この日はバション島へ行ってきました。
出発が遅れてしまいフェリーに乗船した時には既にお昼を過ぎてしまっていました。
私の訪問を首を長くして待っていてくれるJさん。
彼のところを中心に3〜4軒回るのですがJさんがうまくコーディネートをしてくれたがゆえに他方々がすべてJさん宅に集まり、一気に仕事を終えてしまいました。
おかげで帰りのフェリー乗船は通常通りの時間帯に追いついたのです。
彼らには私の日本での滞在や家族のことを話しました。
彼らもそのビジネスや家族のこと、また不動産が急騰していることなど話してくれます。
そのような雑談ができる間柄の人に囲まれていると地元に帰ってきたなぁと言う感覚が生まれるようです。
先週のこととなりますが日本滞在の最終二日間、奈良で過ごしたことを記したいと思います。
有名な世界遺産の神社仏閣を見て回った他に、平城宮跡を自転車で回りました。
再建されている朱雀門を抜けて大通りを北上すると大極殿に至ります。
その間の広大な広野はかつ田畑だったそうですが数十年前に国が買取、現在も発掘調査が行われています。
710から70年余、都であった平城京の奈良。
そこの天皇の住居と政務の中心地に立ったのです。
大極殿にも、広大な宮の跡地にも観光客をほとんど見かけません。
おかげでゆっくりと1300年ほど前の都に思い馳せながら地元観光ガイドの方の説明を伺うことができました。
説明の中であった藤原京•平城京•長岡京•平安京と都が遷都していった1つの理由に大きく納得しました。
その要因とは「水」
平城京では平城宮を北にして南へ流れる下水道が各街路をめぐらしその総延長は710キロを越えたそうです。
ところが時に干ばつで水の流れが悪くなると都にはたちまち流れない下水道に取り残された汚物が蔓延します。
その悪臭たるや、、、おお、人々は耐えられず水はけの良い京都北西にある長岡京に移ったとか。
その長岡京は水はけが良すぎて川の氾濫も頻発する土地柄ゆえに再び遷都。
水の多く流すぎない塩梅の良い平安京で一千年以上も都が続くことになったという話。
水をキーワードにこうもすっきり整理された話を聞くと強烈すぎて消して忘れません。
奈良訪問での最大の収穫となりました。
晴天が続くダウンタウンシアトル
ビーコンヒルから
このところシアトル界隈はは晴天が続いています。
雨が降らないので家々庭の芝がすっかりと生気を失い
茶色の絨毯と化しています。
芝刈りをしない手間が省けた分だけ得をした感覚です。
日本への帰国前からとなりますので既に4週間も芝刈りをしていません。
本来なら毎週でもしなくてはならない時期なんです。
「子育てに手がかかる」
「従業員教育に腐心し大変だ」
「顧客のクレームが面倒でならない」
これらは全て手間のかかるもので正に面倒と思えなくもないのですが、
見方を変えればあなたとの間の関係が生きたものとなっているしるしとも言えるのでは?
もしあなたに期待出来なかったりコミニケーションの取れる関係性がないなら、面倒もない代わりに死んでいると言うものでしょう。
枯れた庭の芝を見ながら今日も子育てや顧客サービスができることを感謝しようと思いました。
このところだいぶ白髪が目立つようになりました。
年相応の外見であると思っています。
心機一転、毛染めをすることになりました。
そのように計画していたわけではないんです。
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ヘアカットをしてくれた美容師さんが今日はお客がなくて暇だ暇だと言っていたので、「それなら毛染めしてくれる?」とその日食帯閃いて決めました。
さて、何色に染めたかって?
それは私に会ってからのお楽しみ、、^_^
8月21日に米国では皆既日食帯が大陸を横断します。
シアトルのすぐ南のオレゴン州セラムがほぼその中心軸を通ります。
日本から帰って次のターゲットはなんとしてもこの世紀の天体大イベントです。
付近のホテルを検索しましたがどこも既に満室となっていて空きががありません。
少し離れた街を検索してみると一星ホテルで通常は50ドルほどのところが1,000ドルを超えているところもありました。
テントを張るサイトだけでさえ200-300ドルします。
通常なら15ドルほどのはず。
日食帯あたりのホテルは諦めて1時間ほど北上したところにあるポートランドにようやく空室のホテルを見つけました。
ただしそのポートランドからセ〜ラムまで南下する際の渋滞を覚悟せねばなりません。
通常なら2時間以内に行けてもおそらくその3〜6倍はかかるでしょう。
今から対策を練らねば、、、、、
日本滞在の最終日となりました。
奈良から関空までは近鉄もJRも通っている上にリムジンバスまで繋がっている利便性。
JRを利用することにして所要時間は1時間と10分ほど。
午前中を観光に使うことができるので春日神社と元興寺へ行ってきました。
自転車で巡ったのですが、今日も暑い暑い。
そして出会う観光客の8割以上はザックリ言って韓国や中国からのアジア人で占められているように見えました。
約40年ほど前の中学校の修学旅行で来たとき、
観光客と言えば日本人しかいなかったように記憶するのですが世の中は変わったものです。
奈良に行ってきました。
8世紀に平城京に都が遷都されてから創建された壮大な仏閣。
ホテルの自転車をお借りして興福寺と東大寺まで行ってきました。
途中奈良公園の鹿に遭遇し子供たちは大喜び。
シカせんべいを丁寧に喰む姿も可愛らしくカメラ片手に1日中そこに過ごしたいと言い出す有様。
オイオイ、せっかくここまで来てシカだけを拝んで世界遺産を見ないっていう手はないだろう!
暑いなとか疲れたとかヘレヘレの子供たちを追い立てながら何とかか東大寺南大門に到着。
帰りの数キロの道のりは人力車を利用しました。
車夫若干21歳の大学生。
汗だくになりながら働いている仕事に感動です。
日本の若者も捨てたものではない。
今日の忍者は地元高校で英語教師に変身です。
小学校からここ山形で体験入学を続けているだけあって顔見知りも多く、かなり打ち解けた感じ。
米国では二人ともに高校生。
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