“節分草”《襍草 ・/・古往今来328》


セツブンソウ(節分草) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Eranthis pinnatifida Maxim.(Shibateranthis pinnatifida)

日本固有の花、属名のEranthis(エランティス)は、ギリシャ語で「春の花」の意。
和名は早春に花を咲かせるのでついた。でも節分の頃より少し遅く咲く(自生地の話)。
花弁に見えるのはガクで、実際の花弁は中にある小さな黄色い雄しべ状の蜜槽と呼ばれるもの。
奥秩父、両神村や栃木県星野町(日本の北限)にセツブンソウの群生地がある。
山地の木陰などに群生する姿、森の妖精達の乱舞に映る。
木の葉が茂って暗くなる5月頃には種子が散布され、地下の塊茎に栄養分を貯め、
地上部は枯れて翌年の2月まで眠ってしまう春植物。

2月24日誌「筑波山麓」
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