光ファイバー融着の前処理

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これがクリーバーとダイス
※クリーバーは光ファイバーの先端を直角に整形する治具です。
通常の工具で切断すると、切断面は滑らかになりません。
このため、小さな切り込みを入れて、折る様にします。
この面を端面と呼び、滑らかで有ることが要求されます。
本体右面、上がロックレバー。
下は、切断のための準備ボタン、押し込んで刃をスタート位置に
ロックします。
本体左面、切断された光ファイバーの残滓がこのポケットに入るます。
蓋を開いたところ。回転刃がまだ右側にあります。
この内部には残滓が残る事がしばしばあります、残っていると
クリーブがうまく出来ないで注意が必要です。
「2」のボタンを押し込んで、回転刃をセットした状態。
刃が左に寄っています。
ダイスをセットします。必ず矢印の位置に金属カバーを合わせます。
前過ぎても、後ろ過ぎてもいけません。
ここでぞんざいに扱うと綺麗にクリーブが出来ません。
※ケーブルはあえてセットしてありません
ダイスを前に押し出します。
この時「2」ボタンが押してないと、先端が変形して折れます。
蓋を閉めれば、回転刃が動き、ファイバーにスリットを入れ、その後
上から圧をかけて、クリーブします。
問題は蓋をゆっくり開けることです、ぱっと手を離してはいけません。
融着は機械が全自動で行うので、さしたる技術は要求されません。
技術を求められるのは、前処理です。
既に皮膜除去はアップしてあるので、その後のクリーバー処理です。

指導を受けずに、見よう見まねで行うと、成功率が著しく下がります。
丁寧に細心の注意で行う重要な作業です。
ぶっつけ本番をせず、何度も何度も練習が必要な作業です。
※本当に簡単に見えますが、そこに落とし穴があります
#network #pc #光ファイバー

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