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カイの家

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  • ハッシュタグ「#伝統」の検索結果586件

彩磁菊文蓋付大壷

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彩磁菊文蓋付大壷
 先週に引き続き、HPを更新した。B&Gのおそらくユニカ(絵付け)あるいは特注品と思われる彩磁菊文蓋付大壷である。ユニカについては以前説明したが、作家の一点ものという意味である。作家はCNと書いてあるのでクララ・ニールセンの可能性はあるが、一般に知られているクララ・ニールセンのサインとは異なるので、断定できない。白い菊の絵が壷の周りに描かれている迫力のある大きな蓋付の壷である。
彩磁菊文蓋付大壷
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宮元囃子連

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 伊勢社、春の例大祭における宮元囃子連の演奏です。右端の太鼓を叩いている子供が、一生懸命となりのお年寄りの演奏を見ながら叩いているところがほほえましいですね。
#アート #伝統 #文化 #芸術

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彩磁三人面耳付花瓶

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彩磁三人面耳付花瓶
 久しぶりにHPを更新した。スベン・ハンマースホイの1893年9月製のユニカ、彩磁三人面耳付花瓶である。ユニカについては以前説明したが、作家の一点ものという意味である。この花瓶はちょうど、シカゴ万国博覧会が開催された年に作られている。絵付けはハンマースホイだが、3人面耳付きのフォームはアーノルドクローがデザインした。それも、この作品が作られた同じ年の1893年にである。もしかしたら、シカゴ万国博覧会に出品するために作ったのかもしれない。
 このシカゴ万国博覧会から、ロイヤルコペンハーゲンは多色の釉下彩と結晶釉の磁器を出品して世界的に有名になるのである。この作品もブルーだけでなく、何色か使われている。
彩磁三人面耳付花瓶
#アート #伝統 #文化 #芸術

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「ジャパニーズ・デザインの挑戦」展

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「ジャパニーズ・デザインの挑戦...
 先々週末、愛知陶磁資料館で行われている「ジャパニーズ・デザインの挑戦」展を見に瀬戸まで行ってきた。そして、二日間行われたシンポジウムにも参加してきた。写真はその図録である。昨年末、産総研のコレクションの図録をアップしたが、それとは別に展覧会用の図録を作っていたとは知らなかった。そして、昨年この展覧会のための準備を少し手伝ったので、この図録に協力者として名前が掲載されていた。また、参考文献として、私が書いた「ロイヤルコペンハーゲン」が掲載されていた。やはり、正直うれしい。
 さてシンポジウムであるが、こんなマニアックな内容(昨年、このブログで内容はアップしている)で人が集まるのかなと思っていたが、結構参加者がいた。みな、やはり美術館の学芸員や近代国際陶磁研究会の人々かな。シンポジウムの内容はもちろん国立陶磁器試験所に関わるものであるが、特に、日曜日の午後に行われた「中国における釉下彩技法の展開」が面白かった。中国湖南省のれいりょう窯は、清朝末期から20世紀初頭に中国で初めて釉下彩の生産を開始して、景徳鎮と並び称される上質磁器の産地に成長した窯だそうで、なんと、1906年から5年ほど、京都市陶磁器試験場の技師が何人か中国湖南省のれいりょう窯へ、この釉下彩技法を教えに行っていたようである。その作品の写真をスライドで紹介してくれたが、それはすばらしかった。一度本物を見てみたいなと本当に思った。やはり、同じ考えの人がいて、最後、質問のときに、「何処へ行けば見ることができるのか。」と質問していた。どうやら、中国でしか今のところ見ることができないようだ。
 で、昼休みに近代国際陶磁研究会の会長さんから、今回のことでも西洋のことでわからないことが多く、もっと西洋の近代陶磁器に関して勉強しなければならないということで、6月の総会の後のシンポジウムで講演をして欲しいと頼まれた。もちろん、会員なので名古屋までの新幹線代は自分持ち。しかし、会長さんからの依頼なので断ることはできないと思い、引き受けてしまった。そして、じつは、この講演で話すということは、ジャーナル「近代陶磁」に原稿を書かなければいけないそうで、さらに原稿依頼をされてしまった。もちろん、原稿料もなし。昨年、冗談半分で「ロイヤルコペンハーゲン」や「ビング&グレンダール」について何か書こうかなとこのブログにアップしたが、こんなに早く依頼が来るなんて…。
 仕方がない。「ロイヤルコペンハーゲン」や「ビング&グレンダール」を啓蒙するためにがんばるか! しかし、とても気が重い。デンマークから感謝状来ないかなぁ…
#アート #伝統 #文化 #芸術

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輸出振興にかけた夢

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輸出振興にかけた夢
 ここ数日、本当に寒いですね。毎日、耳あてが大活躍です。
 さて、先週末、愛知陶磁資料館でシンポジウムも参加した「ジャパニーズ・デザインの挑戦」展の記事が昨日の朝日新聞夕刊に載っていました。
 昨日のアップは、ちょっと長めだったので、今日は軽めに、ワヤン・クリッの打ち上げの写真でもアップしようかなと思っていましたが、急遽、変更。なかなか良くまとまっています。記者はシンポジウムに参加していたのかな。読めるかな。小さくてごめんなさい...
#アート #伝統 #文化 #芸術

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ラーマーヤナ「クンバカルナの戦死」

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ラーマーヤナ「クンバカルナの戦...
 先週土曜日に名古屋市東文化小劇場で、楽しみにしていたラーマーヤナの「クンバカルナの戦死」がワヤン・クリッ・バテルで上演された。普通バリのワヤン・クリッは、グンデルという鍵盤楽器4台だけで演奏されるが、バテルはこれに、太鼓、ゴング、チェンチェンなどの打楽器が加わる。今回はさらに、途中で眠っているクンバカルナを大きい音で起こすために、大きい太鼓とシンバルを使ったブレガンジュールも演奏し、そのときワークショップに参加したお客さんも鳴り物で演奏した。演奏は前評判通りうまかった。そして、梅田ダランもノリノリで、終演予定の20時をかなり過ぎてしまった。
 しかし、私はなぜか楽しむことが出来なかった。梅田さんから出るギャグもあまり面白いと感じることができなく、なんか重い気分だけが残った。終わった後、梅田さんの補佐役だった友人に「どうでした。」と聞かれ、一瞬答えにつまり、慌てて「面白かったですよ。」と答えたが、その後に続ける言葉がうまく出てこなく、一言二言何かを言ったあと黙ってしまった。ごまかすことが下手で、すぐ表に出てしまう。だめだなぁ。
 そして、この重い気分はなんだろうと考えているうちにブログへの報告も3日経ってしまった。で、やっと気がついた。おそらく演目が戦争の内容だったからである。この「クンバカルナの戦死」は魔王ラワナの軍団とラーマ王子側の猿軍団との戦いで、一回目の戦いの後からストーリーは始まるのである。そして、最後は、戦争の不条理を感じながら死んでいくクンバカルナの戦闘シーンが長く続く。この最後のクンバカルナが手足をもぎ取られながらも前進していくシーン(梅田さんが、いけいけノリノリの場面)の最中に、私の右斜め後ろに小学生の女の子が突然現れて、スクリーンに向かって「もういやだ。帰りたい!」と叫んだのである。慌てて母親らしき人が追いかけてきて、後ろから彼女の口を手でふさぎながら連れ去っていった。感受性の強い子だったのか、戦闘シーンの残酷さ、あるいは、クンバカルナが受けた理不尽な仕打ちに嫌悪感を抱いたのかもしれない。
 しかし、まだ、気分は重い。いやいや、今はもしかしたら仕事のせいかな。不条理に感じることが多いからなぁ。まあ、とにかく梅田さんには悪いが、今回は楽しむことが出来なかった。でも、いいかえれば、影絵芝居ワヤン・クリッという芸能はバリ舞踊などとは異なり、こういう人間の生きていく上での教訓を人々に伝えていく奥深い芸能だということである。そして、今回の演奏を含めたパフォーマンスは、私の心に重く何か共感させる力を持つすばらしいものだったのかもしれない。まあ、なかなか自分の感情を的確に論理的な言葉で表現できないが、許していただきたい。

 さあ、まだ、「バリ島ワヤン夢うつつ」を読んでいない皆さん!

 ぜひ本を購入して、梅田さんの影絵芝居を見に行きましょう。そして、自分の人生を振り返って、いろいろ考えてみましょう。次回の上演は、来月3月21日(日)沖縄です。私はたぶん行きません。
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音が描く風景/風景が描く音 鈴木昭男・八木良太展

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音が描く風景/風景が描く音 鈴...
 現在、我が家から歩いて15分位の所にある横浜市民ギャラリーあざみ野で「音が描く風景/風景が描く音 鈴木昭男・八木良太展」が行われています。一昨日NHKドキュメント20「ひらけ!耳」で点音(おとだて)を紹介していた鈴木昭男さんです。どうやら、昨年9月ごろから鈴木昭男さんがあざみ野に来て点音を見つけていたようで展覧会で紹介されています。昨日アップしたカイの散歩で行くいつもの公園も点音に選ばれて、鈴木さんが来ていたようです。公園の点音のマークは白いスプレーではなく、チョークで描いたらしく消えてしまったようですが。
 で、昨日、アーティストトークがありましたので、行ってきました。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、鈴木昭男さんは音を使った国際的に有名な現代アーティストです。最初に鈴木さんのパフーマンスを見たのは、おそらく1986年頃で太田省吾さんの転形劇場が赤坂から引っ越したT2スタジオでした。エコー楽器「アナラポス」を鳴らす鈴木さんの姿は今でも憶えています。今回のトークでも、少しパフォーマンスを披露して下さいました。変わっていませんでした。おそらく故吉村弘氏とともに、私が何かしら影響を受けたアーティストの一人です。
 幸い、トークが始まる前に少し鈴木さんと話すことができました。緊張して何を話したか良く覚えていませんが、T2スタジオでパフォーマンスを見たことや、吉村さんのことなどは話しました。どうも、こういうときはうまく話すことができませんね。もともと口下手ですので仕方がないのですが。でも、再び出会えてよかったです。特に今回は少し話すこともできましたし。いままで、なんとなくもやもやしていたことが少し見えたような気がします。
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神保町シアタービル

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神保町シアタービル
 すずらん通りを歩きながら、そういえば、南洋堂という建築専門書を扱っている本屋があったなと思い、靖国通りに出る前にちらっと右を見たら、変な形のビルが目に飛び込んできました。このビル、神保町シアタービルというそうです。設計は日建設計で2007年に建てられたようです。
 なかには小学館運営のミニシアター「神保町シアター」があり、吉本興業のお笑い劇場「神保町花月」も入っているようです。南洋堂も昔と随分変わっていましたが、この建物の方が、衝撃的でした。
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古い建築物

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古い建築物
 神保町には、まだいくつか古い建築物が残っているので、建築探訪気分でぶらぶらと裏通りを歩いていましたら、ばったりとこの建物に出会いました。
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「柴田是真の漆×絵」展

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「柴田是真の漆×絵」展
 三井記念美術館へ「柴田是真の漆×絵」展を見てきました。すごいですね。やはり、明治の工藝は素晴らしい。なぜ、いままで見向きもされなかったのでしょう。真葛同様、ほとんど良い物は海外へ輸出されてしまったからでしょうね。
 最近、日曜美術館や美の巨匠などで取り上げられましたので、まあまあ人も入っていましたが、それでも少ないかな。これからはもっと明治の工藝に目を向けなければいけません。これらの作品は、ほとんどテキサス在住のエドソン夫妻のコレクションで、エドソン夫妻が集め始めたのも1960年代からだそうです。
 「紫檀塗」いいですね。本当に紫檀に見えます。ただ、是真の紫檀塗はハカランダすなわちブラジリアン・ローズウッドに私には見えるのですが。明治時代以前に日本に入ってきた紫檀はアジア産だろうから、インディアン・ローズウッドですよね。古いインディアン・ローズウッドはハカランダに近かったのかな。ということは木材の性質も100年以上経つと変わるということでしょうか。
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