新橋の汐留ミュージアムで行われている「ジョルジュ・ルオー名画の謎」展を先週見てきた。パナソニックの元会長さんのコレクションだそうで、現在ミュージアムには200点以上収蔵されているらしい。実は、このミュージアムは、このコレクションのために造られたようだ。小さく書いてあるので見落としそうだが、正式名称は「パナソニック 汐留ミュージアム ルオーギャラリー」とちゃんと書いてある。そして、今回は新たに購入した2つの収蔵作品が展示されている。
私は、別にルオーの絵に関心があるわけではないが、色の使い方はカラフルで良い。展示もなかなか凝っており、いつもとは違ったコースで、ルオーの絵を楽しめることができた。開催は今月24日まで..
来月7日からは、いよいよ「アール・デコ 光のエレガンス」展がここで行われる。
昨日、横浜そごう美術館へ行き、「京都 細見美術館 PartⅡ 琳派・若冲と雅の世界」を見てきました。あらためてロイヤルコペンハーゲンやビング&グレンダールの絵付けは日本の絵画、特に酒井抱一以降の琳派の江戸絵画から影響を受けているなと感じました。そして、若冲の鶏をみたときは西浦焼の鶏が頭に浮かんでしまいました。
7月14日から、この京都 細見美術館で「ロイヤルコペンハーゲン、ビング&グレンダール展」が開催されます。いいかもしれない..
先日の「開運なんでも鑑定団」で高さは60cm位はあると思われるとても立派なアールヌゥ―ヴォー調の錦光山窯の花瓶が出品された。中国に留学していた時お世話になった教授の祖父が大正時代に購入したものだそうで、文化大革命のときにも隠して守ったものだそうである。その話を聞いた依頼人は感動して、これは日本に持って帰らなければならないと思い、日本円でだいたい25万円位を払って持って帰ってきたものだそうだ。
これに対して、中島誠之助が下した判定は偽物。鑑定額は5万円。その判定理由は「日本錦光山造」とさらっと書かれている銘で、本物は「大日本錦光山造」あるいは「錦光山造」ときちっと楷書で書かれており、描かれている絵柄も武士や桜など日本風な柄で、このような規格化された花柄はないということが理由であった。
これは、ひどい判定である。どうやら、中島誠之助は1900年以降のアールヌーヴォー調の作品を制作していた錦光山窯を知らないようだ。ひどい勉強不足である。困ったものだ。
今行われている広島県「はつかいち美術ギャラリー」で行われている「明治・大正時代の日本陶磁」展に出展されている錦光山窯の花瓶の銘も「日本錦光山造」とさらっと書かれている。私のHPに掲載している同じ形の錦光山宗兵衛もやはり「日本錦光山造」とさらっと書かれている。
大正時代に購入したということは、1911年以降で、アールヌーヴォー調の作品を制作していた時期と重なるので、私は本物であると思う。さらに高さもあり、絵柄も「ロイヤル錦」時代のものを含めても、かなり上手のものだと思うので、25万円は妥当と考える。
しかし、偽物と判断を下された依頼人は本当にお気の毒である。頭に来て叩き割ったりしていないことを祈るばかりである。
いま、開運なんでも鑑定団のHPにも掲載されているので、興味のある方は見てください。
今日は、11時半から14時まで、桜田さんのスマルプグリンガン、サイピトゥを使って練習しました。この楽器で練習するのは初めてです。どうやら、今、私が作っているものより、少し音は低いようですね。共鳴器もなかなか手に入らない竹を使っており、鍵盤も磨かれて、とても、奇麗で贅沢な作りです。さて、少しずつ、曲を覚えていかなければ..
こちらは、隣にあるミュージアムショップとカフェが入っている棟です。建築は西沢さんではなく、安井秀夫アトリエだそうです。
軽井沢から帰ってきました。写真は中軽井沢に新しくできた軽井沢千住博美術館です。建築家は西沢立衛氏。内部の写真は撮れませんでしたが、曲線をいっぱい使った面白い空間となっています。今日はここと昨年も訪れたRay coffee houseを貸し自転車で回りました。坂道が多く、なかなか運動になりました。
この前の日曜日に、松濤美術館へ行こうと思い、渋谷に降りたら、なんと109から東急本店へ行く道が通行止めになっており、得体のしれない団体が踊りながら、行進していた。どうやら、鹿児島県のおはら祭りというものをやっていたらしい。
もう終わってしまいましたが、渋谷東急本店のそばにあるポスターハリスギャラリーへ「寺山修司と天井桟敷 ポスター展」を見に行ってきました。路地裏にあるマンションの1室をギャラリーにしているなんとも、シュールな場所でした。
なんか、とても、懐かしかったですね。この廃頽的な感じ、昔、嵌った時がありました。3000円以上買うと、ポスターを差し上げますとあり、思わず、買いそうになってしまいましたが、ぐっとこらえました。ピンクフロイドのTシャツもありましたが、こちらは値段が結構してましたので、あきらめることができました。
お客さんは若い人が多かったですね。カップルで来ている人もいました。いまだに人気があるのですね。まあ、とりあえず、無事、何も買わずにギャラリーを後にして、松濤美術館へ行きました。
どうも、ゴールデンウィーク明けなのか、とても疲れています。日曜日大丈夫かな..
眞葛ミュージアムに展示してある眞葛焼の破片断面のアップである。緑の釉下彩部分、下絵具が素地と釉薬の間にあることがわかる。
さて、展覧会の入場者数、ゴールデンウィーク5月6日までの人数は3800人弱ということ。天気が悪かったからな..。あと、12日間。5000人行くかな...。
今日は、開館後、ロムドシンの塩谷さんの記念セミナー「ロイヤルコペンハーゲンでティータイムを楽しむ」が行われます。ちょっと、帰りに覗こうかな..
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