テーブルウェア・フェスティバルで著名人がテーブルセッティングを行っており、写真はコーディネーター加藤タキさんの食空間「新旧共生の間」です。加藤タキさんのお母様は日本の婦人解放運動家、そして日本初の女性国会議員でもあった故加藤シヅエさんであり、旦那様は建築家・プロダクトデザイナーの黒川雅之さんです。ちなみに黒川雅之さんはやはり建築家、故黒川紀章さんの弟です。
じつは、加藤タキさんから今回テーブルセッティングで使っているお母様シヅエさんが大正3年嫁入り時に持ってきた染付のカップ&ソーサが京焼の錦光山宗兵衛作かどうか教えてほしいという問い合わせのメールを頂きました。
その7代錦光山宗兵衛窯の作品が右手前にあるコーヒーと紅茶のカップ&ソーサ3客ずつです。ちなみに手前にあるボール5客はロイヤルコペンハーゲンのテネラです。
驚神社の後、さらに、いつも散歩で前を通っている馬頭観音にもよって、お参りしました。夜は、日本酒を飲みながらお刺身を食べて、茨城の展覧会場風景をHPにアップしました。見てください。お腹が苦しい..
昨日は、朝からワインを飲みながら、おせちとお雑煮を食べ、午後から家族6人で近所の伊勢社へお参り。そして、驚神社へはしご。茨城ほどではなかったですが、なかなか冷えました。
一昨日、「鎌倉彫と眞葛焼」を見てきたが、ひとつ気になることがあった。表示が間違っているのである。どうやら、ここの学芸員は釉下彩の緑色と緑釉の区別ができていないと思われる。まあ、陶芸専門の博物館ではないから、仕方がないとは思うが、まったく異なる技術である。釉下彩の緑色とは、釉薬をかける前に、緑色の絵の具を素地に塗って透明釉をかけている作品である。緑釉は釉薬そのものが緑色に発色している作品である。今回、パンフレットに載っている11と21番の2つじっくりと見たが、いずれも緑釉ではなく釉下彩の緑色であった。実は、田辺さんの本も緑色が背景に使われている作品は緑釉と表示されている。実物を見ていないので、写真だけではよく判らないが、おそらく釉下彩の緑色の作品も緑釉と表示されていると思われる。この本はだいぶ前に出版されたものであるので仕方がないと思うが、もうそろそろ区別してもらいたいものだ。やはり、来年、眞葛についても論文を投稿しようかな..
7代目錦光山宗兵衛の変釉菓子器である。直径21cmある。時代は、20世紀初頭かな?ちなみに模様が分かりにくいと思い、器は逆さまにして撮影してある。磁器ではなく京焼特有の陶器であるが、素地をかき落として模様を描き、その上から釉薬をかけていると思われる。デザインはデコであるが、古代唐草模様と書いてある。いろいろ作ってますね。この時代の錦光山はまだ、よくわかっていない。だれか調べないかな..
久しぶりの皆既月食でしたね。きれいなお月さまでした。話はかわって、母親が一昨日、桜木町の神奈川県立歴史博物館へ行って「鎌倉彫と眞葛焼」展を見てきたらしく、パンフレットをくれました。そしたら、昨日、テレビ東京の「美の巨人」で宮川香山が取り上げられ、ちょうど展覧会会場が映し出されていました。田辺さんが寄託したものなので、おそらくほとんど以前見たものだと思いますが、また、眞葛ミュージアムとはしごで見て来ようかな。12月27日(火)までです。
昨日、公演を見てきました。面白かったです。話の間に入る時事問題ネタにも切れがありました。もちろん、相変わらずの高田渡の自転車も出てきましたし、思った通り、フォーク・クルセイダーズの替歌も飛び出しました。
梅田さんが修行したトゥジュク・スタイル演奏での公演なのか、力みがなくリラックスした感じで、とてもよかったです。
写真のようにスクリーンにワヤン・トゥンジュク・ジャパン・ツアーとありましたので、来年春過ぎから、日本中を駆け巡るかもしれません。
本日および明日、梅田さん率いるワヤン・トンジュクの影絵人形芝居が渋谷の光塾で行われる。私は本日の公演に行く予定である。「勇者ビマ天界赴く」は、今年の夏、梅田さんがトゥンジュクのスマンディ先生のところでいろいろ疑問点を聞いていたので、おそらく梅田さんも初めて上演する演目である。ちなみにチケットはすべて完売である。当日券もないようなので、「行きたかった!」と思った方は次回(未定)のお楽しみに。
新橋の汐留ミュージアムで行われている「ウィーン工房1903-1932」を11月初めに行ってきた。そもそも近代建築史では、ウィーン分離派は習うが、その後のヨーゼフ・ホフマンのウィーン工房までは踏み込まない。どちらかというと、近代建築につながるオットー・ヴァグナーやアロルフ・ロースの建築を紹介するだけであった。大学3年生のときに建築学科で行われた海外研修旅行でウィーンに訪れたときも、ヴァグナーのカールスプラッツ駅や郵便貯金局などは訪れたが、ヨーゼフ・ホフマンのものは記憶にない。もちろん、ムジークフェラインとオペラ座は個人的にちゃんと訪れて音も忘れずに聴いた。
ということで、セセッション後、よく知らなかった20世紀初頭のウィーンのデザインの流れがよくまとめられており、とても勉強になる。お勧めです。
そういえば、だいぶ前に、横浜元町にあったアンティークショップで、ウィーン・ユーゲントシュティルのC&Sが2客あり、購入を悩んだことがあった。結局すぐに売れてしまい、購入できなかったが、最近、その1客をあるコレクターが持っていることがわかった。同じものかどうかはわからないが、珍しいものなので、たぶん同じものだろう。ここにいたんだと、少し、なつかしかった..
町田市立美術館のチラシ置き場にありました。マイ・コレクション展のチラシ。ポスターは貼っていませんでしたが、まあ、いいでしょう。判ります?
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