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カイの家

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横浜焼

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横浜焼
 横浜開港150周年イベントとして、神奈川県立歴史博物館で、「特別展 横浜・東京 明治の輸出陶磁器」が今日から行われています。6月22日までです。
 高木先生がかなり関わっており、先生のコレクションも出品されています。
 みなさん、是非行きましょう。特に、横浜・東京に住んでいる方は必見です。
 
#アート #伝統 #文化 #芸術

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上絵桐鳳凰文茶碗

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上絵桐鳳凰文茶碗
 古伊万里の上絵桐鳳凰文茶碗です。
 時代は江戸中期です。でも、江戸中期っていつからいつまでのことを指すのでしょうね。適当に1750年頃とでもしておけばよいのでしょうか。根拠は、この茶碗の形がだいたい江戸中期頃のものだというところから判断されていると思います。
 左下は見込みの絵付です。右下は蓋を上部から見たものです。

 この茶碗には、染付は一切使われていません。金彩、赤そして、うすい紫で上絵付されています。素地も釉薬が薄くかけられ、かなり柿右衛門の濁手に近い白ですが、やはり、釉薬がたまって厚くなっているところはうすく青みがかっています。

 金と赤そして紫を使うところなどは、古伊万里としてはなかなか珍しいものだと思うのですが、いかがでしょう。
#アート #伝統 #文化 #芸術

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柿右衛門と鍋島

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柿右衛門と鍋島
 昨日は、第6回西洋陶磁勉強会が朝からありました。英国のチェルシー窯を中心に18世紀の柿右衛門様式の磁器をたくさん見せていただきました。もちろん、手に持って触らせていただきました。これが勉強会のいいところですね。
 その流れで午後は出光美術館でやっている柿右衛門と鍋島展に行ってきました。重要文化財の柿右衛門1つ、鍋島3つを含むとても良い展覧会でした。

 展覧会を見ながら、柿右衛門の青は、おそらく染付の淡いダミ染めの青を目指していたのではないかと思いました。濁手の白を得るためには、染付を使うことができなかったわけですから、どちらを選ぶかということですね。柿右衛門は上絵の赤をくっきりと美しく見せるために白をとったわけです。そして、鍋島は染付の青をとったわけです。もし、濁手の白を出せて染付の青も出すことが出来れば、おそらく柿右衛門も鍋島同様、青を出すために染付を使ったのではないでしょうか。

 しかし、鍋島の染付の青は本当に美しいですね。特に重要文化財に指定されている3枚はすごい。

 とても勉強になりました。

 西洋陶磁器コレクターではありますが、実は古伊万里も好きでいくつか持っています。真贋がよく判らないものもありますが、そのときは気に入って買ったわけですから、気にしないで、少しずつブログにアップしていこうかなと思います。
#アート #伝統 #文化 #芸術

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Ombak 「ヒラケゴマ」

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 櫻田さんに許可をもらったので、「Ombak〜うなり〜」の動画をひとつアップします。最後の「ヒラケゴマ」という踊り&演奏で、バリ舞踊のテレックをアレンジしたものです。
#アート #伝統 #文化 #芸術

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チューリップ

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チューリップ
 昨日の花は八重咲きのチューリップでした。
 写真の花瓶はスウェーデン、ロストランド窯の花瓶です。高さ32cmあります。
 この花瓶は、9年前に購入したもので、初めて買ったロストランドです。

 それまで、チューリップは、花びらが閉じているものと思い込んでいましたので、この花びらが開いている花をチューリップだと説明されても、いまひとつピンときませんでした。

 これは、花瓶全面に花が描かれた初期のものです。ですから、ロストランドにしては、ちょっと寂しい、質素な雰囲気をもった花瓶です。
でも、大きさもありますし、結構めずらしいものなんですよ。
#アート #伝統 #文化 #芸術

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マーガレット その2

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マーガレット その2
 我が家で咲いている別のマーガレットです。
こちらは、スウェーデン、ロストランド窯のトレイ(写真下)が似ています。

 ところで、以前ご案内した西洋アンティーク陶磁器の勉強会の次回第6回が4月20日(日)に
東京都心にて開催が決まりました。
今回のテーマは、18世紀英国銀スプーンに、チェルシー磁器です。
ご関心の方がおられましたら、詳細は、emakiguさんのHPをご覧ください。
西洋アンティーク陶磁器勉強会
#アート #伝統 #文化 #芸術

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マーガレット

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マーガレット
 我が家で今咲いているマーガレット(写真上)です。咲き始めは白色ですが、だんだん花びらの先の方からピンク色になってきます。

 写真下2つは、ロイヤルコペンハーゲンのマーガレットサービスのC&S(カップ&ソーサ)と珈琲ポットです。ご覧のように、縁にマーガレットの花が陽刻してあります。作家は、アーノルドクローで、1900年のパリ万国博覧会でグランプリを受賞したテーブルウエアです。
 ロイヤルコペンハーゲンといえば、アールヌーヴォー磁器というイメージを確立させた作品です。

 復刻版が1980年代後期から1990年代初めまで作られていました。それらを日本で発売したときに、おそらくミッドサマーナイツドリーム(真夏夜夢)と名前を付けられたのだと思います。
#アート #伝統 #文化 #芸術

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影絵芝居「ワヤンクリ(Wayang Kulit)」 その3

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影絵芝居「ワヤンクリ(Waya...
 写真の中央カヨナン(宇宙樹)の左に善側の人形、右に悪側の人形がおります。このように善と悪に分れていますが、必ず善が強くて正義というわけではなく、バリでは二つの立場は対等です。
 これは、人間の心には常に良い心と悪い心の両方が共存しているという意味論的世界観に基づいているのでしょう。バリの面白いところは、この意味論的世界観が、まだ、近代科学がもたらした機械論的世界観に根付いているところです。
 バリのガムラン音楽が2つの音のピッチの差によって作られる「うなり」を取り入れていることも、この世界観によるような気がします。
 おそらく、我々がバリに惹かれる理由は、こ の辺にあるのではないでしょうか。

しかし、今、バリでも近代化は進み、この世界観にもかなり歪が生じているようです。
#アート #伝統 #文化 #芸術

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影絵芝居「ワヤンクリ(Wayang Kulit)」 その2

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影絵芝居「ワヤンクリ(Waya...
 ただ、小さい子供は、最初は面白い動きに反応して楽しんでいるのですが、話の内容が理解できないので、だんだん飽きてじっとしていられなくなり、ぐずついてきます。実際、今回も我々の横に座っていた5歳くらいの男の子は、最初、お父さんのひざの上に座ってかぶり付きで見ていたのですが、だんだんと落ち着きがなくなり、最後には、お父さんが抱き上げて会場から出て行きました。
 次男は小学校6年生ですので、さすがに話の内容もだいたい理解できたようで、飽きずに最後まで見ていましたが、2回ほど「今何時?」とか「あと何分くらいで終わるの?」と聞いていました。バリでは夜通し行われるようですが、今回はうまく約1時間にまとめられていましたので、次男にはちょうど良かったのかもしれません。

次男から2つほど、質問されました。

 ひとつは「何で人がスクリーンの上から降りてくるのか」。「あれは人ではなく、神様だから、空を飛べるのだ。」と説明して納得したようです。
 もうひとつは、トゥワレンとムルダの親子の会話で、息子のムルダがお腹を空かせ、「せっかく有楽町に来ているのだから、おしゃれなカフェで食事がしたい。」と言ったところ、父親のトゥワレンが「わしがはじめて有楽町に来た時は、ガード下にある吉野家の牛丼で食事は済ませた。」という掛け合いがあるのですが、ここで吉野家の牛丼を引き合いに出すことが納得できなかったようです。おそらく、外食に慣れていない次男にとっては、おしゃれなカフェで食事をするのも、吉野家で牛丼を食べることも同じことなのです。ご飯が好きな次男にとっては、丼物は大好物ですので、カフェで小洒落た食事をするより吉野家の牛丼の方がいいのでしょう。安上がりでいいのですが、ちょっと私の方が複雑な気持ちになりました。

 ということで、今回は、子供をよく観察できて面白かったです。

終わった後、次男も試食会に参加し、タイ料理の鳥肉のグリーンカレー(グェーン・キョ・ワーン・ガイ)と鶏肉バジル炒めがけごはん(ガパオ・ガイ・ラーッ・カオ)に初めてチャレンジしました。口から火を吹いていましたが、美味しかったようです。
#アート #伝統 #文化 #芸術

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影絵芝居「ワヤンクリ(Wayang Kulit)」 その1

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影絵芝居「ワヤンクリ(Waya...
 先週の日曜日、有楽町の国際フォーラム内ごはんミュージアムへ影絵芝居ワヤンクリ(Wayang Kulit)を見に行きました。
 ASEAN DAYというお祭りイベントの中で行われ、お料理の試食会もあるというので、ごはん大好きの次男を誘って出かけました。
 演目は、マハーバーラタの「アルジュナの瞑想」で、人形を操る影絵人形使いダラン(Dalang)Pさんと、4人のグンデル演奏者で行われました。Pさんは、日本人初のバリ島のダランです。
 次男がPさんのワヤンクリを見るのは2回目ですが、最初は幼稚園のときでしたので、さすがに覚えていなかったようです。ちなみに、グンデルを演奏したKさんの家でバーベキューをしたことは覚えていました。やはり、食べ物の記憶は覚えているようです。

 このワヤンクリは、スクリーンの前後、好きなところで見ることができます。前で見ると影絵を楽しめ、後ろですと人形使いの動作やグンデルの演奏を見ることが出来ます。今回は、次男と一緒に、ほとんどスクリーンの前で見ました。
 バリではワヤンクリは、カウイ語(古代ジャワ語で、サンスクリット語をベースにしている)とバリ語で行われます。カウイ語は普通のバリ人はわからないので、通訳する人形がバリ語に訳して芝居を見ている観客に説明するのです。今回はもちろんバリ語の代わりに日本語が用いられています。
 この通訳をする人形は、善側がトゥワレンとムルダの親子、悪側がデレムとサングの兄弟で、掛け合いをしながら話を進めていきます。そのときに、時事問題や今話題のニュースなどを取り入れて観客の笑いを誘うのです。Pさんはサッカーが好きなので、子供が多いときなどは、これらの話題をよく取り入れます。

 つづく
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