久しぶりにCDでも借りようかと、ツタヤに行ってみると、
CDラックが2つしか無く(全部で3面)、置かれているのは
40年位前からの定番とも言える音楽家のものと、
最近の音楽家のものが、少しだけある状態だった。
それを見た瞬間に、あぁ、もうレンタルCDは消える運命だなと思えた。
もしかしたら、年内とかに無くなってしまうかもしれない。
もう、レンタルCDは、音楽配信サービスに完全に負けたと思う。
残された少しのCDは、音楽配信サービスを利用できない層向けなんだと思う。
無料でほぼ聴きたい音楽は聴けるし、いい音だと思う。
ただ、いい音とは言え、ストリーミングだと通信状態によっては音質は変化する。
試しに音源波形で比べてみようと思い、同じ曲で比較してみた。
ストリーミングの音源は、ダウンロードが可能なものの、暗号化がされているのが
常識なので、ダウンロードしたものは対象ストリーミングサービスのアプリでしか
聴くことはできない。
(暗号化を解除するソフトは存在するが、解除する事は違法となる)
ダウンロードはせず、PCで再生した音をPCで録音する形で音源化した。
(テレビの音をテープレコーダーで録音する様な感じ)
一度空気に触れる様な感じで録音するから、若干は音質は落ちるものの、
CD音源との差は、火を見るよりも明らか。
この違いを知ると、CDで聴きたくなる。
30~40年前(1990年代)は、コンポの前に座って音を聴いていた時代だけど、
今はスマホで済ませているのかもしれない。
確かにスマホの音楽再生性能は高く、綺麗に聴こえる。
個人的に、昔に単品でアンプ、スピーカー、CDプレイヤーを揃えて
聴いていた者としては、それでは少し味気ない。