ソメイヨシノ(染井吉野) バラ科(Rosaceae)
学名:Prunus x yedoensis
エドヒガンとオオシマザクラの人工交配で作られたソメイヨシノ、
自身の花粉では実はできず山桜や大島桜の花粉とでは実ができる。
日本には桜の自生種10、自然交配種20、園芸種は、300位ある。
最近、染井吉野は、大島桜江戸彼岸の一種コマツオトメとの交配!?!
その可能性が高い、と発表された。
染井吉野とは、江戸時代に染井村(東京都豊島区)の植木屋が作出したもの。
桜の葉は、綺麗に紅葉する。
昨今、紅葉と言えばイロハモミジ等が人気を集め、観光的に様々に植裁されている。
艶やかですばらしい。が、桜・染井吉野の紅葉も捨てたもんじゃないって思う。
桜の落ち葉、その風情は、なんとも艶っぽい。
地面に散り、一日ぐらい立った頃の水分が残ってしんなりとした風合い。
木についている時に比べて、一段と赤みや黄みが増し、しっとりと美しい。
桜の落ち葉を手に取って触れるがいい。あの心地よさ、ひんやりとした触感。
而して一枚一枚異なった色合いの微妙さに、新たな感動を持つ。
自然の美は、深淵である。
11月24日誌「伊豆高原さくらの里2014・11・10」