、知人がツクシを沢山届けてくれていた。
如何に調理する!?!って。久し振りにわくわくする。
家内と色々考えて、「土筆の玉子とじ」を作ることにした。
それに似合う器、盛り付ける器を何にするか??
好きな器を選んでいると、俺を使えって出てきたのが画像の器。
飛び鉋と云う技法を用いた表情が、どこと無く野草に合うではないか。
飛び鉋(とびかんな)って、木材を削り出す鉋とは違う。
反発性の良い古時計のゼンマイを加工したものを使ったりする。
それを轆轤(ロクロ)で回して器に刃先をあて巧みに削っていく。
熟練の成せる技。連続した模様は、刻印したように器面を削っている。
この技巧、九州の小石原(こいしわら)、小鹿田焼(おんた)が有名。
民窯と呼ばれている窯だ。同様の形で焼き物を沢山造っている。
創作的一品物ではない。職人と呼ばれる人々が同じ物を造っている。
だが、同じように見えるが、焼き具合等で微妙に違う(それがいい^^)。
又、そうした器の中に窯変等で、見事な姿を見せるものがある。
古いものだが、国宝に指定されてるものもある。用と美の極致だ。
日常で使う和食器とは申せ実に瀟洒で、食事をより楽しませる。
食器を選ぶのも楽しい。食卓を盛り上げる演出でもある。
旅先での食事、見事だった。が、身近な山菜での食事もいい。
#ブログ

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