視線を上にあげると、このように日本庭園を見ることができます。この時は少し雨が降っていました。
一昨日、熱海の小嵐亭で飲んだモーニングコーヒーです。カップはノリタケです。
今日は、同僚5名と熱海から三島へ移動し、柿田川湧水と源兵衛川を散策して自然再生計画を勉強してきました。お昼に食べた桜エビのかき揚げ定食です。おいしかったですが、朝食も旅館でタップリ食べたので、ちょっと量が多かったです。三島のウナギも美味しそうでした。次の機会にチャレンジしたいと思います。
高山の古い街並みです。浴衣姿のふたりの女性の後ろ姿がなかなか良くマッチしているでしょう。お店から出てきたところを、たまたま撮影したのですが、実はこのふたり、私が泊まった旅館に宿泊していたようです。浴衣が、私が泊まった旅館の浴衣でした。
さて今日から一泊で大学の先生と熱海へ行きます。まあ、社員旅行みたいなものです。
続きまして、ビング&グレンダール(以下、B&G)の花瓶です。これも、ただの花瓶ではありません。ワーク番号が12番ですので、おそらく、1895年製と思われるアウグスト・ハリンのユニカです。ハリンは、1895年にロイヤル・コペンハーゲン(以下、RC)からB&Gに移り、世界で初めて、クリスマスプレートの制作を始めるのです。すなわち、クリスマスプレートは、B&Gの1895年のクリスマスプレートが一番古いのです。ロイヤル・コペンハーゲンのクリスマスプレートの初年度は1908年です。また、ハリンは、B&GにRCの釉下彩の技術を伝授するのです。すなわち、1895年からB&Gの釉下彩の技術が飛躍的に上がるのです。
これも、やはり、前回アップしたクローの大皿と同時期に売りに出されました。が、下部が少し欠けているので、ラッキーにも、今年の夏まで残っていました。欠けがあるので、これはまあまあ安かったです。
ピンクの下地に菊の花がパティ・オー・パットで、葉が緑の釉下彩で描かれています。なかなか難しいテクニックです。名品だと思います。
さて、ロイヤルコペンハーゲンの直径40cmある大皿である。ただの大皿ではない。1885年にロイヤル・コペンハーゲンの芸術主任に就任したアーノルドクローが制作した大皿である。1890年10月に制作された。とうとう、アーノルドクローのユニカを手に入れた。感無量である。
実はこの大皿、昨年の12月に売りに出された。しかし、私はすでにロストランドの白鳥の大花瓶を購入したためにお金がなく、あきらめていたのである。ところがラッキーにも、今年の夏までだれも購入しなかった。描かれたメルヘンチックな絵を見れば、まあ決してうまくない。コレクターはみな大金を払ってこれを購入したいとは思わなかったのだろう。しかし、1890年に多色の釉下彩でこれだけの大きな絵を描くのは難しかったはずである。それに、完全に日本の浮世絵の影響から脱し、デンマーク独自の風景になっている。
擬人化されたヤギが、草原に一本だけある低木のそばに立っている。夕方なのか三日月とそのそばを蝙蝠が舞っている。そして、それらが下に流れている川か湖面に写っている。何かのデンマークの童話からとったモチーフか、あるいは、当時のクロー自身の心情を表現しているのか。わからないが、とにかく、すばらしい一品だと私は思う。届いてから、さっそくケースを注文した。
先週金曜日から今週の木曜日まで、雨に翻弄された1週間でした。最後は、木曜日朝、名古屋6時20分始発のひかりに乗車しました。静岡までは順調だったのですが、ちょうど、大雨が静岡から神奈川へと移動中で、静岡到着したときには、小田原~新横浜間が運転見合わせ。これでは、一度家に帰って、着替えてから出勤では、会議に間に合わないと考え、そのまま東京まで乗っていこうと思っていたのですが、何とか新横浜に25分遅れで到着したので、とりあえず新横浜で降りて帰宅しました。10分で着替えてトイレに入り、鞄を持って、たまプラーザ駅へダッシュ。なんとか会議が始まる30秒前に会議室に飛び込み、学部長に「ぎりぎりセーフ。」と一言いわれ、会議は時間通りに始まりました。
さて、写真は札幌の近代美術館で購入したクリムト柄の傘です。UVカットもします。持っていた折り畳み傘の骨が折れてしまい、傘が欲しいなと思っていた時に、ちょうど美術館の売店に売っていたものです。うちの奥さんが好きなミュシャ柄の傘もあったのですが、クリムトだけが他の傘よりも1000円安かったので、迷わずクリムトに決めました。どうやら、クリムト展をやった時に作ったので、他の傘より安かったようです。傘そのものは同じです。なお、美術館を出た後は雨にあわずに済み、結局帰宅するまで傘は使用しませんでした。
ということで、うちの奥さんにお土産と渡したのですが、特に何も言いませんでした。なかなか良いと思うのですがね。やはり、ミュシャじゃなければ、ダメなのかな..
名古屋で新幹線から高山本線の特急に乗り換えるときに、「1時間半の時間がありますけど、どうしますか。」と、新横浜駅のみどりの窓口のお兄さんに切符を購入するとき言われた。高山本線の特急の本数が2時間に1本くらいしかないようだ。新横浜で時間をつぶしてもしょうがないので、名古屋で時間をつぶすことにしたが、どうやって時間をつぶそうか悩んだ。新幹線の中で、ipadを使い名古屋の美術館を検索したが、見たいものはやってなかったので、結局、2度目になるが、駅から近いノリタケの森へ行くことにした。
しかし、ノリタケの森の前に立った時に、「そうだ。骨董屋さんめぐりをしよう。」と思い立ち、ノリタケに入らず、近くの商店街を探索し始めた。結局、1軒しか見つけられなかったが、なんと写真の瀬戸焼の小皿5枚に出会ってしまった。裏に"Hand Printed Made in Japan"と緑の釉下彩で銘があるので、おそらく、大正末期から昭和初期に輸出用に作られたものだと思われる。
これらの絵柄は誰が見ても明らかに、ロイヤル・コペンハーゲンのブルー・フル-テッドである。これから瀬戸もコペンハーゲンのコピーものを作っていたことがわかる。1枚200円で5枚1000円で手に入れた。まあ、普通の人は買わないので、残っていたと思われるが、資料的価値はとても高い。いつか機会があれば、展覧会で展示しようかな..
やっと名古屋に着きました。始発まで新幹線のグリーン席でお休みです。始発意外と遅いので朝大変だ。とりあえず、お休みなさい。
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