PoEは100W時代に

写真は弊社の実験室で用意している電源装置。
30V2.5Aの直流安定化電源装置が2台。
これをシリーズ接続してPoEの50Vを生成し、ケーブルやコネクター
部分に電流負荷をかけ、安全性を確認する。
100Wであれば総電流は2A、2chでケーブルはパラレルで使用するので、1本には0.5Aと通過電流となる。
電線径は最低でも0.51mmであるため、安全係数を50%とみても
問題は無い。問題はプラグ
PoEは大きく分けて4世代目に入ろうとしています。(VEGAの区分)
1:黎明期 PoEを各メーカーで製作、統一規格に外れた製品もあり
2:802.3af で統一規格化
3:802.3at いわゆるPoEPlus 25w給電
※この期UPoEなどCiscoがお得意の「囲い込み」で規格外製品を世に出す
4:802.3btの規格がほぼ固まってきた。100w給電時代に。


100Wであれば総電流は2A、2chでケーブルはパラレルで使用するので、1本には0.5Aと通過電流となる。
電線径は最低でも0.51mmであるため、安全係数を50%とみても
問題は無い。トラブルが起きるとすればプラグのカシメ部分、ここは加工具合で
接触抵抗が変化する。情報伝送しか考慮されていない構造体で電力伝送は
多くの問題を内包する、しかし実験などで改善しなければ前には進めない。

ダメ出しではなく、どのような改良をするかの考えるのが我が社の仕事。

#PoE #computex #network

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Webサイトがモバイルに適合しているかの判定

#network #pc

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ComputexのFREEWiFi事情

正に立錐の余地無しの混雑ぶり、どうにもなりません。
これの解決方法は世界に一つしかありません。
FREEWiFiは日本では未整備、海外は充足しているとマスコミは騒ぎますが、
私の知る限りでは「?」です。
例えば空港、日本の空港の方がよっぽど便利で高速です。

今回のComputex、昨年よりWiFiの環境は良くなりはしましたが、依然速度は
ダメな状態です。
ただし、IPのリリース時間はかなり短めで、10分程度で再接続しないと使うことが出来ません。
キュリアから自動切り替えでは無いタイプ(オンデマンド)なら良いのですが、自動でWiFiに切り替えるタイプだと面倒な事になります。

確かにDHCPによるIPの供給は潤沢ですが、これはClassを変えれば可能なこと。
問題の多い2.4G帯では根本的な問題を解決しないとダメだと思うのですが、これに
気がついているエンジニアにはいまだ出会えていません・・・・・・
#WiFi #computex #network #pc

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ChromebookでAndroidAPLが動作する



多くのChromebookで、AndroidAPLが動作するようになる予定。

今回も含め、国内は勿論、海外出張時にWindowsマシンは持参していない。
と、言うか持ち運び可能な軽量・小型のWindowsマシンは所持していないし、今後
も購入予定はない。

大半の仕事はChromebookとスマホでOK、WindowsAPLでどうしても必要な場合
にはGoogleのRDPで対応している。

これは、出かける前に自分のWin10のスリープを止めておけば、24時間自在にRDT
が可能。Win10は64bitの高速マシンであるから、通信環境さえ良ければ、かなり
サクサク動いてくれる。

現在使用中のChromebookはC200M(ASUS)、タブレットはSO-05Fを持っている。
実際の作業にはやはりキーボードが便利。
#Chromebook #computex #network #pc

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今年も出かけますキレイナオネエサンのComputex

Computex2016は2016.05.31からです。
5月30日からでか、6月3日の夕刻に帰国します。
#Computex #network #pc #光ファイバー

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光ファイバー融着作業

ダイスに光ファイバーをセットし、クリーブ後にダイスを融着機にセットします。
この時、芯線の両端が向き合っている事が重要です。先端がずれていると融着機が作業開始をしません。
写真を拡大すると先端同士に隙間があることがわかります。
この状態でX-Yのズレをチェックします、ずれている場合の大半はダイス内へのファイバーのセットに問題があります。
ダイスをセットして蓋を閉めると、ケーブルの先端部分が画像として現れます。
※ゴミなどは事前に完全に除去せねばなりません、
これには無水アルコールを使用します。
この画像で先端が直角になっていない場合、融着開始エラー
となります。

右下のボタン「Start」を押すと、X-Yの軸調整を自動で行い、先端を自動で接近・接触させ、レーザー放電で溶かして接続します。
推定の接合ロスが表示されますが、あくまでも目安程度。
融着完了時、先端がくっついています。
見た目は直線となっており、融着部分に膨らみはありません。
※拡大するとわかります
ケーブルをダイスから慎重に外します、この時最も破損しやすい状態となります。
取り外して少し曲げてみます、融着が完全ならこの程度では折れません。
この程度でも大丈夫です。
補強熱チューブを中心にセットします。
加熱部分に収めて、スタートボタン上の加熱ボタンを押します。
ボタンが送風機のマークに変われば終了です。
十分に放熱させた状態、この状態なら破損しにくくなります。
実際融着手順です
#network #pc #光ファイバー

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光ファイバー融着の前処理

これがクリーバーとダイス
※クリーバーは光ファイバーの先端を直角に整形する治具です。
通常の工具で切断すると、切断面は滑らかになりません。
このため、小さな切り込みを入れて、折る様にします。
この面を端面と呼び、滑らかで有ることが要求されます。
本体右面、上がロックレバー。
下は、切断のための準備ボタン、押し込んで刃をスタート位置に
ロックします。
本体左面、切断された光ファイバーの残滓がこのポケットに入るます。
蓋を開いたところ。回転刃がまだ右側にあります。
この内部には残滓が残る事がしばしばあります、残っていると
クリーブがうまく出来ないで注意が必要です。
「2」のボタンを押し込んで、回転刃をセットした状態。
刃が左に寄っています。
ダイスをセットします。必ず矢印の位置に金属カバーを合わせます。
前過ぎても、後ろ過ぎてもいけません。
ここでぞんざいに扱うと綺麗にクリーブが出来ません。
※ケーブルはあえてセットしてありません
ダイスを前に押し出します。
この時「2」ボタンが押してないと、先端が変形して折れます。
蓋を閉めれば、回転刃が動き、ファイバーにスリットを入れ、その後
上から圧をかけて、クリーブします。
問題は蓋をゆっくり開けることです、ぱっと手を離してはいけません。
融着は機械が全自動で行うので、さしたる技術は要求されません。
技術を求められるのは、前処理です。
既に皮膜除去はアップしてあるので、その後のクリーバー処理です。

指導を受けずに、見よう見まねで行うと、成功率が著しく下がります。
丁寧に細心の注意で行う重要な作業です。
ぶっつけ本番をせず、何度も何度も練習が必要な作業です。
※本当に簡単に見えますが、そこに落とし穴があります
#network #pc #光ファイバー

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光ファイバー融着機

融着機本体外観
操作画面
左上のMM Auto はマルチモード自動
右上の40mm 0.9 が補強熱チューブの長さと光ファイバーの外皮径
右下の Startで融着開始、その上で補強材の熱加工開始
融着機の内部
上側が補強熱チューブの加熱部分
下側が融着放電加工部分
オレンジ色のダイスは取り外しが出来、ここに光ファイバーを
装着しますが、09mmは外皮径を表し、サイズ外の使用は
出来ません。サイズに合わせダイスを用意しなけれなり
ません。
ダイスは強力マグネットの蓋を開けて、ケーブルをセットします。
左右別々、ダイスの右下にR(右)の刻印、先端を左に向け
外皮の部分を溝に入れ蓋をしますが、ケーブル外被にクセが
あり、曲がっているとうまくセット出来ません、寒い時は結構
手こずります。
光ファイバーの接続で最も確かで安定的な方法は融着です。
これには融着機と呼ばれる機器を使用します。
融着そのものは機器が全自動で行うので簡単に思えますが、それまでのセット
や初期設定、メンテナンスはさほど簡単ではありません。
説明書をみると簡単に思えますが、それには光ファイバーの基礎知識がしっかり
必要です。
高額機器であるため、メーカーの講習会などはありますが、実際の現場での施工と
安定した机の上での作業とでは注意すべき点が異なります。
#network #pc #光ファイバー

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光ファイバーの切断

ニッパーは国産の比較的高級品、でも切断出来ない
国産の金属用ハサミ、綺麗に切断可能
これがケプラー繊維、本当に極細
光ファイバー本体は125ミクロンのガラス体なので、普通の工具で苦もなく切断
出来ますが、通常のパッチケーブルには引張のテンションがかかった時に、破断
を防ぐためにケプラー繊維に包まれています。
このケプラーは繊維が極細であるため、鋭利なニッパーでも切断が出来ません。
いわゆる「押切」では切断ができまません。
最適はハサミですが、これも仕上げの良いモノでないとうまく切断が出来ません。
#network #pc #光ファイバー

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光ファイバーをつなぐ

光ファイバーと光ファイバーを接続するには、一旦プラグ加工してからジョイント治具(JJ)
で接触させる方法がありますが、安定性では圧倒的に融着です。

融着はファイバー同士をレーザーで溶かしてくっつける工法で、機器と技術が必要
です。
ただし、溶かしてくっつけただけでは、その部分が弱く、簡単に折れてしまいます。
そこで、その部分を補強する部材が写真の補強熱スリーブです。

樹脂を溶かして光の接合部全体を固めます。
40mmと60mmの2つのサイズがあり、補強材内部も鉄と硬質樹脂の2つがあります。
※写真は40mm、内部補強材は鉄
これで補給すると多少の外圧で破損しなくなります。

この部材は貫通型であるため融着前に通線しておきます。
融着機には熱加工する部分があり、ここで一定時間加熱すれば加工出来ます。
#network #pc #光ファイバー

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