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つれづれなるままに

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  • ハッシュタグ「#エッセイ」の検索結果54件

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知らない世界ってあるもんです

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ワシントン湖 ワシントン湖

気温もグングン上がり、空も高く晴れ上がり
すでに初夏となった今日のシアトル。

先週の寒い雨のシーズンからすっかりと変わり、
すがしがしい!

マディソンパークへ行ってきました。
ここはワシントン湖に面していて夏には遊泳する人で溢れます。

すでに水着姿で湖に飛び込まんとしている若い人らも数人。
先週までの鬱を晴さんとばかりに行動的になる気分も分からなくないです。

お会いする友人たちも
心なしかウキウキ気分のように見受けられます。

シアトルの初夏は実に美しい。
間も無くするとシャクナゲの開花となります。

住宅地を巡るだけでまさに
百花繚乱の世界を堪能です。

こんな世界があるとは日本を出るまでは知らなかった。
何事も行動してみて初めて開ける世界がある。

それまでは己が経験し見聞して来た世界が全てであり。
世界の受け取り方、認識のあり方までが独自のまま。

その独自の世界を広げるには
「わかっている」「こんなものだろう」といった
己が作り出している前提を取りさらねばならない。

日々聖書に接していても
その言葉が素通りして心に響いてこない時もあれば

ガンガンと響いて感動を与えてくれる時もある。
……そんな時は「前提」が崩されていて、新しい発見に心踊らされている時である。

すでに何十回、何百回と読んでいる聖書。
その言葉を理解する段階には

ピンからキリまで
白帯から黒帯まで、
計り知れない格差がある。

自己流に読んで、自己流に理解・解釈しているか、
著者の意図を汲み取りながら、意図されたように理解しているか。

ゆえに一っ飛びに聖書を理解し尽くすことはできない。
神の御想いに迫らないとどうしても分からない世界がある。
#エッセイ

ワオ!と言っているユーザー

90歳で高校を卒業

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今回もご馳走になりました 今回もご馳走になりました セイイチさん、マルコさんご夫妻 セイイチさん、マルコさんご夫妻 90歳で贈呈された高校卒業証書 90歳で贈呈された高校卒業証書 右の野球の版画はセイイチさんが... 右の野球の版画はセイイチさんが収容所で製作したもの 90歳で高校を卒業 90歳で高校を卒業 州都の議事堂で使われていた星条... 州都の議事堂で使われていた星条旗
ガラスケースに収納されたまま贈呈された
セイイチさんは現在90歳です。
1941年、太平洋戦争が勃発した時は15歳でした。

翌年、16歳で日系人収容所に家族とともに強制収容されます。
フレズノやアリゾナへの収容所を転々と移動させられたそうです。

アリゾナの収容所内には高校が設立され
白人女性の教師がキャンプ内に教えに来られました。

その翌年、日本へ強制送還されます。
米国に忠誠を誓うかどうかの思想調査の結果を受けてのことでした。

世に言う "No No Boy" の一人で
米国滞在は認められずに郷里の九州に返されました。

その後、日本女性と結婚して米国に戻ります。
強制送還されても米国市民権までは剥奪されなかったのです。

彼のような場合の日系人を「帰米二世」と言います。

高校を卒業する機会の与えられなかったセイイチさんには昨年11月、
高校卒業証書がカリフォルニア州から贈られました。


今晩、ご自宅の手料理をご馳走になりながら
そんな貴重な半生を伺うことができました。

米国の、日本との戦争の関わりあいを振り返りながら
感心する点のある事に気付きました。

❶誤りを認め、誠実に謝罪する

対戦国出身と言うだけで自国市民を強制収容したのは
自由を尊重する米国の最大国是に反することであり、憲法違反です。

かつてレーガン政権はこれを公式に認め、謝罪し、
日系人一人に2万ドルの補償金を支払いました。

❷過去が精算され、建設的な友好関係を築く

一度謝罪し、補償がなされたら精算は終了しました。

日系人強制収容は米国の負の遺産として子供たちは学校でも学ぶ機会が与えられていますが、
罪悪感を植え付けるものや、被害者・加害者意識を培養するものではありません。

過去からは教訓を汲み取り、
将来の互いの成長のために生かそうとする姿勢が読み取れます。

現在の日米関係ほどの強固な友好関係は他に無いのではないでしょうか。

❸国としての謝罪や補償金を蒸し返すことは無くとも、
これにより被害を受けた個人の名誉や特典回復には寛容であり、積極的に尽力する。

卒業証書の授与はその日セイイチさんお一人だけだったそうなのですが、
州の教育員会の会場では委員長始めほとんどの職員が臨席されたそうです。

もちろんセイイチさんの奥様と3人の娘さんも出席されています。

❹このような将来志向型の関係回復をたどる合衆国への帰属意識と愛国心を醸成。

「この国は美しい」「この国を誇りとして尊重せよ」
……そんなスローガンや押し付けで人の気持ちは動きようがない。

❶〜❸のステップが、
自然と国を誇る気持ちや愛国心を育てていると言えそうです。

セイイチさんにその日贈られたのは卒業証書だけではありません。
布製の星条旗が贈られました。

これは州都のサクラメントにある州議事堂の空に翻っていた実際の星条旗だそうです。

誇らしげにそれを私に見せて下さるセイイチさんのご様子から伺われるものがありました。

過去の傷はスッカリと精算され癒された上に、
自国を誇りとしていることを。

この関係修復へ至るコミュニケーションのステップは国同士のものだけでなく
そのまま個人間においてもそっくり適用出来そうです。


…………………………………………………………………

「主は、人の行いを喜ぶ時、
その人の敵をも、その人と和らがせる。」
箴言16章7節

…………………………………………………………………


誤りをみとめ、謝罪し償い、将来の互いの発展を志すという、
神の喜ばれるコミュニケーション・プロセスは、
敵であったものでさえも友人に変えてしまうことがある。





 
#エッセイ #聖書メッセージ

ワオ!と言っているユーザー

三寒四温

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数日前のバンクーバー。 数日前のバンクーバー。

この時期、冬の勢いと春の勢いが綱引きをしているようです。
寒さと温かさが数日措いて交互にやって来る、それが、三寒四温です。

こんな季語は日本だけだと思っていたのですが、
ここ米国のノースウエストでも健在です。

日本で低気圧が大暴れしていて、北日本に大雪を降らしていると伝えれられてます。
するとこの米国北西部も天候は荒れ模様となってます。

もちろん日本の低気圧が直接ここにまで影響を及ぼすことはないのですが、
広大な太平洋を挟んで何らかの連続性があるように思えます。

気流や黒潮で日本上空のお天気を10数時間かけてこちらに持ってきてしまう。
今まで日本の天気模様をニュースで知った後、翌日の朝、似たような天気になっていることが多くありました。

もちろん専門家ではありませんので、学術的な根拠は知らないし、
私の思い過ごしだけかもしれません。

我が家のお迎えの家にある白い桜は2分ほど咲いています。
裏庭にある金木犀は満開で、盛んに清々しい芳香を放ってくれています。

そんな春の気配を逆なでするような
冬将軍のいたずらの一日となりました。

朝の段階では小雨。

午後、宇和島屋へ買い物へ出た時には土砂降りとなりました。
そしてかなりの暴風も数分間でしたが起こりました。

その後、雹まで降りだしたのです!

地面に小さな氷のつぶてが叩きつけられ、撒かれたままの様子を見て、
花の香りをかぎながら不思議な感覚を持ちました。

その不思議さは日本で体験した三寒四温が、
ここで同様に体験しているところからやってきているもののようです。

「あれ、日本にいるみたいじゃん」
そんな気になった夕刻の一時でした。
#エッセイ

ワオ!と言っているユーザー

どうしてですか、神様!

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左上がJettiと今は亡き夫、... 左上がJettiと今は亡き夫、ご長男 残された二人の愛娘 残された二人の愛娘



サクラメントの古くからの友人、Jetti
美しい上に聡明、しかもバリバリの働き者。

常に周囲を明るく変える磁気を帯びた女性。

彼女の1歳ほどになる息子さんがプール事故で突然天に召されたのが6年ほど前。
あの時、彼女を直視出来なかった。

なんと言葉をかけたら良いかも分からずに
ただ傍に立って止めどもなく流れる涙を拭うことしか出来なかった。


その彼女に、再び悲劇が襲う。

昨年12月初旬、最愛の夫を突然の交通事故で亡くされたという。
対向車が夫の運転する車の屋根に落ちるような形で衝突し、即死であったという。

可愛い3歳と4歳の娘さんを残したまま……
彼女らにパパの死を告げるのに4日ほどかかったという。

この日も彼女の側で涙を流す他なかった。

「神様、どうしてですか!
どうして彼女ばかりにそんな悲劇が続くのですか?」

自然と私に湧き上がってきた感情である。

ところが彼女には恨めしい様子がサラサラない。

「大丈夫だよ、マーミー」
4歳児のその言葉を支えとしているという。
#エッセイ

ワオ!と言っているユーザー

春を先取り

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サクラメントではもう春です サクラメントではもう春です


この日からサクラメントへ遠征。

海岸線から100キロ以上は内陸に入ったこの地は、
いつもの私の生活圏とはだいぶ異なる気候区域である。

今までシアトル地方は典型的な冬空で
雨が多かった。

ここいらでお日様を仰がないと鬱になりそうである。

そこへ来てサクラメントとは、嬉しい。
ここは年中温暖な上に、快晴!

春を先取りして来ます。

#エッセイ

ワオ!と言っているユーザー

日米交通事情孝

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レイク・オズウエゴで給油 レイク・オズウエゴで給油
最終日のポートランドでは
ランチにダウンタウンにある「こうじ大阪屋」へ行って来た。

何年ぶりとなるだろう。
老舗の日本食チェーン店である。

最近は新規の日本食レストランにばかり贔屓してしまい
足も遠のいていた。

改めて行ってみて気がついたことがある。

ダウンタウン店では、店内が狭すぎる。
カウンタ席とテーブル席の間を通り抜けるには一人分スペースしかなくて
交通整理が無くては移動もできない。

その上、私のテーブル席の隣に二人の客を後に案内するものだから窮屈で仕方ない。
テーブルのスペースは10センチしか空いていない!

お昼頃、店内は満席となり行列も出来始めた。
いそくさと切り上げてお店を出る。

そんな環境でも人気がある理由は、安さであろう。
コンビネーションのランチセットが11ドルだった。
他の所では10ドル後半が相場だと思う。

庶民的なお店の持ち味が受けているのではないか。
シアトルのこうじ大阪屋は突然廃業してしまったが、長く続けてほしい。

お昼後にシアトルの自宅へ帰る予定であったが、
Yさんと連絡が取れたため、レイク・オズウエゴまで行くことになった。

進路を南への逆方向であるが、
私なんかを頼りにしていてくれることが嬉しい。

小学生の二人の男の子を育てながら仕事を切り盛りしている
笑顔の美しい女性。

近況を報告し合っていると、
直ぐに子供さんを土曜学校からピックアップする時間となってしまう。

そこからシアトルまでは3時間ほどのドライブ。
昼間のドライブは睡魔に襲われることもなく快適。

距離にすると180マイル(290キロ)
ほぼ高速道路だけを走行できるのがうれしい。

市街地以外の速度制限は、時速70マイル(115キロ)。
気がつくと、80マイルほどで走っている時がある。

米国が車社会と言われる所以は、
常識的な速度制限にもあると思う。

日本に帰国するたびに、首をひねることがある。
速度制限の低さである。

高速道路が有料なのは文句は言わない。
だが、自動車専用道路の首都高速をどうして60キロで走れというのか!

新東名は道幅も広く見通しも良いのに、100キロとはどういう事か!
進化している高性能の車に対して旧来通り、
「自動車の制限速度は100キロ!!」と決め付けるのはどこから来ているのか?

ドライバーを子供扱いしてやしないか?
それとも、お上が臣民を縛り付けている封建制の名残か?

……少々、興奮してしまったようだ。
とにかく無事に帰宅して感謝、感謝。
#エッセイ

ワオ!と言っているユーザー

エベレットにて

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ダウンタウンの交差点 ダウンタウンの交差点 その界隈にあるメキシカンはグッ... その界隈にあるメキシカンはグッド!
エベレットのダウンタウンは丘の上に広がっている。

南北に延びる稜線を中心にして、そのすそ野まで官公庁やオフィスビル、飲食店が連なっている。

ダウンタウンといっても、200メートルほどもないこじんまりとした界隈で
のんびりとした空気が流れる。

「のんびり」できるかどうかは、あたりの空気よりも自分自身の心境によるところが多いのだが。

かつてここの裁判所へ、ある資料を取り寄せに来た時にはかなりストレスを抱えていた。

その後、長女の出演するミュージカルとその練習のために毎週数度も通った時には高揚した気分を抑えるに苦労したほど。

この日は、ストレスフリーでゆったりとした時間を楽しませてもらう。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

ワオ!と言っているユーザー

新日家大学教授のトークショー

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今回のショーを企画された宇和島... 今回のショーを企画された宇和島屋グループ会長とともに。
当時5歳だった会長は「あまりに小さかった為、楽しかった思い出しか思い出せないんだよ」とのこと。
アラスカ冒険旅行を一人で敢行し... アラスカ冒険旅行を一人で敢行した新鋭の作家、まさきさん。 新日家大学教授のトークショー 新日家大学教授のトークショー 新日家大学教授のトークショー
ハーバード大学名誉教授で村上春樹著作の翻訳家である
ジェイさんのトークショーがあると聞いて出かけて行きました。

親日家でもあるジェイさんの処女小説
「The Son God」の記念出版に合わせたもの。

第二次大戦時の日系人強制収容所を舞台にした感動の物語とのことで
関心がありました。

会場がシアトルの旧宇和島屋、現在は和みティーハウスとなっている所。

1時間ほどの氏のトークショウのあと、質疑応答の時間。

私の前列に座られた高齢の女性はご自身がシアトルからの強制収容所送りとなった経験のお持ちの方で、
小説にある描写が正確に当時の日系人の心情や状況を映し出していると感心されたコメント。

日本から取材旅行中の若手作家まさきさんは、
昨今の日本の国論を二分してる安倍政権による安保関連法案や憲法改正論議について、米国人としての見解を質問。

まさきさんの紹介
http://web.hirokawamasaki.com

私も2点ほど質問させていただきました。

①日米開戦に至った過程に当時の米国政権の思惑が働いていたことについて。日系人強制収容の大統領令を発令したルーズベルトは、
敢えて日本に先制攻撃を許し、国論を味方につけたうえで日米開戦、
欧州参戦への道を開いた点。

これは彼が大統領選挙3選を果たす際に公約として掲げた不戦の誓いを覆すための戦略であり、
日本はハルノートを突き付けられて、やむを得ずに「窮鼠猫を噛む」窮状からの自衛のための開戦であった点をどう評価するか。

マッカーサー元帥は1951年、米国上院の軍事外交委員会で日本からの先制攻撃は「自衛のためにそうせざるを得なかったものである」と証言しているが、、、?

②1942年2月19日の大統領令に抵抗し、戒厳令にも収容命令にも逆らった数人の日系人とその他大勢の命令に服した日系人について。

憲法と法律に逆らう大統領令に抗った数人は逮捕・収監・敗訴して刑に服したが、それはほんの例外。

大多数の人々は時代の趨勢に抗えずに無抵抗のまま収容所に収監された背景にはどのような力学が働いていたと思うか。

かなり難しいことを聞いてしまったと反省していますが、
トークショーは絶えず和やかな雰囲気のまま進んで行きました。

ショーの後にフィンガーフードをつまみながら、
氏をはじめその関係者の皆様とも意見交換できたことは幸いでした。

氏の隣にいた日本人らしき女性、言葉を交わす機会を逸してしまいましたが、
もしかしたら奥様でいらっしゃたのかもしれません。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

ワオ!と言っているユーザー

説教時間

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25分と言われたのに、倍近くの... 25分と言われたのに、倍近くの出血サービス?!
カークランドにある栄光キリスト教会に招かれ
日曜礼拝の御用(説教の奉仕)をさせて頂きました。

14年ぶりの再訪となりました。
創立者の熊井牧師ご夫妻にもお会いできて

そのご健勝ぶりに
嬉しくなりました。

依頼を頂いたある姉妹からは
「説教の時間は25分間ほどです」と聞かされていたのです。

そこでタイマーをセットして
それに注意して話を進めることにしたんです。

ところが、iPhone は1分もしないで画面が消えてしまうのです。
時々パスワードを打ち込んで再起動させ、タイマーを確認するのですが、

話すことに夢中になっていると
その操作が難しい!

話を終えてタイマーをストップさせたときのものが、
上にある写真です。

アリャ〜、
だいぶオーバーしてしまったじゃあないのぉ〜〜

これで当分、お呼びはかからないでしょう(^○^)
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

ワオ!と言っているユーザー

子供との電話会話

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子供との電話会話 子供との電話会話 子供との電話会話



「@@くん、今日はどうだった?」

「大したことないよ〜」

「学校はどうだった?」

「つまらな〜い」

「それでも一つくらいは楽しいこともあるでしょ?
何が一番良かったかな?」

「ランチの時」

「その次は?」

「休み時間」

「その次は?」

「終業ベルが鳴った時」

「……( ̄▽ ̄)……」


「で、」
「ダディはどうだったの?」

「とっても良かったよ。
私が来るのを待っていてくれる人が沢山いるんだ。
私の顔を見るなりどこも大歓迎してくれるんだ。」

「……………フ〜ン…」


「毎日異なるけど
前向きな人たちと会えるって素晴らしいね。
こちらまでエネルギーをもらえるからね」
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

ワオ!と言っているユーザー

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