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影絵芝居「ワヤンクリ(Wayang Kulit)」 その2

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影絵芝居「ワヤンクリ(Waya...
 ただ、小さい子供は、最初は面白い動きに反応して楽しんでいるのですが、話の内容が理解できないので、だんだん飽きてじっとしていられなくなり、ぐずついてきます。実際、今回も我々の横に座っていた5歳くらいの男の子は、最初、お父さんのひざの上に座ってかぶり付きで見ていたのですが、だんだんと落ち着きがなくなり、最後には、お父さんが抱き上げて会場から出て行きました。
 次男は小学校6年生ですので、さすがに話の内容もだいたい理解できたようで、飽きずに最後まで見ていましたが、2回ほど「今何時?」とか「あと何分くらいで終わるの?」と聞いていました。バリでは夜通し行われるようですが、今回はうまく約1時間にまとめられていましたので、次男にはちょうど良かったのかもしれません。

次男から2つほど、質問されました。

 ひとつは「何で人がスクリーンの上から降りてくるのか」。「あれは人ではなく、神様だから、空を飛べるのだ。」と説明して納得したようです。
 もうひとつは、トゥワレンとムルダの親子の会話で、息子のムルダがお腹を空かせ、「せっかく有楽町に来ているのだから、おしゃれなカフェで食事がしたい。」と言ったところ、父親のトゥワレンが「わしがはじめて有楽町に来た時は、ガード下にある吉野家の牛丼で食事は済ませた。」という掛け合いがあるのですが、ここで吉野家の牛丼を引き合いに出すことが納得できなかったようです。おそらく、外食に慣れていない次男にとっては、おしゃれなカフェで食事をするのも、吉野家で牛丼を食べることも同じことなのです。ご飯が好きな次男にとっては、丼物は大好物ですので、カフェで小洒落た食事をするより吉野家の牛丼の方がいいのでしょう。安上がりでいいのですが、ちょっと私の方が複雑な気持ちになりました。

 ということで、今回は、子供をよく観察できて面白かったです。

終わった後、次男も試食会に参加し、タイ料理の鳥肉のグリーンカレー(グェーン・キョ・ワーン・ガイ)と鶏肉バジル炒めがけごはん(ガパオ・ガイ・ラーッ・カオ)に初めてチャレンジしました。口から火を吹いていましたが、美味しかったようです。
#アート #伝統 #文化 #芸術

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KUMA
KUMAさんからコメント
投稿日 2008-04-07 04:25

お子さんが観察できてとてもよかったですね。

WayangはBaliとJawaとでは少し異なります。
このWayangはBaliのそれに見えますが・・・

Baliではランプにいまだ椰子油をつかったりして、クリルの向こうから見るとかなり幻想的でに感じます。

ダランの語りは日本語だったのですね、わたしも見たくなりました。
※一応日本ワヤン協会の会員です。

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hiro
hiroさんからコメント
投稿日 2008-04-08 07:05

そうですか。KUMAさんは、ワヤン協会の会員でしたか。失礼しました。


是非、何かイベントの企画等がございましたら、チャーターしてください。
バリのワヤンクリはジャワのものに比べて身軽ですので、愛知にも出張できます。

なんで、私が営業しているのだろう?
まあいいか。

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minaさんからコメント
投稿日 2008-04-07 20:11

わー、表から見ても裏から見ても美しいですねえ。

見に行きたかったのですが、都合がつかなくて…
物語は長い方がいいんですよ。終わると寂しいものです。
急ぐことはないのですから。

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hiro
hiroさんからコメント
投稿日 2008-04-08 06:56

ボロブドゥールですか。minaさんが撮ったのですか?

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minaさんからコメント
投稿日 2008-04-08 18:46

プランバナン寺院群のひとつです。

ラーマーヤナ叙事詩が壁面につづられていて、現地ガイドが物語りながら案内してくれました。
こうやってみると雰囲気がワヤンと似ているなあと思いまして。
写真は私が撮影したものです。

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