お正月に妹家族が来たときに、旦那が「ハイビジョンを鮮明に写すことができる大型プロジェクターを購入してホームシアター室を造ったので一度見に来てくれ。」というので、昨日は午後からDVDを何本か持って出かけました。壁に4m×2mのスクリーンに5.1チャンネルの音響システム。迫力ありますね。ミニシアターで見ている気分でした。写真の「MY ARCHITECT」だけのつもりでしたが、妹家族は私に留守番をさせて買い物に出かけてしまい、なかなか帰ってきませんでしたので、もう1本レッドツェッペリンの1970年にロイヤルアルバートホールで行われたライブ映像も見てしまいました。
「MY ARCHITECT」は、ミース、ライト、コルルビジェに続く建築界の巨匠ルイスカーンの歩んだ人生を、息子のナサニエルカーンがいろいろな関係者のインタビューと11の建築作品を訪れ、描いてゆくドキュメンタリー映画です。フィリップジョンソン、フランクオーゲイリー、IMペイなど有名建築家もインタビューに応えており、見ごたえのある良い映画でした。
1974年にインドから帰国してペンシルバニア駅で心臓発作により死去。享年73歳。当初身元不明の死体とされて、カーンと判明したのは死後2日経ってからだったそうです。確かガウディも路面電車に轢かれて、浮浪者のような格好だったので最初誰だか判らず手当てが遅れて、事故3日後に死去。やはり享年73歳。う〜ん、似ている。
私がルイスカーンを知ったのは「私のルイスカーン」という本を1980年に読んだときですが、もうその時はすでに亡くなっていたんですね。
まあ、あまりベラベラと内容を話しても面白くないでしょうから、興味がある人は見てください。「建築家とは?」あるいは「建築とは?」と考えさせられる映画です。
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投稿日 2009-01-13 00:34
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投稿日 2009-01-14 10:47
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