岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅠで行われている「セラミック・ジャパン 陶磁器でたどる日本のモダン」展を見てきた。明治維新から第二次世界大戦までの陶磁器のデザインがよくまとまっている。壺や皿だけでなく、タイルや建材などのデザインもちゃんと展示されている。一番、感動したのは、1927年に作られた同潤会代官山アパーメントの洗面台が展示されていたことである。松戸市教育委員会が持っているらしい。
よく保存していた!
この展覧会は、岐阜の後、石川、兵庫、そして、東京と巡回する。東京は、松濤美術館で、12月13日から来年1月29日まで行われる。お勧めである。
先日、日曜日、羽根木プレーパークでガムラン演奏終了後、「頴川美術館の名品」展を松濤美術館へ見にいきました。最終日でしたが、それほど混んでいませんでした。
東京では、30年ぶりの大公開だったそうです。巡回するのかな?
前半と後半に2回に分けて展示されていたようで、前半行けなかったのが残念でした。長次郎の赤茶碗、名椀「無一物」(重要文化財)はちゃんと展示されていました。私としては、絵画の方が楽しめたかな。応挙の鯉と鮒の絵が一番良かったです。イノシシの絵もなかなか迫力がありました。尾形光琳、池大雅、そして、谷文晁も良かったです。
大阪の古い商家の歴代家蔵で、兵庫県西宮市に美術館があるそうです。行けば、いつでも見れるのかな..
三井記念美術館へ「和食の天才 北大路魯山人の美」展を見てきた。基本的に、魯山人は好きではない。といっても、今まで、彼の作品の実物を見ていたわけでもなく、まあ、食わず嫌いというところだった。で、今回、じっくりと見たら、意外とよかった。特に、漆器の一閑塗日月椀5客(チラシの椀)が良い。もちろん、陶磁器もなかなか見応えがある。やはり、ちゃんと、現物を観なければ解らないものだ。ということで、お勧めです。
8月2日(火)に行われる中央区民カレッジまなびのコース(連携講座) 「展覧会を観る」で行われる講演「アール・ヌーヴォーの装飾磁器 ヨーロッパ名窯 美麗革命!」です。こちらは、展示されている各窯の作品を1時間くらいで紹介して、その後、展覧会を見学するイベントです。画像をクリックすると大きくなります。中央区民限定なのかな..
三井記念美術館で行われる「アール・ヌーヴォーの装飾磁器」が、次回の展覧会になったので、HPに掲載されている内容がより詳しくなりました。
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index2.html
また、私が話す土曜講座「北欧のアール・ヌーヴォー装飾磁器」も掲載されました。
http://www.mitsui-museum.jp/event/lecture.html
北欧の窯を中心に話します。有料ですが、ご興味のある方、よろしくお願いします。
撮影できる作品が用意されていました。残念ながら、釉下彩磁器はありませんでした。
昨日は私の誕生日だった。そこで、うちの奥さんから誕生日プレゼントということで、サントリー美術館の「没後100年 宮川香山」展のチケット代をもらった。で、せっかくだから、午前中、大学へ行く前に行ってきた。
平日の午前中にもかかわらず、お客さんがいっぱい。しかし、やはり、田邊さんのコレクションはすごいな。いままで、いろいろな展示会で見ているが、見たことがないものが結構あり、結局、図録も買ってしまった。
高浮彫は陶器であり、眞葛香山は釉下彩磁器になると、動物や植物は花瓶の表面に平面的に描かれるようになる。まあ、高浮彫は磁器では難しかったのだろう。ビング&グレンダールは高浮彫を磁器で表現し、彩色も釉下彩で行った。あらためて、ピエトロ・クローンの偉大さを感じた展覧会であった。
松濤美術館で開催されている「小さきものは皆うつくし 鼻煙壺 沖正一郎コレクション」展を見てきた。http://www.shoto-museum.jp/exhibitions/2016bienko/
なんと、無料である。まあ、このくらい小さいと置き場所を考えなくても良いので、集めるのも楽だな。じつは、私も20個くらい持っている。材料は陶磁器とガラスが多いかな。特に、結晶釉の鼻煙壺は、本格的に集めようかなと思ったことがある。結局、2個(写真)しか持っていないけど。そういえば、この展覧会にはなかったな。また、はじめようかな..
展覧会は21日までです。展示は2Fだけですが、とても良いコレクションで、お勧めです。
汐留ミュージアムで行われている「イングリッシュ・ガーデン」展へ行ってきました。世界遺産 キュー王立植物園が所蔵するボタニカル・アートを中心に展示されています。近代建築史の授業で必ず習う、1851年に行われたロンドン万国博覧会で建てられた水晶宮(クリスタルパレス)を設計したジョセフ・パクストンは、造園家だったんですね。そうだよな、温室だ。今度ロンドンに行ったときには、見に行かなければ..
ジョン・ラスキン、ウイリアム・モリス、そして、クリストファー・ドレッサーも出てくるし、こういう流れだったんですね。大変、勉強になりました!
汐留ミュージアムでは3月21日までやっています。また、この展覧会は4月29日から6月26日まで京都文化博物館で行われます。
制作形態の変遷ごとに展示されているショーケースの前で熱弁をふるう山本館長
新しく購入された釉下彩の大花瓶
先日、予告通り、眞葛ミュージアムへ行ってきました。館内を見学していると、山本館長がギャラリートークを行うというアナウンスがあり、せっかくだから参加してきました。以前にも何回か聞いておりますが、 内容もトークも、よりスキルアップしており、とても勉強になりました。また、新しい釉下彩の大花瓶も見応えがあり、すばらしいものでした。
山本館長は、先週の水曜日から始まっているサントリー美術館の眞葛香山展へ行かれたようで、どうやら、いままで見たことがない作品も展示されていたそうです。田邊さんはまだ、購入しているんですね。行かねばならないかな。
その前に、インフルを完治させなければ..
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