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ピアノコンサート (カーネル笠井)

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ピアノコンサート (カーネル笠...
体育の日、妻と息子の二人が、盲目のピアニスト梯剛之(かけはしつよし)氏のピアノコンサートに行ってきました。前日、会場が遠くて大変だから行くのをやめようかと迷っている、と妻から相談を受けました。
私「行くつもりで申し込んだのに、今更行かないという感覚が理解できないよ。体育の日にピアノコンサートというのは少し変だけどね。」などと皮肉を込めて言ってやりました。

そしてコンサートのあった日の夕方、妻はえらく感動して帰ってきました。
妻「本当に行って良かったわ。強く勧めてくれてありがとう。」
などと、変に感謝されてしまったのです。

さてコンサートの方はと言うと、ファミリーコンサートということで、大人と子供がちょうど半々ぐらいで、1800人収容の会場に1500名ぐらいのお客さんだったようです。コンサートの曲目は、前半ではベートーベンの『月光』や『熱情』などの静かな曲が、後半では少しはげしい曲も演奏されたそうです。そして、大拍手とアンコールの連続で、予定よりも20分ほど延びてしまったようです。息子の方も喜んで拍手とアンコールをしていたそうです。
ところが、よくよく話を聞くと、コンサートが始まると間もなく息子はぐっすりと眠ってしまったそうです。そして、眠ってしまったのは息子だけじゃなく、大半の子供達がコンサートの前半では眠っていたそうなのです。「素適な曲だったのに、もったいないわね。」との妻の弁です。

でも考えてみると、前半では子守歌のような静かな曲が演奏されていたのだから、その音色の心地良さに眠ってしまった子供達こそ、このコンサートを最も楽しんでいたのではないかとも思えるのです。子守歌で子供が眠れば、それこそ本物で、また最高の評価だからです。
一方の大人達の方は、「20分もあるような長い曲でも少しもたいくつしないで聞くことができたわ。」と言うように、やはり初めからいろいろと期待するものが交差していたのだと思います。

今回は子供達の素直な感性の方に軍配が上がったようだ、などと考えながら興奮冷めやらぬ様子で話す妻の話を聞きました。あとでそのことを話すと「あっ、本当だわ。」などとやけに素直な妻でした。

次の機会には私も絶対に行って、静かな曲のときには眠ってみたいものです。
                               カーネル笠井
#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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豊かさがもたらしたもの (ラッコ横山)

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豊かさがもたらしたもの (ラッ...
2008年夏、世界の高校生が「国際科学五輪」でメダルを争いました。今年は5種目に55〜97の国・地域が参加し、日本代表はのべ23人、21人がメダルに輝き、うち金が4個、銀が8個だったそうです。
ところが、国別では日本は上位ではありません。逆に中国や韓国は全種目で強さを発揮しました。
この背景には「ねばりのなさが出た」と強化委員長のコメントがありました。いわゆる難問が出題され途中であきらめた日本の選手に比べ、強豪国はなんとか答えを絞りだし、点数をかせいだことが得点差につながったのです。
この原因はニンジン作戦です。中国や韓国、台湾は代表選手に無条件で難関大学への推薦入学資格を与え、メダリストには奨学金も出すそうです。ところが日本はと言えば、似た精度はあるもののあまり浸透していないようです。さらに予選参加者の分母も異なり、化学では中国や台湾、ロシアは数万〜20万人、日本は自由参加で約2000人となっています。韓国などは各高校から優秀な生徒を選抜して代表を決めるようです。何でもそうでが選手層の厚みがこのような結果につながっているのでしょう。
国全体の取り組み段階で大きな差になっていることも大きいのですが、それ以上に豊かになりすぎた日本の子ども達を取り巻く環境にも原因があるようです。

昨日 6年男子との会話です。「合格したらご褒美がもらえるなら僕 頑張るよ!」・・・「そうなんだあ〜。じゃあ、合格したら何が欲しいの?」・・・「ん〜、そうだなあ〜、ええと〜、ん〜・・・、別にないや!」


<国際科学五輪 2008年の国・地域別順位>

(数学)
・1位 中国
・2位 ロシア
・3位 アメリカ
・・・
・11位 日本

(物理)
・1位 中国
・2位 台湾
・3位 韓国
・・・
・17位 日本

(化学)
・1位 中国
・2位 ロシア
・3位 ウクライナ
・・・
・33位 日本

(生物学)
・1位 韓国
・2位 台湾
・3位 アメリカ
・・・
・14位 日本

    (ラッコ横山)
#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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偏西風のいだずら (ラッコ横山)

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偏西風のいだずら (ラッコ横山...
今年の夏も猛暑や豪雨と言った異常気象の夏でした。そしてその原因は「偏西風」にあるようです。
偏西風は本来 地球上の西から東にほぼまっすぐに吹くのですが、この夏はシベリア上空の偏西風が日本列島側へ大きく垂れ下がるかたちで蛇行したことが確認されました。その原因は春先に東シベリアの気温が上がり高気圧ができたためで、このため、偏西風の蛇行によって寒気が日本上空に流れ込み、大気の状態が不安定になる。それが大雨をもたらしたと考えられるようです。また、7月は偏西風の蛇行により梅雨前線が保たれずに、西日本を中心に暑い日が続きました。

世界経済もほぼ各国が連動しているように、自然環境も地球規模で連動している一つの表れです。

(ラッコ横山)
#自然

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秋の花々

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秋の花々
中央林間校の花壇でお楽しみください
#園芸 #花

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秋の夜長 (カーネル笠井)

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秋の夜長 (カーネル笠井)
先日の夕方、私の言うことを聞かずになかなか勉強に取り組まない小学3年生の息子とけんかして、「今日はテレビはいっさいつけない!」と宣言してしまいました。
息子「ぼくはにぎやかなのが好きなのに、これじゃあかえって勉強する気になれないよ。」
などと悪態をついています。
私は、新聞などもまだ読んでいない部分がたくさんあるし、後で読もうと取り置いたものもあるのでこれを読むいいチャンスなどと気楽に考えていました。しかし2時間も過ぎるとたいくつしてきて3時間は続きませんでした。わざと会話をしないようにしていたこともあって、部屋の中がとても静かです。いつの間にかうとうととしてきたのです。これは息子も同じだったようで、夜の9時にはさっさと寝てしまいました。私も久し振りに夜の10時には床に就きました。

そして翌朝、やはり早く寝たせいか5時ごろには一度目が覚めてしまいました。さすがに今から動き出すのは早過ぎると思い、眠れなくてもしばらくは布団の中にいようと考えているうちに、また眠ってしまったのです。
ここからは夢の連続でした。そして、最後に見た夢だけは、やはりはっきりと覚えていたのです。それは小学校と中学校をまとめた同窓会が行なわれた夢です。途中で転校していったクラスメイトまでもが全員参加しています。挙げ句の果てにはどうしても顔も名前も思い出せないメンバーまでが2人ほどいたのです。この辺が夢の不思議なところです。そして、これだけはっきりとした夢をたくさん見るのは本当に何十年ぶりかです。

7時過ぎに起きると、さっそくそのことを妻と息子に話しました。
妻「私もたくさん観たわ。」
息子「僕も!」
どうやら家族3人、秋の夜長をそれぞれの夢でたっぷりと楽しんだようです。
                            カーネル笠井
#ブログ

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オリオン座 (ラッコ横山)

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オリオン座 (ラッコ横山)
帰宅する頃、東側にオリオン座が輝く季節になってきました。ベテルギウスと結ばれる冬の大三角形も瞬いています。夜空が透き通るようになってきました。

腕白だったころ、真冬にいたずらをして外に出されたことが何度かありました。しかも、裸足の時は冷たさと痛みとの戦いでした。そんな時に現実から遥か彼方へいざなってくれたのが夜空です。幼いながらも北極星や北斗七星はすぐに見つけることができました。神秘的な輝きに酔ったものでした。足の冷たさも忘れ、しばし見入ったことを思い出します。

ラッコ横山

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■食料自給率

・アメリカ 128%
・フランス 122%
・ドイツ 84%
・イギリス 70%
(2003年)
・日本 39%
(2006年)
【ニュース時事能力検定】スタートマガジンより
#自然

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足元がすくわれる (ラッコ横山)

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足元がすくわれる (ラッコ横山...
今日は授業中に地震が発生しました。授業中 地震に見舞われると、瞬間的に全てが止まります。私達地球人にとって足元がすくわれるということは、いかに不安定で危険なことか実感します。

地震のたびに思い出します。昭和53年(1978年)6月12日、17時14分、マグニチュード7.4(震度5)に見舞われた仙台沖地震です。これまで経験した地震で一番大きな揺れでした。
初夏の夕方、それはのどかなひと時を急に襲いました。ゆっくりとした横揺れが段々大きくなり、遊園地の乗り物のように大きくゆっくり揺れました。二階の棚からはバタバタと本や置いてあったものが落ち、階段を下りることもままならない状況でした。
何とか外に出ると、そこは海のように地面が波打っていました。地面があれほど波打つとは予想もできませんでした。その光景に足が止まりました。きっと同じような状態だったのでしょう、我が家の犬も地面に突っ伏したまま、耳が垂れたまま身を地球に委ねたまま。

自然の力に対してあまりにも人間の無力さを感じました。
受験勉強でも足元がしっかりとしていないと、安定した学習効果が発揮できません。これと決めたテキストを計画に従ってコツコツ取り組む、その安定感が確実な成績の向上をもたらします。

ラッコ横山

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■30年以内に震度6弱以上のゆれに見舞われる確率(抜粋)

・札幌市 0.5% 根室支庁 45.7%
・仙台市 2.8% 福島市 0.1%
・東京 11.4% 千葉市 27.2%
横浜市 32.9% 宇都宮市 0.3%
・新潟市 3.4% 金沢市 1.0%
甲府市 82.3% 静岡市 86.8%
・津市 62.5% 大阪市 23.0%
和歌山市 35.1% 京都市 6.5%
・鳥取市 0.8% 広島市 10.2%
山口市 0.7% 岡山市 9.1%
・徳島市46.5% 高松市 21.4%
松山市 22.7% 高知市 54.3%
・福岡市 2.3% 佐賀市 0.6%
大分市 15.7% 宮崎市 13.3%
(【ニュース時事能力検定】 スタートマガジンより)
#自然

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眼鏡拭き (カーネル笠井)

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眼鏡拭き (カーネル笠井)
十数年前に分割で眼鏡を買ったとき、千円近くする眼鏡拭きを一緒に勧められました。小さな眼鏡拭きはたいていサービスで眼鏡についてくるものなので、ずいぶんと高価な眼鏡拭きだなと感じました。しかし、分割なのでそう負担が増えるわけではないなどと考えているうちに、一緒にいた妻の分までちゃっかり買わされてしまったのです。

その眼鏡拭きは十数年たった今でも1日1回は眼鏡を拭くのに使い続けています。しかし、当の眼鏡の方はそのときに買った眼鏡のすでに3代目になってしまいました。眼鏡拭きの前を眼鏡達が通り過ぎているようです。実は、妻もそのときに買った眼鏡拭きを今も愛用していて、こちらも同じように眼鏡だけが通り過ぎているのです。まるで、“主客転倒”といった感じになっているのです。

主客転倒とまではいかなくても、同じようなことが受験勉強でも良くあります。この時期、受験のカリキュラム学習はどこの進学塾でもほぼ終了しています。今後は、実践力と苦手教科や苦手分野を克服するための時期に入っているのです。ですから、受験生の課題は個々に異なり、これを同一の教材や同一のカリキュラムでまかなおうとするのにはかなりの無理があります。自分の苦手とじっくり向き合う時期だからです。そして、カリキュラムに追われることなく自分の苦手に取り組むようになると、意外とその教科の今まで気が付かなかった面白さがわかり、今まで何で苦手に感じていたのかわからないほど好きになってしまうことが良くあるのです。

秋の夜長、まだ鳴いている秋の虫の声を聞きながら、あわてずに苦手教科に取り組んでみましょう。もともと苦手なんていうのは自分で勝手に決めて、勝手に思い込んでいるだけなのですから。今こそ苦手を楽々克服するチャンスです。
                              カーネル笠井
#受験 #外国語 #学校 #教育 #科学

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秋の花々

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秋の花々
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キンモクセイ (カーネル笠井)

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キンモクセイ (カーネル笠井)
昨日家を出るとプーンとキンモクセイの香りがただよってきました。今年初めてかぐキンモクセイの花の匂いです。「春は沈丁花(ジンチョウゲ)、秋は金木犀(キンモクセイ)。」と言われるように秋を代表する香りの1つで、私の好きな香りの1つでもあります。このキンモクセイが私のマンションの周りにはたくさん植えられています。ですから、特別なことをしなくてもこの香りを楽しむことができ、めぐまれた環境だと思っています。

このキンモクセイの香りが好きな理由の1つは、陽だまりのにおいがするからです。寒いのが苦手な私は、子供の頃、2階のかわら屋根の上に干された布団の上に寝転んで良く日なたぼっこをしました。このときの暖かい布団のイメージを呼び起こしてくれるのがキンモクセイの香りで、気持ちがとてもリラックスできるのです。

学生の頃、いい匂いのする香水をつけている女の子がいたので、さっそくそれが何かたずねました。
私「いい匂いがするね。何ていう香水なの。」
彼女「香水はね、香水とそれをつける人の汗の匂いが一緒になってはじめて香水になるのだから、つけた香水が何だとかは関係ないのよ。」
と言って、教えてくれませんでした。このころの香水と言うと『シャネルの5番』が圧倒的な人気でした。きっとこれだろうと勝手に思い込んでいますが真偽は定かではありません。そして、あのように言い切った彼女は、今はどんな大人の女性になっているのだろう、などとなつかしく思い出されたのです。

そんなことまで思い出させてくれたキンモクセイの香りですが、しばらくはこの香りが楽しめそうです。
                            カーネル笠井
#自然

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