“水辺の仙人!?!”《襍草 ・/・古往今来295》

“水辺の仙人!?!”《襍草 ・...

スイセン(水仙)   ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)
学名:Narcissus tazetta var. chinensis
別名: ニホンズイセン(日本水仙)、ニホンズイセン、セッチュウカ(雪中花)、ニワキ
英名:Chinese narcissus

今年は、年頭から雪に見舞われた。それ故か、庭の花が目覚めない!?!
おまけに散策する時間もなく「日誌^^)」が溜っていた。
久し振りに里山や公園に出向いてみると、ヤッパリ緑はええなぁ~~~と。
樹々に小さな新芽が・・・池のほとりには小鳥も。
相変わらず異様な(自分的)カメラマン達。
満喫して・・・帰ろうとすると花壇に「水仙」が顔を見せてくれてた。

スイセンの白い花びらは6枚に見える(画像ではわかりづらい(-_-;)。
が、内側の3枚が花弁で外側の3枚は萼片。
内側に見える副花冠と呼ばれる黄色のカップ状の花弁、実に良いアクセント!!
中に3本の雄蕊、更に中に3本の雄蕊が、と結構複雑な形をしている。
地中海沿岸原産。古い時代に中国を経て日本に入ってきたらしい。
関東以西~九州の海岸に野生化していると参考書にあった。
以前、伊豆爪木崎の群生地でみた姿は、バレリーナの共演と言った趣があり清楚だった。
「水仙」水辺に咲く仙人と漢名がついたと聞く、がヤッパリ・・・バレリーナ!!
古くは、小野蘭山『本草綱目啓蒙』9(1806)に、
「水仙 セツチウクワ下学集 ハルタマ大阪 キンダイ房州 今ハ通名」と。
又、「此の物、卑湿の処に宜し。水を缺くべからず。故に推薦と名づく」と(李時珍『本草綱目』)。
学名・属名・英名は、ギリシア神話に現れる美少年ナルキッソス Narkissos から。
学名の種小名 tazetta は、イタリアの小型コーヒーカップ、花の形から。
英名を daffodil というものは、ラッパズイセン。
唐代以前にシルクロードを経て伝わった水仙は、薬草としてもたらされた由。
九条良経(1169-1206)の色紙にその姿が見え、『下学集』(1444)にその名が見える。
根茎等にリコリンを含み、有毒と、資料にあった。
   其にほひ桃より白し水仙花(芭蕉,1644-1694)
ギリシア神話に現れる美少年ナルキッソス Narkissos 。
この神話に歌われるスイセンは、クチベニスイセン N. poeticus だとか。
Narkissosのnarke(麻痺、昏睡、無気力などの意)・・スイセンの有毒な鱗茎に因む。
若い頃、アメリカンフォーク等の歌に魅了されて。。。!
中に「七つの水仙」(Seven Daffodils)と訳された歌がある。
1957年にモダン・フォークの草分け的グループ、ウィーバーズ(The Weavers)、
リー・ヘイズ(Lee Hays)とフラン・モズリー(Fran Moseley)が作り、
1964年にブラザース・フォア(The Brothers Four)に歌われ大ヒット。
ディック・フォーリー(Dick Foley)、、、懐かしい。
“And I will give you music and a crust of bread
 And a pillow of piny boughs to rest your head”
今の時代にこんな思いあるだろうか???
(Daffodils・・・ラッパズイセンのこと)
 

1月22日誌「藤沢市・長久保公園」

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“夢待桜!?!”《襍想 ・/・古往今来295》

先日、久し振りに海岸近くの公園... 先日、久し振りに海岸近くの公園に立ち寄った。
野の花は、殆ど休眠状態??だったが、富士山がとっても綺麗に見えた。
そんな場所に、「夢待桜」の苗木が植えられていた。
「夢待桜」??初めて聞いた名前、咲くのが楽しみだ。
どんな桜か、と帰宅して検索してみると花自体は余り紹介されていない。
“夢待桜!?!”《襍想 ・/・...


公園でみた苗木、今年は、花を付けないかもしれない??
「夢待桜」を想うと、それこそ夢膨らむ。
検索していて感慨を新たにする記事に出会った。
感慨・・・、阪神淡路大震災、あれからもう20年の月日を数える。
被災した知人に何も出来なかった悔いが、未だに消えない。

先の東北大震災のきずあとは未だまだ癒えておらずだ。
復興しつつあるが、、、。。。
「夢待桜」を検索してたら、被災に関する記事が見えた。
“防衛白書<VOICE>災害派遣へのお礼の贈呈式”という記事。
災害時の自衛隊の活躍に畏敬の念を持つ。
自衛隊への議論は、色々あるだろう。。。
過去・経緯ではなく、現実~将来に向かっての存在意義を模索すべきだ。
基地問題にして、沖縄だけが問題ではない。
横須賀・厚木飛行場を知るものとしては、それこそ各地に分散すべきと思う。
「夢待桜」綺麗な名前だ。私利私欲を考えさせてくれた桜の園芸種!!

1月21日誌「藤沢市・長久保公園」

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“捕食!?!”《襍観 ・/・古往今来294》

「イソシギ」「ハマシギ」どちら... 「イソシギ」「ハマシギ」どちらか??はたまた、別種か??


この季節、里山等で植物とニラメッコをするに一寸気が引ける。
メタボリズムのように静かに眠っている??時に邪魔っておもうから。
その点、浜辺は色々な出会いがあって楽しい。

地球の中で生きているいきもの、人間は、その中の一員に過ぎない。
動物界で頂点にあって、他の生き物を下に置いてるやに見ゆる人間が、
主義主張で殺戮を繰り広げている。
そんな現況を目のあたりにすると、今の世にあって人間は愚か!!って思う。
「足る」を知らない、わかっておらない・・弱き者の「あがき」と映るのだ。
「法」「戒律」「宗教」とはなんぞや・・・!?!


鳥達の捕食姿を見ていて想ったことだが、
鳥達の姿に「固有の能力を」、一つ一つの行動に「無駄がない」と感心した。


1月20日誌「藤沢市・片瀬西浜」

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“捕獲!?!”《襍観 ・/・古往今来293》

両足にしっかりと掴んだ魚。 舞... 両足にしっかりと掴んだ魚。
舞い上がった途端に急旋回。素早い。


波打ち際から10メートルもみたない所を回遊してる魚。
釣り人は、地形・魚の通り道を経験則で探る。
この鳥達は、上空から一気に捕獲する。
一瞬の出来事・・・見事だ!!

1月19日誌「藤沢市・片瀬西浜」

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“2015成人祝い”《襍観 ・/・古往今来292》

“2015成人祝い”《襍観 ・...


毎年、恒例の催し、仲間で成人者を祝う寒中神輿。
睦仲間で始めたのがいつしか小正月的な行事に。
「禊(みそぎ)」を改めて思える日。

1月18日誌「江ノ島東浜海岸」

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“紅要黐”《襍観 ・/・古往今来291》

30年以上前の画像で。。。(-... 30年以上前の画像で。。。(-_-;)


ベニカナメモチ(紅要黐) バラ科
学名:Photinia glabra
別名: アカメ

あでやかな赤い新芽で目を引く垣根になった。
日本原産の常緑樹で薄赤いのが カナメモチ、
カナメモチと オオカナメモチ を交配して作られた
セイヨウカナメモチ (レッドロビン)は、ドギツイ程に赤い??
だが、色で区別するに甚だ困難。
品種を総称してカナメモチ、あるいはアカメと言う由。
雌雄異株ではないのに花を付ける木と付けない木がある。
画像の前の木には花がつくが後ろ側のには、花がつかない。
記録(日記)資料には、レッドロビン(ベニカナメモチ) [Red Robin]
前か後ろがカナメモチだとか??
いたずら好きな母は、2種類を植え我々に判断させようとしたらしい!!
今となってはどちらがどちら・・・???
要黐(カナメモチ)も大要黐(オオカナメモチ)も日本原産だが、
アメリカで育成されたので西洋要黐(セイヨウカナメモチ)??
ベニカナメモチ(紅要黐) は、春先に葉が紅葉し、冬に緑色となる。
何とも面白い木だ。

※ブログル友達の題目拝借m(._.)m(^з^)!!※


1月17日誌「鎌倉・稲村ヶ崎」

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“海岸前の橋”《襍観 ・/・古往今来290》

“海岸前の橋”《襍観 ・/・古...


小田急江ノ島線の終点・片瀬江ノ島駅は、湘南海岸の玄関と言った感じ。
境川の河口でもあり、江ノ島へ続く所でもある。
その架け橋が画像の橋。
朝夕の雰囲気・色傾向ってある気がする。
趣ある場所・・・お気に入りの橋の一つ。

1月16日誌「小田急江ノ島線・片瀬江ノ島駅前」

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“光と色”《襍観 ・/・古往今来289》

上画像は、朝。下画像は夕方。 上画像は、朝。下画像は夕方。

「残骸」・・・「色」
浜辺・波打ち際に見える物。無用のものが殆どだが。。。!
こんな光景に出会う事がある。
恐ろしいほどに、美しい!?!
何とも云えない色合い。自然の恩恵である。

1月15日誌「鎌倉市・稲村ヶ崎」

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“護美!?!”《襍観 ・/・古往今来288》

上・・朝、下・・夕。 上・・朝、下・・夕。


「護美」・・ごみ、ゴミ、塵 等々。
海岸に極普通に見れる光景だが、切り取ってみると絵になる。
朝に・夕に、、、、色合いまで違う。
願わくば、自然に還る素材に心したいが??


1月14日誌「藤沢市・片瀬西浜」

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“初春の植裁植物(2)”《襍木 ・/・古往今来287》

ロウバイ(蝋梅)... ロウバイ(蝋梅)
ソシンロウバイ(素心蝋梅) ソシンロウバイ(素心蝋梅)

里山の中に移築された古民家の脇に植裁された「蝋梅」の2種類。
ロウバイ(蝋梅) ロウバイ科(Calycanthaceae)
学名:Chimonanthus praecox (Calycanthus praecox;Meratia praecox;Chimonanthus fragrans)
別名: カラウメ(唐梅) ;英名 Winter sweet

ソシンロウバイ(素心蝋梅) ロウバイ科(Calycanthaceae)
学名:Chimonanthus praecox form. concolor

ロウバイとソシンロウバイとの違いは、ロウバイの花芯が濃い赤紫であること。
亜種のソシンロウバイは、中心部まで同じ色。
名前は蝋細工の梅に似た半透明の花というのが一般的だが、
臘月(陰暦12月)に花を咲かせるという説もある。
素心蝋梅の名は、茎にはスポンジ状の白い芯があり、これが「素心」の名前の由来。
野生は比較的少なく、今日では広く各地で栽培する。少し芳香がある。



1月13日誌「大和市・泉の森」

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