光ファイバーをPCにつなぐには

HUBにSFPポート装備とあれば、そこにSFPが挿入出来ます。
SFPはSFPポートに挿入するだけです。
ゆっくり、最後まで押し込みます。
SFPには保護キャップがあり、これを外せば光のポートが
現れます、SFPはLCプラグ専用です。
光ケーブルを装着した状態
SFPにはコの字型のロック金具が付いています。これは光のプラグ
の抜け防止や、SFPをポートから抜くときにテコとして使うものですが、最近はこのテコが効かないタイプもあります。
テコが効かないタイプの場合には、ロック金具をブーツの位置まで
下げ、全体を持って引き抜きます。
中々抜けない場合は、無理に引かず、左右に少し動かしながら
抜きます。
無事抜けました。
光ファイバーの端子をダイレクトに装備しているPCは現時点、市販モデルでは
存在していません。
では、どのようにして光ファイバーをPCをにつなぐのでしょうか?
※今回の光とはLAN用の光を指し、キャリヤ会社が自宅まで引き込む光ではありません。
#network #pc #光ファイバー

ワオ!と言っているユーザー

光ファイバーの試験

光ファイバーの施工方法は
1:パッチケーブルを使う
2:先端研磨法で成端する
3:融着して成端する
4 :融着ではないが、ケーブルの先端を潤滑剤の中で突き合わせ、固定する方法、この手法は3:と基本的な部分、仕上がり構造は変わりないので、特に解説しません
のどれかになります。
2:の先端研磨法は、スプライスBOXが不要ですが、最近主流の
LCプラグでは実際には困難です。
1:は長距離では実質困難であるため、多くは3:の融着での処理になります。
融着処理の問題点は融着ポイントでの破断が肉眼では判定出来ない事です。
融着機では処理後に簡易的に接合ロスを表示してくれますが、絶対では
ありません。
このため、測定器を使用するのですが、それ以前に極性をあわせ、測定の
スピードをアップしておかないと、やたら時間を消費します。
融着処理はスプライスBOXを使用するため、このBOX内へのケーブル収納の
手間が意外にばかになりません。
そこで、簡易的には事前にHUBを取り付け、本線と予備線を同時に差し込み
先端側も同じ事をします、この段階でリンクアップが確認出来れば9割方OKと
なります。
※これはLOOPとなるので、それなりの注意が必要です、絶対に稼働中のLAN
に接続してはなりません。

これにより作業者の手間は大きく削減出来ます。
#network #pc #光ファイバー

ワオ!と言っているユーザー

光ファイバー工事(備忘録として)

今だに光ファイバー工事に関しては現役であり、精度・速度は負けない自負がある。
光ファイバー工事はキャリアの幹線が殆どで、社内LANでは普及はイマイチである。
光はすくれた特質があり、寿命も長い。
ところが初期の段階で悪徳工事業者が工事価格を異常に釣り上げ、それがもとで
普及が阻害され、最後は工事業者全体がダメになってしまった。

工事は簡単ではないが、ちゃんとトレーニングをうけ、それなりの機材を使えば、
それほどハードルは高くない。しかし、前述の悪評がたたり、都市圏以外では
業者が育成されていない。
光はケーブル本体は同じでも、プラグは大きく変化している。メタルがRJ-45が延々と
続いているのとは対照的である。
更に単芯のみで送受信が可能なWDM技術が開発され、方式がどんどん進化している。

しかし、最も重要な事は通信の安定性である、これは物理的な予備を用意するなど
の根本的な対応が不可欠であるが、工事現場を知らず、まして施工経験のない
エンジニアが理論を振り回しているだけで一向に普及しない。

日本最大のキャリア会社の先端技術が時々マスコミで報道されるが、そのうち実用
化されたのはほんの僅かである。これは現場を知らないのが第一原因ではないのか。

一例をあげる。
光ファイバー通信経路は長距離であるため、経年変化やその他の要因を考慮し
予備線を入れるのが鉄則であるが、施工時にはこの予備回線の検査をするため
工数が倍増する、いや倍以上の時間と手間が必要だが、それを設計側はしっかり
理解していとはとても思えない。

某周辺機器メーカーのページを見ると、単線での通信WDMの記事内にコストが削減
される云々があったが、説明文をよく読むと、まるで工事の実態を理解していないこ
とがわかる。

先端技術の普及には施工に関する具体的なノウハウが必要であるが、これが
まるで不足している。理論とそれを現場に落としこむ部分の研究が日本では
根本から欠落しているように思える。
スピードと精度の高い仕事にはレベルの高い技術者(職人)が必要、監督者は
施工技術のみならず通信理論の知識が不可欠、この意識と必要性の認識が
設計者になさすぎる。

※光の予備線の検査法は弊社までおたずねください
#network #pc #光ファイバー

ワオ!と言っているユーザー

LC2連プラグの止め具分解(備忘録として)

このように止め具で固定されている
ブーツの部分を後ろに下げる
2本ともこの位置まで下げる
止め具は青丸の部分でロックされている
一本づつ、前方に押し出す
少し力を入れればロックは外れ、押し出すことが可能。
2本とも押し出して止め具を分離する。
ケーブルを入れ替える
プラグを押し戻してロックさせる。
2本ともしっかりロックする。
ブーツを元に戻す。
ラッチの押さえの位置を確認して完了。
光ファイバーの大半は送信受信が別々に送られるため、2本のファイバーで
構成される。当然フラグも2個必要となるが、送信受信は両端で逆となるため
既成のパッチケーブルではこれを止め具で固定している。
しかし、これを光工事などでピッグテールで使用する場合、接続を反対にすると
送受は同方向となり止め具から取り外して入れ替える必要が出てくる。
写真はその手順の説明
#lan #network #光ファイバー

ワオ!と言っているユーザー

Thunderbird45.0の入力時の改行

Thunderbirdがいきなり45.0にVerUpし、かなりの改良が見られます。
ただ、本文作成時に改行キーを押すと、段落改行となります。
これをやめるには、青丸の部分のチェックを外します。
#network

ワオ!と言っているユーザー

光ファイバー外皮除去手順(備忘録として)

最初に先端を切断し整形する、これをしないとストリッパーの中に入らない。
ストリッパーに挿入する、サイズは25mm、1インチで
ゆっくり握る、強い圧力は不要、外皮の切れる感触を確認
ケーブルを保持し、ケーブルを引くのではなくストリッパーをゆっくり引き抜く。この速度と強さが極めて重要。何度も練習し、コツを掴む必要がある。
※最初はゆっくり引くこと、強すぎると破断する
コツを掴めば、ファイバー本体の保護膜も除去出来る。通常のストリッパーではこれが中々取れない、このため無水アルコールでの除去に時間がかかったり、保護膜除去工具での作業で芯線にキズを
つけたりして、作業効率が落ちる。保護膜除去が一番の課題。
通線ガイドは引きぬくことが出来、残存外皮は引き抜いた状態で
排出する方が簡単。
光ファイバーの外皮除去の詳細手順
#network #光ファイバー

ワオ!と言っているユーザー

光ファイバーLAN工事(備忘録として)

青丸の部分のキャップの色に注目
光ファイバーには複数のプラグがある。ケーブルは同じなのに先端のプラグだけが
この十数年で何種類か存在してしまった。
最近はLCタイプが全盛で、日本国内ではLC一辺倒と言っても良い。
このLC小型なため、様々な問題がある。
一番は小型であるため、送信受信のプラグを枠で一体化している。
これにより、融着時に注意が必要となる。

従来のように単線のピッグテールなら問題はないが、写真のような2Cのパッチ
ケーブルを途中で切断して使う場合には注意が必要となる。

プラグの根本が色分けされているのに注意が必要。
つまり、ピッグテール部分の融着時には、両端には一本のパッチケーブルの
両端を使用せねばならない。
中間で使用するケーブルの色と両端のパッチの色は同じでなければならない。
ところが実際の現場でこれを厳守するのは時として難しくなる。

手順として送り側、受け側と確定し、送り側には左が黄色のモノを、受け側には
右が黄色のモノなどと取り決めるのだが、8Cのケーブルが複数本存在する
スプライス内では、事前に識別タグをしっかり付けても、融着の作業シロなどで
見誤る場合が多い。特に効率を重視して、先行作業をするとFAILとなる。

最終はプラグを分割すれば良いのだが、判断を誤ると融着や途中配線を疑う
羽目になり、効率が一気に低下する。

要注意の作業
#network

ワオ!と言っているユーザー

シンクロスコープの導入

写真は商用電源AC100Vを測定中、P-Pの波高値電圧、周波数、実効電圧などが表示されています。
シンクロスコープを買い換えました。
と、いうか以前のモノはCRTでデカイ・重い・高い周波数は測定できない・1chのみ。
という、古めかしいシロモノで、実際には使い物になっていませんでした。

今回、購入に踏み切ったのは電源の波形のチェックです。
IT機器の本体は直流で動作しています。(100%)
商用電源は交流であるため、これを直流に変換します。
これは機器内部であったり、外部の電源であったりします。
外部電源は完全密閉タイプが殆どで、機器内部方式と異なりチェックが出来ません。

そこでこの機器の登場です、直流の波形を観測することで、直流の精度がチェックできます。
近年、中国製の電源に粗悪品が発見され、その対策です。
#network #pc

ワオ!と言っているユーザー

光ファイバーの加工(備忘録として)

皮膜除去の工具、左は米国製、使用前に調整が必要。
右は台湾製、簡単に使えるが、神経を使って操作しないと
芯線が折れる
極細の溝に光ファイバーを入れての作業、僅かな誤差も許されない。
LAN用光ファイバーは、長尺巻きのケーブルを適宜切断してプラグを取り付けて使用
しますが、その取付には融着機を使います。
この時にはプラグの先端加工済みのケーブルを切断して使いますが。
この場合、融着のために切断したケーブルを綺麗な端面にしなければなりません。
この加工には専用のクリーバーと呼ばれる工具をつかいますが、それを使うためには
ケーブルの皮膜を決められた長さだけ除去しなければなりません。
このサイズは、約1インチ(25mm)で、これまた専用工具があります。
しかし、この専用工具には種類があり、皮膜の状態で使い分けねばなりません。
これが結構厄介です。
#network

ワオ!と言っているユーザー

融着機での作業(備忘録として)

これが融着機、車が購入出来る価格です
光ファイバー工事は先端プラグがLCになってから、先端研磨法での加工が難しくなってきました。
プラグはST>SC>LCと変化してきましたが、だんだん小型化の傾向で、SCまでの手加工は実質無理となりました。

そこで融着での成端処理となりますが、これが周囲温度に結構影響されます。
厄介なのは、幹線と接続線が異なるため、皮膜除去が温度で大きく影響を受ける
点です。
環境温度が5℃以下となると、作業者の動きも鈍くなり、皮膜除去に明らかな影響が
出ます。
銅線とは異なり、光ファイバーは極めてデリケートな物体なので、扱いが面倒です。
被覆があれば結構強いのですが(保護材がある)、その皮膜を除去する段階で
の僅かなミスも、決して許してくれません。

今回の経験から皮膜除去の工具も周囲温度に応じて、調整・交換が必要であることが理解出来ました。
調整が面倒ですが、10年以上前のストリッパーが調整すれば最適のようです。
光ファイバーはビニール皮膜とガラス本体との間に極薄の皮膜がありますが、これを
ビニール皮膜と一緒に除去する方法がベストです、この極薄皮膜が残存していると
無水アルコールで除去しなけれなりませんが、この時にファイバーに傷がつきやすい
のです。


やはり周囲温度は絶対に考慮すべき重要なポイントです。過去二回の経験から
冬季での作業は環境温度を第一番に考慮すべきと結論しました。
#lan #network

ワオ!と言っているユーザー

×
  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ