5月
9日,
2016年
光ファイバーをPCにつなぐには
存在していません。
では、どのようにして光ファイバーをPCをにつなぐのでしょうか?
※今回の光とはLAN用の光を指し、キャリヤ会社が自宅まで引き込む光ではありません。
5月
6日,
2016年
光ファイバーの試験
1:パッチケーブルを使う
2:先端研磨法で成端する
3:融着して成端する
4 :融着ではないが、ケーブルの先端を潤滑剤の中で突き合わせ、固定する方法、この手法は3:と基本的な部分、仕上がり構造は変わりないので、特に解説しません
のどれかになります。
2:の先端研磨法は、スプライスBOXが不要ですが、最近主流の
LCプラグでは実際には困難です。
1:は長距離では実質困難であるため、多くは3:の融着での処理になります。
融着処理の問題点は融着ポイントでの破断が肉眼では判定出来ない事です。
融着機では処理後に簡易的に接合ロスを表示してくれますが、絶対では
ありません。
このため、測定器を使用するのですが、それ以前に極性をあわせ、測定の
スピードをアップしておかないと、やたら時間を消費します。
融着処理はスプライスBOXを使用するため、このBOX内へのケーブル収納の
手間が意外にばかになりません。
そこで、簡易的には事前にHUBを取り付け、本線と予備線を同時に差し込み
先端側も同じ事をします、この段階でリンクアップが確認出来れば9割方OKと
なります。
※これはLOOPとなるので、それなりの注意が必要です、絶対に稼働中のLAN
に接続してはなりません。
これにより作業者の手間は大きく削減出来ます。
5月
5日,
2016年
光ファイバー工事(備忘録として)
光ファイバー工事はキャリアの幹線が殆どで、社内LANでは普及はイマイチである。
光はすくれた特質があり、寿命も長い。
ところが初期の段階で悪徳工事業者が工事価格を異常に釣り上げ、それがもとで
普及が阻害され、最後は工事業者全体がダメになってしまった。
工事は簡単ではないが、ちゃんとトレーニングをうけ、それなりの機材を使えば、
それほどハードルは高くない。しかし、前述の悪評がたたり、都市圏以外では
業者が育成されていない。
光はケーブル本体は同じでも、プラグは大きく変化している。メタルがRJ-45が延々と
続いているのとは対照的である。
更に単芯のみで送受信が可能なWDM技術が開発され、方式がどんどん進化している。
しかし、最も重要な事は通信の安定性である、これは物理的な予備を用意するなど
の根本的な対応が不可欠であるが、工事現場を知らず、まして施工経験のない
エンジニアが理論を振り回しているだけで一向に普及しない。
日本最大のキャリア会社の先端技術が時々マスコミで報道されるが、そのうち実用
化されたのはほんの僅かである。これは現場を知らないのが第一原因ではないのか。
一例をあげる。
光ファイバー通信経路は長距離であるため、経年変化やその他の要因を考慮し
予備線を入れるのが鉄則であるが、施工時にはこの予備回線の検査をするため
工数が倍増する、いや倍以上の時間と手間が必要だが、それを設計側はしっかり
理解していとはとても思えない。
某周辺機器メーカーのページを見ると、単線での通信WDMの記事内にコストが削減
される云々があったが、説明文をよく読むと、まるで工事の実態を理解していないこ
とがわかる。
先端技術の普及には施工に関する具体的なノウハウが必要であるが、これが
まるで不足している。理論とそれを現場に落としこむ部分の研究が日本では
根本から欠落しているように思える。
スピードと精度の高い仕事にはレベルの高い技術者(職人)が必要、監督者は
施工技術のみならず通信理論の知識が不可欠、この意識と必要性の認識が
設計者になさすぎる。
※光の予備線の検査法は弊社までおたずねください
4月
27日,
2016年
LC2連プラグの止め具分解(備忘録として)
構成される。当然フラグも2個必要となるが、送信受信は両端で逆となるため
既成のパッチケーブルではこれを止め具で固定している。
しかし、これを光工事などでピッグテールで使用する場合、接続を反対にすると
送受は同方向となり止め具から取り外して入れ替える必要が出てくる。
写真はその手順の説明
4月
26日,
2016年
Thunderbird45.0の入力時の改行
ただ、本文作成時に改行キーを押すと、段落改行となります。
これをやめるには、青丸の部分のチェックを外します。
4月
22日,
2016年
光ファイバーLAN工事(備忘録として)
この十数年で何種類か存在してしまった。
最近はLCタイプが全盛で、日本国内ではLC一辺倒と言っても良い。
このLC小型なため、様々な問題がある。
一番は小型であるため、送信受信のプラグを枠で一体化している。
これにより、融着時に注意が必要となる。
従来のように単線のピッグテールなら問題はないが、写真のような2Cのパッチ
ケーブルを途中で切断して使う場合には注意が必要となる。
プラグの根本が色分けされているのに注意が必要。
つまり、ピッグテール部分の融着時には、両端には一本のパッチケーブルの
両端を使用せねばならない。
中間で使用するケーブルの色と両端のパッチの色は同じでなければならない。
ところが実際の現場でこれを厳守するのは時として難しくなる。
手順として送り側、受け側と確定し、送り側には左が黄色のモノを、受け側には
右が黄色のモノなどと取り決めるのだが、8Cのケーブルが複数本存在する
スプライス内では、事前に識別タグをしっかり付けても、融着の作業シロなどで
見誤る場合が多い。特に効率を重視して、先行作業をするとFAILとなる。
最終はプラグを分割すれば良いのだが、判断を誤ると融着や途中配線を疑う
羽目になり、効率が一気に低下する。
要注意の作業
4月
15日,
2016年
シンクロスコープの導入
と、いうか以前のモノはCRTでデカイ・重い・高い周波数は測定できない・1chのみ。
という、古めかしいシロモノで、実際には使い物になっていませんでした。
今回、購入に踏み切ったのは電源の波形のチェックです。
IT機器の本体は直流で動作しています。(100%)
商用電源は交流であるため、これを直流に変換します。
これは機器内部であったり、外部の電源であったりします。
外部電源は完全密閉タイプが殆どで、機器内部方式と異なりチェックが出来ません。
そこでこの機器の登場です、直流の波形を観測することで、直流の精度がチェックできます。
近年、中国製の電源に粗悪品が発見され、その対策です。
4月
4日,
2016年
光ファイバーの加工(備忘録として)
しますが、その取付には融着機を使います。
この時にはプラグの先端加工済みのケーブルを切断して使いますが。
この場合、融着のために切断したケーブルを綺麗な端面にしなければなりません。
この加工には専用のクリーバーと呼ばれる工具をつかいますが、それを使うためには
ケーブルの皮膜を決められた長さだけ除去しなければなりません。
このサイズは、約1インチ(25mm)で、これまた専用工具があります。
しかし、この専用工具には種類があり、皮膜の状態で使い分けねばなりません。
これが結構厄介です。
4月
1日,
2016年
融着機での作業(備忘録として)
プラグはST>SC>LCと変化してきましたが、だんだん小型化の傾向で、SCまでの手加工は実質無理となりました。
そこで融着での成端処理となりますが、これが周囲温度に結構影響されます。
厄介なのは、幹線と接続線が異なるため、皮膜除去が温度で大きく影響を受ける
点です。
環境温度が5℃以下となると、作業者の動きも鈍くなり、皮膜除去に明らかな影響が
出ます。
銅線とは異なり、光ファイバーは極めてデリケートな物体なので、扱いが面倒です。
被覆があれば結構強いのですが(保護材がある)、その皮膜を除去する段階で
の僅かなミスも、決して許してくれません。
今回の経験から皮膜除去の工具も周囲温度に応じて、調整・交換が必要であることが理解出来ました。
調整が面倒ですが、10年以上前のストリッパーが調整すれば最適のようです。
光ファイバーはビニール皮膜とガラス本体との間に極薄の皮膜がありますが、これを
ビニール皮膜と一緒に除去する方法がベストです、この極薄皮膜が残存していると
無水アルコールで除去しなけれなりませんが、この時にファイバーに傷がつきやすい
のです。
やはり周囲温度は絶対に考慮すべき重要なポイントです。過去二回の経験から
冬季での作業は環境温度を第一番に考慮すべきと結論しました。