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つれづれなるままに

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  • ハッシュタグ「#エッセイ」の検索結果54件

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メルマガ紹介

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本稿メルマガ紹介の第1号は、
「本のソムリエ」さん。

この方は毎日のようにメルマガで良質な本を紹介されています。
今回の紹介本は、

「ヴァージン─僕は世界を変えていく」
(以下がメルマガの内容です)

■ヴァージン・グループの創業者
 リチャード ブランソンの自伝です。

 ドラッグから夜這い、そして脱税と、
 起業したての頃は、
 はちゃめちゃといったイメージ。

 それでも、レコード販売から、
 レコードレーベルを立ち上げ、
 事業の基礎を作っていきます。

・1972年3月にリヴァプールのボールド通りに
 ヴァージン・レコード・ショップを開店したとき、
 最初の一週間で一万ポンドを達成・・・
 一週間後は、7000ポンドになり、翌週の売上は3000ポンドに
 下がった。夏の盛りには2000ポンドにまで下がり、
 何がうまくいっていないのか調べにいった(p136)

■飛躍のきっかけは、
 レコードの製造から物流を委託することで
 ハイリスク・ハイリターンのビジネスで勝利したこと。

 そして、ヴァージン航空を立ち上げたこと。

 その間、雑誌を創刊したり、
 映画を作ったり、冒険をしたり・・・。

 自分の感性でどんどん挑戦していくという
 感じでしょうか。

・サイモンと私は製造と物流を委託する方を選択することにした。
 これは「プレッシング・アンド・ディストリビューション」・・・
 とよばれる、大胆な決断だったが、
 成功するには大胆にやるしかないということを、
 私は心得ていた(p161)

■後半は、ブリティッシュ・エアウェイズから
 営業妨害により
 ヴァージン航空が倒産しそうになります。

 新しい勢力への旧勢力の圧力は、
 日本だけではないのですね。

 今もヴァージングループは多角化を進め、
 元気に稼いでいるようです。

 ブランソンさん、
 良い本をありがとうございました。

─────────────────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。

・いつも僕たちは、両親から”チャレンジ”を課されていた・・・
 母は僕たちに独立心を植えつけようとした。
 僕が四歳のとき、彼女は家から数キロ離れたところで車を止め、
 僕に草原を横切って自分で自宅まで戻るようにといった(p26)

・クリスマス・ツリーを育てたら儲かるかもしれない、
 と思った・・裏庭に400本の苗木を植えた。・・
 地上に残っていたのは一本か二本の小さな小枝だけで、
 ほかは全部ウサギに食べられてしまっていた(p51)

・映画製作のような危険なビジネスは・・・

⇒続きを読む
http://1book.biz/2014/04/15/post-2762.html

「ヴァージン─僕は世界を変えていく」
リチャード・ブランソン、阪急コミュニケーションズ
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4484031027/mag06-22/ref=nosim/
【私の評価】★★★☆☆(77点)

■目次

第1章 チャレンジはわが家の教育
第2章 16歳の試行錯誤
第3章 「スチューデント」がいのち
第4章 ヴァージン・レコード創業
第5章 脱税旅行の豊かな代償
第6章 ショップ、スタジオ、そしてもう1つ
第7章 「チューブラー・ベルズ」大ヒットの顛末
第8章 公私ともどもの綱渡り
第9章 セックス・ピストルズ騒動
第10章 情事、そしてピストルズの分裂
第11章 多面化と不況の嵐
第12章 損益計算書は大逆転
第13章 君は誇大妄想狂だよ
第14章 ヴァージン航空の処女飛行
第15章 大西洋横断へのチャレンジ
第16章 ビッグバンの後はポップを少々
第17章 熱気球とBAと株価大暴落
第18章 ヴァージン・リテールの再編成
第19章 ビジネスも太平洋横断も日本で
第20章 湾岸戦争の人質救出作戦始末
第21章 太平洋横断気球冒険旅行
第22章 私はBAの不倶戴天の敵か
第23章 二つの転換点
第24章 襲撃は警告もなくやってくる
第25章 「ブランソンの気球は爆発するか」
第26章 BAのダーティ・トリックス
第27章 借金とBAとの挟み撃ち
第28章 失ったものと得たもの

(「本のソムリエ」メルマガ引用はここまで)



ヴァージン航空は、シアトル・サンフランシスコ間も就航していて
私もこれまでに何度か利用したことがあります。

機内は薄いピンクの色調に統一されていてメルヘンを感じさせます。

他の会社よりもいち早くwifi環境が整備されたり、
搭乗が流れるようにスムーズであるよう工夫されていたり、
その差別化に感心したのを覚えています。

その航空会社がリチャードという現生する人物一代で出来上がったとは驚きです。

帰国した際に本屋でもし見かけたら購入するでしょう。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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うれしい会合

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サンフランシスコ・ユニオンスク... サンフランシスコ・ユニオンスクエア
島田牧師と会食。

来月は大きなイベントが控えている島田牧師。

5月初旬の日本のゴールデンウイークには
COG東北教区主催の「みちのく修養会」講師としてのお仕事。

私も家族と一緒に毎年夏に回っている東北地区の教会が一堂に会しての聖会。

私の
「お母様」
「お姉さま」
「弟」
「妹君」たちに

お会いできるとはうらやましい限り。

もう一つの島田先生のイベントとは
地中海ソプラノ歌手の工藤篤子さんをお招きしての
コンサート。

シアトルでの公演も試みたのだが、
時期早々らしく今年は実現しなかった。

それにしても、工藤さんの歌声は尋常ではない。
この世のものとは思えず、まさに天が与えた天使の声。

5月24日(土曜)が
島田牧師のサンロレンゾ日本人教会での
工藤篤子コンサート公演の日。

せめてその日にあわせてサンフランシスコ訪問の機会を探るとしよう。

PS. 
東北教区の私の家族4名を続柄で列記しましたが、
果たして誰のことでしょうか?
正解者には漏れなく、素敵な賞品を送ります。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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豊臣秀吉と黒田官兵衛の対話

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高松城を湖に沈めんがために長大な堤防を建設中に

秀吉が黒田官兵衛に次のように言っている。






「世を動かすのは、これだ」

と、秀吉は言った。これ、というのは人間の欲望を指している。

秀吉は人間の欲望を刺激した。

すると水が低きへ流れを変えるように、
秀吉の思うがままの方向に人間どもは動き出した。

世を動かすの原理は人間の欲望である、ということを、
秀吉は年少のころから勘づいていたが、その証拠として、
これほど壮大な規模で目の前にくりひろげてくれた光景は
彼自身もはじめて見た。興奮しきっていた。

「官兵衛。デウスは愛であるというたな」

「申しました」

官兵衛はうなずいた。
この切支丹宗徒の発想では宇宙には唯一神デウスがおわす。

その唯一神の作用は愛であるという。

愛をもって万物を創造し、生かしめておられる。

これほど巨大な力の存在を、
天竺人も唐人も日本人もかつての発見したであろうか。

東洋の神仏は幾千幾万も存在し、それぞれ小さな機能をもつに過ぎないが、
このデウスという造物主、
絶対者、唯一神は、天を蔽い、地を蔽い、
人間を創造し、人間に君臨し、
善悪をただし、善は天国へ、悪は地獄へ送る。

何とすばらしい力であろう。

その唯一神が人間を統一している作用は、愛である。

もし人間の帝王にして唯一神の愛を身につけるとすれば、
唯一神と同様の作用を人間どもにおよぼすことができるのではないか。

つまり、愛という神の原理さえ身につければ
この地上を統一できるのではあるまいか。

官兵衛は宗徒としての立場からそのように秀吉に説いてきた。

聡明な秀吉は、それをよく理解した。

もっともその理解の仕方は秀吉流の、
ひどく非宗教的な、
いわば形而下的で現実くさい理解のしかたにすぎなかったが。


その証拠に秀吉はいま、ーーー世を動かすのは欲望だ。

と、官兵衛に異を立てるようなことをいった。

愛よりも欲望ではないか、と秀吉はいうのである。


「さに候わず」

と、官兵衛はいった。

愛でござる。

原理は愛でござる。……………


(司馬遼太郎・太閤記)
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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完璧主義を捨てる

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この日のサンフランシスコは珍し... この日のサンフランシスコは珍しく雨。 ゴンドラが走るパウエル通り。 ゴンドラが走るパウエル通り。
今週はアクシデントが多い。

不可抗力の中でどうにもならない状態に追いやられた。

予定通り、計画通りに事が運ばないと
かつては大きなストレスを感じ、失望し、時には自暴自棄となった事もあったと思う。

そんな自分は、完璧主義者だったのだと思う。

いつの頃からか、その完璧主義を捨てることができるようになって
気持ちに余裕が出るようになった。

「100%でなく、80%でも出来れば良いんだ。それで合格点。」

そんなつもりでいる。

人のすることに完全なんてあり得ないし、
他者にそれを求めるのは、さらにナンセンス。

もし上手く事が運んだら、もちろんうれしい。

だがたとい上手くいかなかったとしても、
その失敗なり不出来さを、十分に味わってみよう、

そんな構えが最近出来上がって来たような感じがする。

マイナスと感じる状況下でも、神様は私にレッスンを与えることのできるお方。

その中からでしか与えられ様のない恵みがあるはずだから。

今まで確かにその恵みを経験してきた。

順調な時よりも、逆境の時に絶大な恵みが与えられて来たのだから。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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「恐れてはならない。おののいてはならない。」

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「強くあれ。雄々しくあれ。
恐れてはならない。おののいてはならない。
あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、
あなたとともにあるからである。」
ヨシュア1:9

先日はこの聖書の言葉が
イスラエルの人々にとっていかに重厚な意味を持ったものであったかを述べた。

彼らに取ってそれは観念でなく、生死存亡を賭けた言葉である。

私たちも危急のとき、恐れに取り付かれ、心くじけそうなとき
天を見上げることは、単なる気休めでなく実態となる。

数日前もそんな試練の場に立たされたことがあった。


オークランド空港に降り立ったのだが、
預けたスーツケース2個のうち1つが届かないのである。

それがなければカリフォルニアにやって来た意味はなくなる。
仕事は何一つできない。

事務室で紛失手続きを終えてから、
レンタカーを手配しに行き、
再び戻ってきてシアトルからの最終フライトの手荷物を探してみた。

やはり、出てこない。


「主よ」

「主よ」

「主よ」


言葉短く、天を仰ぐ他できない。

午前12時を過ぎてホテルにチェックイン。

午前2時07分に携帯電話が鳴り響く。

手荷物事務室のCLIFFからで、スーツケースが見つかったと言う。

発見次第、至急連絡をくれとお願いしていた通りに彼は動いてくれた。
彼は申し訳なさそうに、私といっしょに荷物を探してくれもした。

これまでの経験則かれすれば例外だ。
空港で顧客の紛失荷物を依頼通りに扱ってくれたことはない。
ヨルダンのアンマン空港では持っていない振りまでされた。


さらに翌朝のことだ。

早速空港まで荷物を受け取りに行く際、
トランクに車の鍵を残したまま扉を閉めてしまった。

あっ!!!!!!!

と気づいたときにはすでに遅く、
どうあがいてもどこのドアも開かない。

もちろんそのような初歩的ミスを避ける方法を通常はしている。

このときも、トランク・ドアの蝶番のところにカギを置いたのだった。

自分の車ならたといドアを閉じようとしても、カギがあるので閉じれない。

だが、このレンタカーはすっぽりと閉じてしまった。

ここのときも、

「主よ」

「主よ」

「主よ」


ただ天を見上げるばかり。

サービストラックが来て、
カギを取り戻してくれるまで2時間ほどのロス。

その時間的損失はこの場合、大きなものであった。


先回のカリフォルニア遠征では腰痛のため亀のような動きしかできず、
今回はこうしていくつものアクシデントに見舞われた。

その度に天を仰ぐしかない。

恐れているからこそ、
「恐れるな」との言葉が響く。

一人ぼっちで頼りなく感じるからこそ、
「わたしがあなたとともにいる」との約束が力となる。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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H先生と初対面

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ベルビューのとあるホテルで朝食 ベルビューのとあるホテルで朝食
シアトルのN牧師の紹介で、昨日日本から飛来されたH牧師と会食。

引きこもりのミニストリーを手がけておられて、
この9月にも30人の人々を引率されて来米された。

そのときはサンディエゴからシアトルまで北上、
その後アイダホ方面まで東に進む、
数台のレンタカーを駆使しての米国縦断旅行。

宿泊は知り合いの牧師たちにに頼んで
寝袋を持参しての教会での雑魚ね。

あえて「引きこもらせない」毎日で
彼らは自然と変えられていったそうです。

来年春にはフィリピンの貧困地区まで彼らと同行するそうです。

ミャンマーからの移民は就学の機会がないため、
彼らのための学校を作るプロジェクトを始め、
すでに資金は与えられて建設業者を探している段階。

宿泊は、野外の地面にそのまま野宿。

「気候が寒くないのでそれができる、
私がそのようにして寝るのだから、誰も文句言えないんですよ。」

そのように笑いながら言われたH牧師は
白髪のよく似合う70歳前後とお見受けしました。

たった今、
その引きこもりの若者たちを教会スタッフとともに米国で生活させるための
シェアハウス物件を探しにオレゴン・ユージン間で出かけておられる。


「ビジョン」

「年齢」

「行動力」

「規制枠」

「柔軟性」

「愛」

これらのキーワードが私の中で去来している。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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前に向かって

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昨年離婚を経験した40代のシングル・マザー。

1時間をかけて彼女の地域までドライブ。

本日の午後一番の面談となった。

現在はパートタイムで働きながら、キャリアアップのための学校にも行っているという。
そのような中で、何度も仕事場で盗難の被害を受けて

「もう、私考えるのもできなくなってるんです」と、髪を掻きむしる。

9歳の可愛い女子から面談中にも電話が鳴り、学校後の母親と会う場所を確認。

別れた元夫からは養育費の支払いがないという。

訴訟は?

弁護士は?

子供の教育のためにも養育費の請求だけは必要では?

そんなありきたりの質問をした私に、
彼女はゆっくりと、噛みしめるようにして答えた。

「もう、過去は終わったんですからいいのです。
それを考えだすと、ストレスがギューと上がって行ってしまんです。
…………

これからは、先のことを見つめて行きたいんです。
子供の教育だけは、しっかりしたものを残したいと考えています。
それで学校にも通い出したんですよ。」

彼女は流暢な日本語を話す韓国人。

日本でも、ここ米国でも試練を通り抜けてきた。

いや、たった今もその最中であるというのに、
卑屈になることのない前向きな姿勢は変わらない。

子供が待っているので駆け足でその場を去る彼女に
神様の平安と助けとを祈りながら見送った。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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「はだしのゲン」を読んで見ました

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自宅に帰宅してみると、
玄関先に発注しておいた「はだしのゲン」が箱詰めで届いていました。

早速作者の中沢氏の前書き部分を読んで見ました。

原爆投下を米国によるものというよりも、
当時の日本が引き起こしたものであるとの作者の見方が明確です。

松江市教委が閲覧制限の要請をしたのは、
原爆の衝撃的な描写が子供には強すぎるとした教育的配慮によるもの
と報道から受け取っていましたが、
そればかりでないこともその後のマスメディアの論説から知りました。


産経新聞は次のように報じています。

「閲覧制限を支持してきた被爆者や被爆2世らでつくる
「平和と安全を求める被爆者たちの会」(広島市)
の池中美平(びへい)副代表(63)は
「原爆の悲惨さを強調するのはいい」と前置きした上で、
「作品は非道な原爆投下を日本人の責任にする偏った思想の宣伝道具だ。
学校図書とするのは問題だ」と指摘した。」


先月26日に、松江市教委は、閲覧制限を撤回したそうです。

それでも関係者の間には問題意識が深く残されていることも、
同紙の次の報道が教えています。


「関係者の間で市教委の決定への支持が広がったものの、
作品に流れる思想や暴力描写から「学校図書として問題
との指摘も根強く、賛否はいまだ渦巻く。

一方、作中には昭和天皇をあしざまに罵(ののし)る表現が目立つ。
有識者からは「『天皇に対する理解と敬愛の念を深める』
とうたう学習指導要領を逸脱している」として、
改めて議論を求める声も上がった。」


1巻から5巻ほどまでは、『週刊少年ジャンプ』に連載されたようです。

ところがその後、同作品が掲載されたのは『市民』、
続いて共産党系の論壇誌『文化評論』、
そして最後は日教組の機関誌『教育評論』だったそうです。


その経緯から、
途中から共産党や日教組の意向に沿うように
内容も変化しているのもうなずけてしまいます。


原爆がどれほど深刻な破壊と悲惨を人間とその町に作り上げるかを、
正確に見つめる図書としては評価したい。

一方で、
原爆投下の責任や、そこに至る歴史の解釈は
作者の考えが大きく影響していて、「公正」なものと呼ぶにははばかれてしまう。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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68回目の終戦記念日に

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あの8月15日も猛暑の一日であ... あの8月15日も猛暑の一日であったと聞きます。
今夏の日本は毎日、その猛暑がトップニュースです。
そんな平和な時代がずっと続きますように。
8月15日は、68回目の終戦記念日でした。


近隣諸国と領土問題を抱えた上に、

安倍首相がその近隣諸国には国粋主義者に見えるらしくて、

今年ほど「歴史認識」がかまびすしいキーワードとなっている外交世界

もないのでは、という印象。


先日の広島と長崎で行われた平和式典で、

イスラエル政府高官で元幹部のダニエル・シーマン氏が

自らのフェイスブックに書き込んだ内容はいただけない。


「独善的な式典にはうんざりだ。

広島と長崎(の原爆)は日本の侵略行為の報いだ」


さらに、

「日本は帝国主義や大量虐殺の犠牲になった中国人や韓国人、

フィリピン人などを追悼すべきだ」とも書いたという。


日本政府からの抗議とイスラエル政府からの注意も受けて、

すぐにその発言を削除したが、

そのように認識する人はシーマン氏だけではないだろう。


お隣の韓国の新聞は、原爆が「神の懲罰だ」なんて論評したというし、

米国では戦争終結を早め、数十万の米国人兵士の人命を救った

「平和の兵器」だなんて言うあべこべがまかり通るところもあるとか。


未だに、必要悪であり、正義の爆弾だったという見方が実際に存在する。


あの原爆の雲の下で、

どのような地獄絵が展開していたかの想像力が

乏しいのではないかと疑ってしまう。


いや想像力というよりも、

科学的な検証と事実の直視をしたのなら、

そのような発言が出て来るものでしょうか?


どの国の立場に立つかで、原爆や日本の敗戦に対する認識も変わってきます。


でも、どの国の人にも共通していることがあります。


それは、

すでに過去となった歴史を、自らの寄って立つ社会の視点から読み込んで、

これに論評、ひいては断罪・断定している点。


その評論家自身の歴史認識は伺えても、

それなら将来をどうしたいのか、という未来志向の発想がない。



8月15日は、一般の米国人はどう感じているのだろう?


アンケートのような問いをその日、知人数人に聞いてみました。 


「本日、何の日だか知ってますか?」


誰もがその日のことを知らない、と答えてました。


「日本と戦争して、終わった日です」

と私が答えたとき、あるご婦人が次のように返答をしてくれました。



「それは良かったわ。

私は戦争が始まった日よりも、終わった日を喜びたいのよ。」



市井の女性が持っていたこの単純で、

優れた平衡感覚を大切にしたい

と思わされました。



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Mikuni レストラン・創業者の荒井先生ご夫妻

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サクラメント・バプテスト教会牧... サクラメント・バプテスト教会牧師の荒井先生ご夫妻と。 ご子息のTaroさんは其の著作... ご子息のTaroさんは其の著作の中で、「母親の作る手料理は世界で一番だ」と書いておられましたが、私も同意します。

Mikuniレストランの創業者であられ、

バプテスト教会牧師の荒井先生ご夫妻のご自宅にお邪魔となり、

夕食をご馳走になりました。

 
日本での伝道生活、渡米時の苦労、創業時のこと、ご家庭や教会のこと、、、

そのすべてに神の恵みの導きがあり、ここまでやってこられたことを伺いました。

密度の濃い、祝福あふれる宵となりました。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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