那須高原特産の芦野石で造られた石の美術館
石材を生業としている石蔵を使って、日本でも有数の設計家に
依頼して美術館を
この意気込みと、生き様に眩しいものを感じた
アップした画像に厠があるが、便器や給水施設以外は
全て石造り
蔵を巡る通路は水を張った上に作られている
「石の美術館」
建築 : 隈研吾建築都市設計事務所
構造 : 中田捷夫研究室
施工 : 建築/石原工務店、石工事/白井石材
所在地 : 栃木県那須郡那須町芦野
用途 : 美術館
主体構造 : 組積造
竣工 : 2000年
美術館へのリンク
石の美術館
全国各地に「私」の美術館や博物館が多くあります
公的な施設は維持管理や経費は税金を投入して賄っています
「私」の場合は企業や個人の負担が大きく、廃止の施設も
出ています
価値のある施設には、公的な援助やボランテイアの協力がし易い
システムが構築され、今後も多くの国民の共有財産として
残していって欲しいものです
設計 「隈研吾」
隈研吾設計の「那須歴史探訪館」は和風の雰囲気を存分に取り入れ
遮光のスクリーンはワラ(稲藁)をタタミイアワシ状に糊づけした
ものである
自然光の柔らかさを醸し出している
道を間違えた事に感謝
隈研吾設計の「石の美術館」を訪ねた
標識を見間違えて、狭い小路へ
和風の建築物がある
「那須歴史探訪館」
訪れる人は誰もいない
尋ねると、この建築物の設計も「隈研吾」
諸橋の名前を冠した美術館
ゼビオの経営者が収集したダリの作品を中心に展示されてある
冬期間の閉鎖を終えて、秋までの開館である
今回はパリの広告作品 ロートレックなどの作品が特別展で
展示されていた
生憎、館内は撮影禁止
フロントだけが可能であり、窓からは磐梯山が望める
サルバトール・ダリの作品は常設展示されている
諸橋近代美術館
週刊ダイヤモンド 5/15号に「アップル 丸かじり」の特集と
「アートビジネスの舞台裏」があった
偶然、会津若松から猪苗代を回り、諸橋近代美術館に立ち寄った
これまでも、この美術館の前は通ったが、素通りで入った事は
なかった
今回、訪れて素晴らしい建物と内容で満足を得た
諸橋近代美術館
目黒にある東京都庭園美術館は「朝香宮邸」を利用した
アールデコ様式の建物を利用しています。
猪苗代にあるこの別邸は「有栖川宮」の過ごされた建物です
現在は福島県の管理になり、一般公開されています
天鏡閣
江戸時代から続く、「からくり人形」
古い民家を使った喫茶店兼ギャラリーで、古文書から
復元して動くものを作成
今回、陳列して展示しています
このようなテクノロジーが今日の日本の繁栄を齎した事は事実です
平和な安定した国情と、国民の向上心と勉学意欲がここまで
昇華したものでしょう
日本には様々な手技を使ったモノ造りが伝統的に伝わっています
伝統工芸と言うと、古い感覚を感じますが「クラフト」と
外国語に置き換えると、モダンに感じます
古くから日本に伝わる、曲げ木の技術
篩(ふるい)、裏ごしは今は金属製のものが出回っています
液体を入れて、貯蔵や運搬には昔から苦労しました
大きなものでは、樽を作ったものです
酒造業や醸造業では大きな樽が使われました
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