「責任」とは? ~ どんな能力?! ~
4月
3日
1. 立場上当然負わなければならない任務や義務。「引率者としての責任がある」「責任を果たす」
2. 自分のした事の結果について責めを負うこと。特に、失敗や損失による責めを負うこと。「事故の責任をとる」「責任転嫁」
3. 法律上の不利益または制裁を負わされること。特に、違法な行為をした者が法律上の制裁を受ける負担。主要なものに民事責任と刑事責任とがある。
う~ん、やっぱり「責任」って言葉、重ぉ~いね。
「責任を取る」という言葉で、わたしが真っ先に思い浮かぶのは、企業が問題を起こして役員の方々がテレビで頭を下げて陳謝している姿。
「責任を取る」というと、陳謝したり、辞職したりとか。
だから、「責任を取る」イコール「切腹」みたいなイメージが、わたしにはあったんだよね。
でも、15年前ぐらいに英英辞典で単語を調べたら、責任という言葉のイメージが変わったんだ。
調べた英単語は覚えてないんだけれど、「トラブルが起きた時に対応する能力」という単語を見つけたときに、「責任」という言葉のイメージが変わったの。
" 責任 → 重圧 " という暗くて重いイメージが、成長するチャンスというイメージに。
責任を取らなくていいとか、無責任な言動でいいとか、言っているわけではないよ。
命にかかわる医療現場とか、電車の運転士の方とかが、無責任な方だったら、世の中が大変なことになっちゃうからね。
わたしが言いたいのは、責任を人に転嫁したり、責任の重圧に押しつぶされないで、その責任をチャンスに変えればいいんだということを言いたいんだ。
人生の中で1度も失敗をしないで生きることなんてできないし、誰でも失敗をすることはあるからね。
失敗をして責任という重圧に押しつぶされそうになったときに、その失敗を挽回することに専念したり、つぎの機会につなげることができる学びにしたりすればいいんだと。
失敗しても切腹はしなくてもいいんだと (笑)。
わたしはおっちょこちょいだから、これからもたくさんの失敗をするだろうな。
その失敗から、挽回する能力や対応する力を身につけようっと (*^^)v
~ ▲ Memo ▼ ~
● " responsibility " と " accountability " という「責任」という言葉の意味の違い ●
辞書ではともに「責任」と訳されている。
「accountability」は「 説明責任」と注釈あり。
「responsibility」は、これから起こる " 未来 " の事柄や決定に対する責任の所在。
「accountability」は、すでに起きた " 過去 "の決定や行為の結果に対する責任、またそれを説明する責任。
またこの2つの言葉には、以下のような局面で使用されることもあり。
「responsibility」は、「誰の責任であるのか?」というときに使われる。
「accountability」は、「誰が責任を取るのか?」というときに使われる。
英語では以下のように説明されている。
「responsibility」:Responsibility may refer to: being in charge, being the owner of a task or event.
「accountability」:In ethics and governance, accountability is answer-ability, blameworthiness, liability, and the expectation of account-giving.
以下は、この2つの単語の英語による説明。
「responsibility」は他の人と共有することは可能だけど、「accountability」は他の人と共有できないという点が、この2つの単語の大きな違いだそう。
The main difference between responsibility and accountability is that responsibility can be shared while accountability cannot. Being accountable not only means being responsible for something but also ultimately being answerable for your actions. Also, accountability is something you hold a person to only after a task is done or not done. Responsibility can be before and/or after a task.