日本にいると日本国内でほとんどのものが十分にあって、日本は本当に治安もよし、みんな仲もよいし、企業同士もいがみ合っていないし、とにかく全てが住みやすい、生きてゆきやすい、イライラしない環境だと感じます。
そのせいか日本の多くの人(若者)は海外に出ようとはしません。私が留学した30年前のほうが多くの日本人がアメリカに来ていたような気がします。シアトルで見れば、日本の商社は撤退か縮小、日本の銀行は撤退。大企業もプロジェクト単位で来ることはあっても、本当に長期でアメリカでがんばろうというところは少なくなってしまいました。
日本という国がそれだけ住みやすくなったのでしょう。それに比べて中国人や韓国人のアメリカでがんばろうという(無茶な部分も少なくないのですが)姿勢には驚かされます。日本が豊かになることは良いことですが、休みが増える、仕事が楽になる・・・これが本当の豊かさなのでしょうか。不安になることも少なくはありません。
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