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本稿メルマガ紹介の第1号は、
「本のソムリエ」さん。

この方は毎日のようにメルマガで良質な本を紹介されています。
今回の紹介本は、

「ヴァージン─僕は世界を変えていく」
(以下がメルマガの内容です)

■ヴァージン・グループの創業者
 リチャード ブランソンの自伝です。

 ドラッグから夜這い、そして脱税と、
 起業したての頃は、
 はちゃめちゃといったイメージ。

 それでも、レコード販売から、
 レコードレーベルを立ち上げ、
 事業の基礎を作っていきます。

・1972年3月にリヴァプールのボールド通りに
 ヴァージン・レコード・ショップを開店したとき、
 最初の一週間で一万ポンドを達成・・・
 一週間後は、7000ポンドになり、翌週の売上は3000ポンドに
 下がった。夏の盛りには2000ポンドにまで下がり、
 何がうまくいっていないのか調べにいった(p136)

■飛躍のきっかけは、
 レコードの製造から物流を委託することで
 ハイリスク・ハイリターンのビジネスで勝利したこと。

 そして、ヴァージン航空を立ち上げたこと。

 その間、雑誌を創刊したり、
 映画を作ったり、冒険をしたり・・・。

 自分の感性でどんどん挑戦していくという
 感じでしょうか。

・サイモンと私は製造と物流を委託する方を選択することにした。
 これは「プレッシング・アンド・ディストリビューション」・・・
 とよばれる、大胆な決断だったが、
 成功するには大胆にやるしかないということを、
 私は心得ていた(p161)

■後半は、ブリティッシュ・エアウェイズから
 営業妨害により
 ヴァージン航空が倒産しそうになります。

 新しい勢力への旧勢力の圧力は、
 日本だけではないのですね。

 今もヴァージングループは多角化を進め、
 元気に稼いでいるようです。

 ブランソンさん、
 良い本をありがとうございました。

─────────────────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。

・いつも僕たちは、両親から”チャレンジ”を課されていた・・・
 母は僕たちに独立心を植えつけようとした。
 僕が四歳のとき、彼女は家から数キロ離れたところで車を止め、
 僕に草原を横切って自分で自宅まで戻るようにといった(p26)

・クリスマス・ツリーを育てたら儲かるかもしれない、
 と思った・・裏庭に400本の苗木を植えた。・・
 地上に残っていたのは一本か二本の小さな小枝だけで、
 ほかは全部ウサギに食べられてしまっていた(p51)

・映画製作のような危険なビジネスは・・・

⇒続きを読む
http://1book.biz/2014/04/15/post-2762.html

「ヴァージン─僕は世界を変えていく」
リチャード・ブランソン、阪急コミュニケーションズ
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4484031027/mag06-22/ref=nosim/
【私の評価】★★★☆☆(77点)

■目次

第1章 チャレンジはわが家の教育
第2章 16歳の試行錯誤
第3章 「スチューデント」がいのち
第4章 ヴァージン・レコード創業
第5章 脱税旅行の豊かな代償
第6章 ショップ、スタジオ、そしてもう1つ
第7章 「チューブラー・ベルズ」大ヒットの顛末
第8章 公私ともどもの綱渡り
第9章 セックス・ピストルズ騒動
第10章 情事、そしてピストルズの分裂
第11章 多面化と不況の嵐
第12章 損益計算書は大逆転
第13章 君は誇大妄想狂だよ
第14章 ヴァージン航空の処女飛行
第15章 大西洋横断へのチャレンジ
第16章 ビッグバンの後はポップを少々
第17章 熱気球とBAと株価大暴落
第18章 ヴァージン・リテールの再編成
第19章 ビジネスも太平洋横断も日本で
第20章 湾岸戦争の人質救出作戦始末
第21章 太平洋横断気球冒険旅行
第22章 私はBAの不倶戴天の敵か
第23章 二つの転換点
第24章 襲撃は警告もなくやってくる
第25章 「ブランソンの気球は爆発するか」
第26章 BAのダーティ・トリックス
第27章 借金とBAとの挟み撃ち
第28章 失ったものと得たもの

(「本のソムリエ」メルマガ引用はここまで)



ヴァージン航空は、シアトル・サンフランシスコ間も就航していて
私もこれまでに何度か利用したことがあります。

機内は薄いピンクの色調に統一されていてメルヘンを感じさせます。

他の会社よりもいち早くwifi環境が整備されたり、
搭乗が流れるようにスムーズであるよう工夫されていたり、
その差別化に感心したのを覚えています。

その航空会社がリチャードという現生する人物一代で出来上がったとは驚きです。

帰国した際に本屋でもし見かけたら購入するでしょう。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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