東京ドームで手に入れたマーガレットサービスのトレイです。
http://home.h00.itscom.net/shiokawa/RC_msnd_tray.html
偶然ですが、珈琲ポットとペインターが同じでした。やはり、必然かな..
会場風景です。
石坂浩二さんのテーブルセッティング 「ホイッスラー氏への返球」
今年も東京ドームで行われているテーブルウェア・フェスティバルへ行ってきました。石坂浩二さんのテーブルセッティングが、「ホイッスラー氏への返球」というタイトルで展示されておりました。
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「ホイッスラー氏への返球」
ワシントンD・C、のフリーア美術館に
英国から移築された”ピーコック・ルームは、
十九世紀末、ジャポニズムの流れの中で作られた豪華なもので、
日本人の美意識をヨーロッパ人がどう捉えていたかが判る、
目を見張るものだ。
ジャポニズムとは云え、そこには東洋的なものから、
日本を切り離して見ているとは思えない。
日本に投げかけたホイッスラーの球を
私なりに投げ返してみた。
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まあ、現在、ホイッスラー展が行われているので、確かにタイムリーなお題ですね。
今回は、ひとつロイヤル・コペンハーゲンのトレイを購入しました。後日、HPにアップしたいと思います。テーブルウェア・フェスティバルは2月9日まで行われています。
ロストランドブラックのカトレア文花瓶です。
板谷波山の彩磁木蓮文花瓶です。
スウェーデンはロストランド窯の黒彩磁カトレア文花瓶です。いわゆるロストランドブラックと言われるものです。黒を出すために鉄を使っているので見た目よりも重いです。
http://home.h00.itscom.net/shiokawa/rorstrand_black_cattleya.html
このロストランド・ブラックと似たような花瓶を石川県立工業学校時代に板谷波山が作っています。板谷波山は、ブラックではなく、背景はダークブルーでモクレンを描いています。1900年前後、すでに、見本となったロストランドブラックが日本にあったのでしょうか。興味は尽きませんね。
今日は満月ですので、久しぶりに丸いお皿の話(お月様は昨日アップしたのでパスします)。ロイヤル コペンハーゲンの染付蓮花文大皿(チャージャー)です。ちょうど、元旦にHPへアップしました。絵付け作家はMonique Hという方で、良く知りません。
http://home.h00.itscom.net/shiokawa/RC_3267opus.html
時代は、1953年から1970年代後半で、ニルス トーセン(Nils Thorsson)が主導で始めた”School in the Garden”の工房(または学校)で作られた大皿です。この工房は、ロイヤルコペンハーゲン製造所の隅にあった古いヴィラで行われたようです。芸術家だけでなく、コペンハーゲンの職員などの素人も参加していたようで、実験的なワークショップも行われ、優れたユニークな作品も作られたようです。
この工房で作られた作品にはロイヤルコペンハーゲンの一般的な商品と区別するために、ラテン語のOpus Scholasticumというスタンプが押され、番号が付けられています。
このチャージャーは、10年位前、ebayのネットオークションに出品されて、おそらく、ドイツのディーラーさんに渡り、その数年後、日本にやってきました。 染付の濃淡をうまく使って、ハスの花が描かれています。私が持っているリースベアの1889年の作品、蓮葉とロブスター文中皿に通じるものがあり、 気になっていたのですが、どういうものかわからずに、ずっと見送っていました。そして、昨年、どういうものか判明したので、購入しました。名品だと思います。
年末から、毎日HPにいろいろアップしていますが、なかなか終わりません。まあ、大学はまだ冬休みなので、もう少しアップしていきます。お時間ある時に見てください。よろしくお願いします。
ロイヤル コペンハーゲンの彩磁鱈蟹文中皿である。エリックニールセンが1896年に制作したもので、このトレイは1923年から1928年の間に作られたもである。
http://home.h00.itscom.net/shiokawa/RCtray_fish2.html
先日、横浜にある骨董屋さんから購入した。実は、このトレイ、おそらく10年くらい前に、ある西洋骨董店で購入したものと思われる。購入して家で飾った時、うちの奥さんに気持ち悪いと拒否されてしまい、仕方がなく、また、購入した西洋骨董店へ持っていき、委託販売したのである。しばらく売れなかったので、戻そうとしたら、横浜で売れたらしい。持っていれば、前回の展覧会で480番とともに出展していただろう。
まあ、チャンスがあれば、今度の展覧会に出そうかな。ちなみに、今回は、うちの奥さんも、ロイヤル コペンハーゲンのリアルさに慣れたのか、特に何も言われなかった。
ロブスターの灰皿をアップしたので、ついでにもう一つ、やはりロイヤルコペンハーゲンのザリガニのトレイです。こちらもエリックニールセンが1896年に制作したもので、このトレイは1923年から1928年の製作されました。おそらく、ザリガニの型は同じものを使っていると思われます。
じゃ~ん! 購入しました。赤柴、黒柴、そして、セキセイインコのキーホルダーです。セキセイインコは以前飼っていたピータンに似ているということで、うちの奥さんが買いました。なかなかいいですね。
今日は満月で、3年ぶりの皆既日食だったようですが、私が仕事から帰ったとき、横浜の空は曇りで見れませんでした。残念! ということで、満月といえば、この大皿。7代目錦光山宗兵衛の兎萩文大皿です。時代はおそらく明治だと思います。京焼独特の陶器です。が、絵付けは釉下彩です。1900年のパリ万博で日本の陶磁器は酷評されて、錦光山も磁器制作に乗り出し、釉下彩の絵付けにもチャレンジするようになりますので、おそらく、1900年から1910年の間くらいに作られたものではないかと思っています。
この絵柄、とても気に入っています。今度、撮り直して、もっと大きくアップしようかな。
昨日、大皿をアップしたので、引き続き日曜日にアップした「美人画錦絵文大皿」です。釉下彩で有名な富永源六製ですが、すべて上絵付けで丁寧に描かれています。これだけの色を使うには、やはり上絵付でなければできませんね。
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