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(通称”CPCC”) は、チャーリーパーカーの演奏を学び、自己の音楽表現を向上させようというサックスプレーヤーの集まりです。

2005年3月12日に石森管楽器地下ホールで発足会を行ない産声を上げました。

参加はサックスをこよなく愛し、チャーリーパーカーを学びたい方ならどなたでも大歓迎です。

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復刻版 音色のこと その5

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今回は、C#とDの音色を近づける実験 その4
リードにふれる唇の面積を変えて音色を変える実験です。
これは、音色を変える方法には効果絶大です。
試してみてください。

これは2004年9月24日のブログを見直したものです。

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前回は、マウスピースをくわえる深さを変えて音色を変えるというお話でした。

今日は、また違った方法で音色を変える方法をお話しします。

では、いきましょうか


● C#とDの音色を近づける実験 その4 音色を変える方法 その2

1.音色を変える1つの方法として、リードに触れる下唇の面積を変える方法です。

これは、とても音色を変化させるために大切なことです。

昨日のお話は、マウスピースをくわえる深さですから、ある程度決まったらあまり融通がきかないものです。

以前ダブルリップの人が、マウスピースを出したり引いたりして吹いているのを見たことがありますが、シングルリップやファットリップでは、あの芸当はできないです。

C#の音に限らず、どの音域でも使えますので体で覚えてください。 そうするとこのような音が出したいと思ったときに、自然に出せるようになります。

では、いきましょう

(1) 低音を出したときに、少しだけリードに当たる下唇の面積を広げてみてください。

具体的なやり方は、下唇はそのままにして、下あごを少しだけ引くんです。

下の歯を引くといった方が分かりやすいかな?

そうすると下唇のリードに触れる面積が増えます。

面積が増えるとリードを少し浅くくわえたことと同じになるのと、下唇のクッションでリードの振動が押さえられます。

それで、音色が柔らかくなるんですね。

あまりやるとサブトーンになってしまいますので、ビーという倍音が少し消えるくらいでいいです。

低音のC#でやってみて、その口で、指を離して中音を吹いてみてください。 以前よりも音色が柔らかくなると思います。

でも、この下あごを引くやり方は、引けば引くほど、サブトーンになればなるほど、お腹の圧力が必要になってきますので、しっかりとお腹で支えてあげてください。

他の音域の音でも同じです。

(2) 他の音でもやってみましょう

こんどは、中音のC#を吹いて、同じように下あごを引いてみてください。

音色が変わるのが分かると思います。

ついでに、引くだけじゃなくて、ゆっくりと出したり引いたりしてみましょう。

音色が変わると思いますが、このようにして音色を変えるんですね。

低音の方が分かりやすいと思いますので、いろいろと試してみてください。

これは1つの方法で、他のやり方としては、マウスピースに対する息を入れる角度を変えたり、口の中の面積を変えたり、圧力を変えたり、喉をわざと狭めたり、マウスピースをくわえる力をめいっぱい緩めたり、横から締めたりとたくさんの方法がありますし、それらを複合的にやることもあります。

演奏する曲想に合わせたり、フレーズによってニュアンスを変えたりするのに、音のイメージを作ると何となくその音に近づいていくものです。 でも、いろいろ試して覚えないといけないですが・・・

今回は、音色を良くする方法 #5 実験その4として、とても大切なリードに対する下唇の面積を変える方法 のお話でした。
#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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復刻版 音色のこと その4

スレッド
今回は、C#とDの音色を近づける実験 その3
マウスピースの加え方を変えての実験です。
試してみてください。

これは2004年9月23日のブログを見直したものです。

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音色って作り出すのが難しいんですよね〜 私は、いろいろなアプローチをしてきました。 大切なことは、音を良くしたいといつも思うことと、こういう音が出したいというイメージを持つことです。 プロの演奏を聴いていて、このようなことを言うと大変失礼なんですが、その音はないんじゃないの! 俺よりひどい音出してプロ? と思うような人もいます。 難しいフレーズや格好いいフレーズをいくら吹かれても、ひどい音では台無しです。 音は大切にしたいものです。

昨日は、サックスの音にはたくさんの音が混ざっている・オーバートーンのさわり・オーバートーンを使った実験 のお話でした。

今日は、サックスの音色でとても悩む、そのC#とDの音色を揃える実験方法その3 音色を変える方法 をお話しします。

では、いきましょう

● C#とDの音色を近づける実験 その3 音色を変える方法 その1

1.音色を変える1つの方法として、マウスピースをくわえる深さを変える

浅くすれば、倍音が押さえられて柔らかい音になります。

深くくわえれば、倍音がたくさん出て明るめの音になります。

でも、極端にやると分かりますが、あまり浅いとこもったようになりますし、深くくわえればビャーというトリッキーな音になってしまいます。

先週の日曜日、私の家まで公園で練習しているアルトサックスの音が聞こえてきました。 明らかに深くくわえすぎのビャーという音で吹いているのが分かりました。 音が飛び散っていて、そばにいる人はうるさいだろうな〜 って感じの音です。 教則本などには、1〜1.5cmくらいのところと書いてありますが、人によって歯のかみ合わせも違うので参考程度にしてください。 出てきた音で判断しましょう。

深くくわえすぎて、音がビャーてなっている人は、少し浅くくわえてください。

そして、くわえ方を変えながら、実験のその1、その2をもう一度やってみましょう。

低音から高音まで、バランス良く鳴らせるくわえ方で、C#とDも音色があまり変わらないところを見つけてください。

次回は、音色の変えるもう1つの方法をお話しします。
#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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復刻版 音色のこと その3

スレッド
今回は、C#とDの音色を近づける実験 その2
オーバートーンという倍音をつかっての実験です。
試してください。

これは2004年9月22日のブログを見直したものです。

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今日は、サックスの音色でとても悩む、そのC#とDの音色を揃える実験方法その2です。

では、いきましょう

● C#とDの音色を近づける実験 その2

1.サックスの音にはたくさんの音が混ざっている と オーバートーンのさわり

今回のやり方は、簡単なオーバートーンを使った方法です。

サックスの音にはたくさんの音が混ざって、音色を作っているんですね。 例えば一番低音のBbの音には、オクターブ上のBb、中音のF、2オクターブ上のBb、その上のD、F・・・ というようにたくさんの音が混ざってBbの音色を決めているんです。 Bの音だと、Bbの倍音の半音上、CだとBbの1音上・・・ となっています。 ただ低音Eから上の音では、あまりできないです。

たくさんの音が混ざっていることが信じられないかもしれませんが、そうなんです。 私もスペクトラムアナライザーという周波数分析装置を使って実験したことがありますが、サブトーンのような暖かい音は、高い音の倍音が少なくて、明るい音では高い音まで倍音が豊かです。 分かっていましたが、ちゃんと確認もしたんですよ。

この、たくさん混ざっている音を 【倍音】 といいます。

この倍音をコントロールできれば、音色も変えられるということになります。

オーバートーンとは、一番下のBbを出して、そのままの指で、オクターブ上のBb、中音のF、2オクターブ上のBb、その上のD、F・・・ と倍音を1つずつ出してあげる練習方法です。 ここでは、オーバートーンの練習の仕方や詳しいやり方・コツなどは、まだお話しませんがいずれお話しいたします。

2.オーバートーンを使った実験

では、いってみましょう

(1) 低音のC#を吹いて、そのままの指で、オクターブ上のC#を出してください。 圧力を少し上げれば出ると思いますが、お腹からの圧力で暖かい息・ウォームエアーで柔らかく出してください。

(出ない場合は、よくない方法ですが、中音のDを吹いて、低音のC#の指で中音のC#を出します。 そしてオクターブキーを外します。 なぜあまり良くないかというと、口が締め気味になるからと、口内の広さが狭まるからです。)

(2) 低音C#の指でオクターブ上の音が出たら、その音色をよく覚えます。

(3) そのままの口で、指だけ全部離して、中音のC#を出します。 音程は気にしないでください。

(4) この方法をゆっくり繰り返して、低音のC#でオクターブが出るようにしてくださいね。 オクターブを出すためにアンブシュアをあまり変えないで、圧力を使ってください。

(5) 感じがつかめてきたら、圧力や音色をどうやったら音色が近づくか、いろいろと試してみてください。

低音のC#でオクターブを出した音に全開のC#の音色を近づけるんですが、低音を出しているように、中音を吹くイメージでやってみてください。

音の大きさも、最初は大きく出さないとでないと思いますが、徐々に小さい音でもオクターブのC#が出るようにしてください。 これができるようになったら、お腹から出す圧力がついてきた証拠ですよ!

どうでしょうか? このオーバートーンを使った音色を良くする方法も、1つのアプローチの仕方です。

オーバートーンは、とても音質を良くするためには有効な練習方法です。 私は何年もかかって少しずつできるようになりました。 これができるとフラジオなどは、とても楽に出せるようになりますので、今はできなくても是非C#だけでも良いので続けてほしいと思います。
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復刻版 音色のこと その2

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今回は、音色で悩むC#とDの音色を近づける実験 その1です。

これは2004年9月21日のブログを見直したものです。

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今日は、サックスの音色でとても悩む、そのC#とDの音色を揃える実験方法をお話しします。

では、いきましょう

● C#とDの音色を近づける実験 その1

低音を出すときには、口を締めていると出づらいので、たいていの人が少し緩めています。 この少し緩めたアンブシュアを利用して、中音のC#を出して音を丸く出す方法です。

本当は、低音のアンブシュアで上の音まで吹けるようになるのが理想なのですが、始めたばかりのサックス奏者には、とても難しいことですね。 でもお腹の圧力でサポートできるようになると、音色も下から上まで変わらず、音程もずれなくなります。

1.低音のC#を吹いて、その音色をよく覚えます。 お腹からの圧力と暖かい息・ウォームエアーで柔らかく出してください。 暖かい息のイメージで柔らかく出してくださいね。

2.そのままの口で、指だけ全部離して、中音のC#を出します。 音程は下がると思いますが、それでもよいです。 低音のC#は出しづらいので大きな音になってしまうと思いますが、中音のC#の音も大きくなってもかまいません。

3.慣れてきたら、だんだん小さい音にして、やってみてください。

4.今度は、低音C# → G#(左手小指はC#の指のままでOKです) → 中音C# → 中音D → 中音C# → 低音G# → 低音C# とゆっくりやってみましょう。 この時はアンブシュアを変えないで、息の圧力だけ気にしてください。 C#で音がふらつかないように圧力でサポートします。 この方がC#を吹きやすいと思います。

このアルペジオは、変なコードですが気にしないでください。 気になる人は中音DをEbにして練習しても良いです。

どうでしょう アンブシュアを変えなければ、普通に全開のC#をいきなり吹くより音が丸くなりませんか?

音が丸くなって、中音Dとの差が縮まった人は、低音のC#のアンブシュアを、いきなり中音のC#を吹くときに思い出して矯正していってください。 矯正というのは、中音C#の音がおかしいと思ったら、低音C#−中音C#と復習してアンブシュアを思い出すことです。 繰り返しやって体に覚えさせてくださいね。

でも、その音色がいいとは言えないかもしれません。 この圧力のかけ方を覚えれば、他の方法で音質改善できますので安心してください。 この方法は、後ほどお話しします。

今日は、サックスの音色について#2 C#とDの音色を近づける実験 その1 でした。
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復刻版 音色のこと その1

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今回は、音色のことです。

素晴らしいフレーズを吹いても、変な音では訴えるものが少なくなります。 ただ一つの音を吹きのばすだけで心を揺さぶられる素晴らしい音もあります。

音色は私の永遠のテーマです。

これは2004年9月20日のブログを見直したものです。

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今日は、サックスの音でとても大切な、音色のお話です。

この音色を良くするには、サックスを吹くために必要なこと全てが関係してきますので、すぐに良くなるとは考えない方がいいですね。

必要なこととは今までお話しした、姿勢・アンブシュア・呼吸・イメージなどです。

これから音色を良くするお話をしますが、いろいろな角度から方法をお話しいたしますので、皆さんもいろいろと試してみてください。

すぐにできないことも沢山あると思いますが、継続することが音色を良くする最善の解決方法です。

では、いきましょう

● 音色ってなに?

音色というのは、楽器から出てくる声です。 って何いってるの? と言われそうですが、私達が話したり歌ったりしたときの声って、知っている人の声なら誰のものだか分かりますよね。 サックスの音も同じで、一人一人全く同じ音はないんですね。 これが音色なんです。

透き通るような声、甘い声、優しい声、怖い声、ムーディーな声、力のある声、泣きそうな声、怒鳴る声など、同じ人でもいろいろな声をその時の感情で出すことができるのと同じで、サックスでもいろいろ音色を変えたり、ビブラートの巾などを変えたりして表現できるんですね。

誰が聞いても、聞きづらい音やうるさい音など不快な音は出したくないですよね。 始めた頃は、バイオリンが上手く弾けないのと同じです。 誰が弾いても同じような音しか出ませんが、練習していくにしたがってうるさくない音に変わってきます。

音色を創るのは、自分のサックス声を創ることなんですね。


● 最初に気がつくのは、開放の中音C#(ド#)とD(レ)の音色の違い

これには私も何年も悩まされました。 音色だけでなく音程も違いすぎて締めたり緩めたりして、挙げ句の果ては、この楽器は音程が悪い とサックスの責任にしていましたが、とんでもなくて、自分の吹き方が悪かったんです。

音色と音程をごまかすために、開放のC#のときに、右手のキーを押さえて強引に音をこもらせて、音程も下げていました・・・ これでは、根本解決になっていないし、早いパッセージの時は、この技(?)が使えなくて、C#だけ音が飛び出していました。

どっちに合わせたらいいの? と言われたら、C#は音が広がらないように芯のある音にして、こもり気味のDをスカッとさせて中間にするように と言います。

他の音もあるので、どちらにも合わせようがないです。 なぜこのような音色の違いが出るか説明しますね。

音色がなぜ違ってしまうか?

1.指を開放する中音C#

マウスピースから入った音が、ネックをとおして本体を響かせますが、キーの穴からほとんど音が抜けてしまうので、本体が響かず音が広がってしまう。

楽器の抵抗が一番少なくなり、お腹の圧力がなくても簡単に出るので、音が広がってしまう。

2.中音D

音色で一番苦労するのが、このD、Eあたりかもしれません。

マウスピースから入った音が、ネックから本体を通って響かせますが、楽器の抵抗に負けて楽器が響かせられなくて音がこもってしまう。

楽器の抵抗に負けてと言うのは、お腹からの圧力が楽器を響かせるほど出せていないということです。

C#からDに上がったときは、抵抗のないところから急に抵抗がかかるので、圧力がかけられないこともあげられます。

逆にDからC#に下りてきたときは、急に抵抗がなくなるので息が入りすぎて、鋭い音になったりしてコントロールが効かない音になりがちです。

 ここで、圧力と音の大きさについてお話しします。

圧力=強く吹く(大きく吹く) っていうことではないんですね。

大きな音になるにしたがって、少しは圧力も強くなりますが、小さな音でも音がふらついたり、遠くまでちゃんと音を届かすために、お腹の圧力で支えてあげるということなんです。

小さな音のときに息の量は減らしますが、息のスピードは変えないんです。

お腹の圧力もなくなって、口先だけで小さい音を吹くと、自然ビブラートがかかったり、音程が悪くなったり、音に芯がなくなるのでダメなんですね。

お腹の圧力で支える っていうのは、イメージ的には、小さいポンプを押して、チョロッと中の水を飛ばすんじゃなくて、大きなポンプで、ギュッと押して細く遠くまで水を飛ばす感じかな?

ルー・タバキンさんのいい方を借りれば、暖かい息・ウォームエアーでしっかり出すことなんです。

私の話には、圧力がたくさん出てきますが、文章で表現するのは難しいです。 違う角度から説明することもありますので、よくわからない方は、また別の機会の説明を参考にしてください。

今日は、サックスの音色について#1 音色ってなに? と 最初に気がつくのは、開放の中音C#(ド#)とD(レ)の音色の違い、圧力と音の大きさについてのお話でした。

具体的な、C#とDの音色を揃える方法は、次回お話しいたします。
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ワオ!と言っているユーザー

復刻版 ケースのこと

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ケースのお話しです。

文中にも追記しましたが、ラニオンブルースの革製テナーケース探しています。 譲っていただける方はご連絡をお願いします。 Comments にメッセージを入れていただくか、http://groups.yahoo.co.jp/group/bird_cpcc/ のグループ管理者の連絡先 にご連絡をお待ちしています。

これは2004年9月19日のブログを見直したものです。

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今日は、サックスケースのお話です。

最近のケースは、とても軽くなっていて、色も選べたり良いものが多くなってきました。

私が始めた頃は、木製のものがほとんどで、とても重いものが多かったです。

私のマーク7のテナーケースは、アメセルの木製ケースでしたが、重くて取っ手が壊れてしまいました。

古いケースは、セルマーのものでもネックが入る部分とU字管の2点で支えるものが多く、落とすとサックスが曲がってしまうものでしたね。

初めてアメリカに行った32年前は、ケースの中にたくさんの詰め物をして飛行機に乗せましたが、仲間のセルマーバランスアクションを持っていった人は、羽田に着いたとき(当時はまだ成田空港ができる前です)楽器が曲がってお釈迦になってしまいました。

ほとんどの古いケースは、クラリネットが入ったり、フルートが入ったりしてマルチケースが多かったことも重くなる原因かもしれません。

ビックバンドが多かったので、そのようなケースが必要だったんですね。

最近は、単独のケースが多くなっていますが、ソプラノも一緒に入ったりするダブルケースもあります。

先日、テナーとアルトのWケースを見ましたが、衣装ケースのように大きくて、とても持ち歩けるものではないですね。

私の持っているビシャーは83年前のケースですが、スポンジを入れて楽器全体で衝撃を吸収するようにしています。

ケースは、留め金がダメになってきたら、付け替えた方がよいですね。 持ち運んでいるときに開いて楽器を落としてしまいます。

ケースカバーは、ケースが開くことを防止するためと、ケースが傷つかないために使っていますが、譜面が入るポケットが付いているのでとても便利です。


● ケースの種類

ケースには、ハードケース、ソフトケース、フライトケース、複数の楽器を入れるWケースやトリプルケース、手に持つだけではなく、肩からかけられたり、リュックのように背負うタイプなど、いろいろなものが発売されています。

面白いのもに、イタリア製のEL SAXCOの楽器ケースは、そのままミュートケースになって、ネックだけ出して、両側の開いた穴から手を入れて練習できるのものです。 あまり防音効果がないのと、音色がかなり変わるので、ちょこっと練習するくらいでしょうか?

サックスミュートでは、特許をとっている、サキソフォーン・ミュート「ミューサク(Mu~sax)」というものもあります。  ネックのマウスピース側にcapというものを付け、ベルにcupという蓋のようなものを装着することで弱音します。 でも、この製品は低音のB、Bbが出なくなるのでどうでしょう? 今はアルトサックス用のみで14000円するようです。http://www.grand-duke.jp/musax.html

e-saxというアルトのミュートケースがありますが、これは発売されてすぐに購入しましたがなかなか優れものです。 この大きさでかなりの音を吸収してくれるので夜でも何とか練習できるレベルです。 ただ夏はケースの中に手を入れるので汗が出て暑くなってしまいますし、低音は少し出しづらく、左手サイドキーも少しやりづらいですが、少し音を出して指の練習には問題ないレベルです。 http://www.ishimori-co.com/esax.html

オレッグのエアーバックはとてもユニークで、エアーを入れるチューブがあって、エアーによって衝撃を吸収するものです。 風船のようですが、混んだ電車でもあまり気を使わなくて良いかもしれません。 気圧によってふくらみが変わるので、高いところに行くときはエアーの調整が必要です。

メーカーも、BAM、SKB、VBV、C.C.シャイニー、TomArtBags、GigBag、GALAX、WICINA、JuliusKeilWerth、EL SAXCO、グローバル、アルティエリ、ギャラックス、プロテック、ノナカ、セルマー、リッター、オルトラ、楽器メーカーのものなど沢山あります。
ラニオンブルースの本皮ケースのアルトを持っていますが、とても軽くて持ちやすいです。 テナー用が欲しいのですが、ボロボロでも良いので持っている方は譲ってください。

● ケース取扱いの注意

ケースには、専用のものと汎用のものがあります。

買ったときに付いているメーカーのものは、その楽器にあったように内張ができているので、専用タイプといえます。

ただし、専用ケースでも質の悪いものもあります。

そのようなときは、汎用タイプに変える必要がありますね。

その時の注意点です。

1.自分の楽器にあったケースを探す。

サックスは、メーカーやモデルによって形が違うので、ケースに入れたときに浮いていたり、きつかったり、サイドキーなどが押されている場合は、他のものを試してみるか、改造が必要になってきます。

楽器を入れたあとに振ってみましょう。 揺れるようなら浮いています。

ほとんどのケースは、スポンジやウレタン、発泡スチロールなどが緩衝材に使われているので、内張を切って削ったり綿やウレタンなどを入れたりして改造ができます。

スポンジは加工しやすいのですが、劣化してくるとボロボロになるので、長期間は使用できないです。

フライトケースの場合は、かなり押さえられるものが多いので、圧迫されていないかよく確認した方がよいですね。

止め方がジッパータイプのものは、左右から押すと少し凹みますので、よく確認しましょう。

ネックもケースに入れたときグラグラしないようにした方がよいですね。

大切なサックスを守ってくれるケースなので、楽器にあったケースを選びましょう。

あまり、詰め物をしすぎるのもよくありませんが、一度自分のケースを確認してみましょう。

2.持ち運びについて

手持ちの場合は、フライトケースなどでもよいのですが、ソフトケースの場合は、押されると楽器に力がかかり曲がることもありますので注意が必要です。

電車や車に乗るときも、振動がなるべく楽器に伝わらないようにしてあげてください。

車のトランクに無造作に入れると、カーブやデコボコ道で、楽器がトランクの中で揺れますので注意が必要です。 できれば、後ろの座席に寝かせて置いてシートベルトを付けたり、動かないように助手席を倒してあげるか、楽器の左右に何か置いたり、ブレーキを踏んだときに前に落ちないようにして置いた方がよいですね。

トラックなどで運ぶときは、楽器を逆さまに置かないように注意して、揺れが少ない前の方に置いた方がよいです。 できれば、毛布などを巻くと更によいですね。

サックスのキーを塞ぐものもありますので、キーがバタバタするのを防ぐためと、タンポとホールの馴染みを守る意味でも使用しても良いかもしれません。

私も持っていますが、ケースに入れると当たるので、今は使用していません。

長時間運ぶ場合は、コルクや固めのウレタンでキーを塞いでもよいと思います。

飛行機に乗せる場合は、取扱い注意のシールを貼るのはもちろんですが、それでも投げられますので、楽器とケースの間になるべく隙間がないようにして、ケースの上にエアキャップ(プチプチ)などを巻いてケースカバーをした方が安心です。 特に国際線の場合は、できれば手持ちでいきたいですね。 あとは保険をかけて祈るだけです。

年に1度くらい天気のよい日に楽器ケースに入っているものを全て出して、掃除機でゴミを取ってあげたり、干してあげたり、ふたの蝶番を確認したりして、楽器と同じようにケースも可愛がってあげましょう。

ついでに、クリーニングスワブなども洗ってあげましょう。

でも、マウスピースは間違っても、綺麗になるからといって歯磨き粉を付けて磨かないでくださいね。
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復刻版 ストラップのこと

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ストラップのお話しです。

これは2004年9月18日のブログを見直したものです。

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今日は、ストラップのいろいろなお話をしたいと思います。

● ストラップで音質に影響するって本当?

これ、意外に知られていないと思いますが ”本当” です!

なぜかといいますと、サックスを下げるわけですから、その重みの一部がストラップをかけた首にかかります。

そうすると、首に掛けているストラップが、喉を絞めちゃうんですね。

喉が締ると、息が出てくる気道が圧迫されて細くなります。

折角、喉を開けるように吹いているのに、ストラップによって喉の開きが狭められてしまうんです。

その結果、もっとよい音が出るのに、ストラップが邪魔をしてしまうんですね。

だから音質に影響するんです。


● ストラップの種類は?

大きく分けると、首から掛けるタイプと肩に掛けるショルダータイプのものがあります。

作っているメーカーも、BG、デジャックス、オレグ、レイハイマン(セルマー)、ウッドストーン(石森管楽器製)、プラネットオエーウ、ブランチャー、ネオテック、ヘリン、レーベン、ASもちろんヤマハ、ヤナギサワなど、たくさんのものがあります。

首に掛ける部分も、革製で厚手のものだったり、巾があったり、スポンジでできていたりして、たくさんの種類があります。

他にも、ストラップに棒を付けて、首に負担がかからないようにストラップを広げるものもあります。

フックの部分も、引っかける部分が長いものやロック式になってるものなど、落下防止に工夫しているものもあります。


● お勧めストラップは?

幅広のものがよいと思いますが、首に負担をかけなくて、喉を絞めないタイプを、好みで選ぶとよいと思います。

各メーカーとも工夫したものを作っていますので、インターネットで検索してみてください。

キーワードは、”ストラップ サックス”です。

ストラップが痛いと感じたら、応急処置として楽器を磨く布やタオル・ハンカチを首に当ててもよいと思います。 汗をかいたらちゃんと洗ってくださいね。 楽器ケースに入れると楽器が錆びてしまいます。(笑)


● ストラップで注意すること

フックが樹脂製のものは折れる可能性もありますので、絶対に油を付けないでください。

樹脂は油が付くと、分子構造が破壊されて、もろくなります。

長い時間たつと空気中の成分の影響で同じように、もろくなってきます。

寿命がありますので、何年か使ったら楽器を落とす前に交換しましょう。

実はバリトンの人が、この樹脂フックが割れてバリトンサックスを落としたことがあります。

フックがロック式になっているものも、注意が必要です。

大体のものは、内蔵されているバネの力を使っていますので、そのバネが壊れるとロックされなくなります。

過信して使っていると、楽器を落としてしましますので、バネが壊れたらすぐに交換しましょう。

私は、これで楽器を落としたことがあります・・・(泣)

途中からひも式のものや、ひもを使っているものは、時々チェックしてあげましょう。

ひもが痛んで、切れることがあります。

私は、自分で登山用の細いロープを買ってきて付け替えています。


● ストラップの改造

アルト・テナーサックス用は、共用のものがほとんどですので、アルトサックスの場合、長すぎることがよくあります。

そのまま使っていると、首が絞められるようになりますので、ストラップを縫いつけたりして、短い状態に改造することをお勧めします。

ソプラノサックスの場合も同様です。

ストラップが付けられない、ソプラノサックスやクラリネットでも、厚手の皮に穴を開けて、ストラップを掛けることもできます。

BGにクラリネット用がありますが、ソプラノ用は自作するしかないかもしれません。


● ストラップで首の骨が曲がる?

これは私の話ですが、楽器を初めて3年くらい経った頃、プロがとてもスマートなレイハイマンを使っていたのを見て、レイハイマンに変えました。

それから10数年経ったときに、頭がボーットするので医者に行ってレントゲンを撮ってもらったら、下から2番目の首の骨が凹んでいたんです。

それからは、ショルダータイプのものを使っています。

ブレザーなどの衣装を着ると格好悪いのですが、首や喉に全く負担がかからないので手放せませんね。

*何十年も毎日、細いストラップで吹いているプロもたくさんいますので、これは、私だけかもしれませんが、首に違和感を感じたらショルダータイプに変えてみるのも良いかもしれません。
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復刻版 お腹から息を出す方法 その2

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お腹から息を出す方法の2回目 確認方法です。

これは2004年9月17日のブログを見直したものです。

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呼吸がお腹から出て、喉が開いているか確認してみましょう。

● お腹から息を出す方法 (確認方法)

では、呼吸を確認するのと一緒に、喉も開いているかやってみましょう。

息を出すときに、力を入れるからと言って、体を硬くしてはいけません。

『お腹に力を入れてしっかり出して』 と言うと、たいがいの人が喉を絞めて無理に出そうとします。

これは、音もチャンと出ないので、ダメなんですね。

喉は大きく開けるんです。 ← これはとても大切です!

では、しっかり息を吸って、実験開始です。

実験1 ストローをくわえたつもりで、ほっぺたを凹まして、おちょぼ口で【フー】と、細く強い息を出すようにしてみてください。

実験2 ほっぺたを膨らませて、風船を膨らますように、【オー】という感じで太く強い息を出してみてください。

どうですか? 実験1だと、喉に力が入って体がこわばってしまいませんか? 実験2だと、1よりも喉が開いたようにならないですか?

次に、もう少し分かりやすい方法で、やってみましょう。

左手を首を絞めるように、当ててください。 力は入れないように・・・ 入れると息ができなくなって死んじゃいます。(笑)

実験1のストローをくわえたつもりで、ほっぺたを凹まして、おちょぼ口で【フー】と、細く強い息を出すようにすると、喉が前に出ませんか? 【フッフッフッ】と短くやった方が分かりやすかな?

実験2だと喉が横に広がると思います。

この口で吹いた方がよいと言うことではありませんが、喉を開けることが少し分かって頂けたと思います。

喉を開いた方が、体に力が入らないし、豊かな音が出ると思います。

プロの中には、顔よりも首の方が太くなる人がいます。

特にトランペット奏者の首は凄いので見てみてください。

ここで問題になってくるのが、ストラップです。

サックス奏者は、ストラップが必需品ですが、喉を開くためにも影響してきますので、それは次回お話しします。
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復刻版 お腹から息を出す方法 その1

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通常の生活では無意識にしている呼吸ですが、楽器を吹くとなるとチョット違います。

吹奏楽器で音楽的な表現を行うためには、呼吸はとても大切だと思います。

呼吸のことを考えてみました。

これは2004年9月16日のブログを見直したものです。

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お腹から息を出す方法についてのお話です。

● お腹から息を出す方法 (呼吸)

息を出すには、息を吸わないといけないです。

まず、楽器を吹くために息を吸うのは、普通に意識しないで吸っているのとは違ってきます。

息を吸うためには、

1.リラックスして、たくさんの息を吸いましょう

息を吐くときも、お腹が膨らんだ状態を保ちます。 (普通に呼吸している状態では、息を出す圧力が不足してサックスが鳴ってくれません。 お腹が膨らんだ状態というのは、お腹の力や背筋で、吐き出す息に勢いをつけてあげるためです。 これを、圧力をかけると言います。)

お腹が膨らんだ状態が分かりやすいのは、仰向けに横になって呼吸をするとお腹が膨らむでしょ この状態です。 重い本やサックスケースなどを乗せてやるとよく分かります。

2.息を吸うというのは

・ 鼻から息を吸います。 (たくさん吸うときは、口からも吸います)

・ 肋骨が広がり、横隔膜が下がります。

・ 肺に空気が入ってきます。

・ お腹が膨らんできます。 (下腹部あたりでしょうか)

・ 鎖骨が少し上に上がって、肺にたくさんの息が入ります。

このような感じでしょうか・・・

3.息を吐くというのは

・ 膨らんだお腹の力を使って、圧力をなくさないように息を吐きます。

・ 息を吐くときは、お腹の力が必要ですが、背筋でも息を支えます。

・ できるだけ風船を膨らませたような状態で支えましょう。 (風船が大きいときは、出てくる空気も勢いがあるでしょ この風船の大きい状態を、腹筋や背筋で作ってあげるんですね)

・ ルー・タバキンさんも話していた、暖かい息・ウォームエアーを出しましょう。 (吸った息を肺からすぐに出すのではなく、お腹から出すようにするんです。 息は肺から出ていますが、腹筋や背筋を使って、ホー っていう感じで出すことです。)

・ 息は吐ききらずに、いつも残っているようにしましょう。 (息を出し切ると、次に息を吸うのが早くできないことと、体を悪くするからです。)
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KING Super 20 Silver Sonic

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10月11日の土曜日は朝から雨模様です。

早めに起きて練習場に先週手に入れたスーパーウェポンを持って電車で行きました。

スーパーウェポンというのはパーカーやキャノンボールアダレイが使っていたキング社製のKING Super 20 Silver Sonicというモデルのアルトサックスです。

入手した経緯は、CPCC会長より先週電話があり『サブパソコンの設定に来て欲しい、新しい楽器も入ったから是非吹いて欲しい』と言うことで先週の日曜日に伺い、この楽器を紹介されました。

とても綺麗なシルバーソニックで一目惚れです。

アメリカのミュージシャンが使っていただけあって、良く吹き込まれている感じです。

自分でじっくり吹き込んでみないとポテンシャルが分かりませんが、まだまだ良く響いてくれそうな楽器だと言うことは分かりました。

セルマーとは違う響きで、明るくて艶っぽい感じですね。

このキング シルバーソニックというモデルは、キング社がトロンボーンで成功した技術をサックスに応用したもので、サックスの場合はベルとネックが純銀でできていてベルの内側がゴールドウォッシュになっている、とても手の込んだ楽器です。

写真を撮っていないので、CPCCのHPに掲載している、同系統のスーパー21という希少な写真をご覧ください。

→ KING Super21 Silver Sonic ←

さてさて、練習で使いましたが使い慣れたセルマーとは特に左指の中指薬指が近かったり、オクターブキーが深かったりと、違和感がありますが、慣れれば何ともないレベルです。

出したい音のニュアンスがうまくできませんが、雨の影響でスタートが2時間遅れのため、個人練習ができ響きも少し分かったので本番で使用することにしました。

昨日書いた実験とはセルマーとは違う楽器でどのような音で録音されるかと言うことだったんです。

結局本番は、1時間半遅れで始まり、録音も無事できました。

なかなか艶っぽい音で高い音も痩せないで出ています。

フラジオのポイントがつかめていないので、音が出ないこともありましたが、これも吹き込めば大丈夫でしょう。

暫くは、キングを楽しんでみようと思います。

しかし、昨年正月の14万番台アメセルにしても今回も、ひょんなことから入手してしまいました。


ジャズプロムナードの演奏が終わると三軒茶屋にCPCCに参加するために行ってきました。

終了後の飲み会でミッシャ・マイスキーさんの話をしたら、会長の他にも知っている人がいて、やはりかなりの有名人で巨匠だということでした・・・

CPCC会長いわく、彼の使っている楽器は、若い頃にある婦人に才能を認められて、あなただったら亡くなった主人の使っていたチェロを弾いても良いと言われ、使っているものだそうです。

300年も昔の楽器のようで、サックスのビンテージとは較べものにならないくらい高い楽器なんでしょうね。
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