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「中尊寺」日帰り旅情編・・・(17)

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これは実際に見るとこういう写真... これは実際に見るとこういう写真とは全く違います。
驚くべき細工と豪華さです。
実際の金色堂は横幅広く、
カメラに全景は写せません・・・。
このパンフレットの写真も両サイドは切れてます。


斜め横からですね。  ... 斜め横からですね。
 

本尊の阿弥陀如来です。... 本尊の阿弥陀如来です。


藤原三代目秀衡の復元図です。 ... 藤原三代目秀衡の復元図です。
源義経との因縁深い人物ですね。
身長は165センチくらい・・・。
死因は脳塞栓などらしい・・・。
50歳~60歳くらいの死だったということです。


いよいよメインの「金色堂」に行きます。
新覆堂の中に収められてるので外からは見えません。
少しワクワクしながら中に入りました。

「金色堂」と拝観する場所は仕切られていて、
写真を撮ることも禁止されてます。
パンフレットや雑誌の写真を載せておきます。

それにしてもこの螺鈿の細工には驚嘆しました。
修復があったとはいえ元があったわけで、
そのもとの細工をした職人の技は考えられないほどすごい!!

隅々まで細工がされており、
金色に輝く仏像が並んでます・・・。

金色堂のとこちらは仕切られてるわけですが、
なんだか金色堂のある空間との空気感が、
まったく違うのが感じられました。
こちらより圧縮された感じがするのです。

800年前に作られたとはとても思えない美しさです。
修復されて綺麗になってるとはいえです・・・。

まったくとんでもないものを作ったものです。

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「中尊寺」日帰り旅情編・・・(16)

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行った時期が5月だったので、 ... 行った時期が5月だったので、
まだ葉も出てなくて何だろうと思いました。
「中尊寺ハス」が栽培されてたんですね。

鮮やかな赤でビックリ!! 即撮... 鮮やかな赤でビックリ!!
即撮影です!!



「讃衡蔵」ですが、 建物が横に... 「讃衡蔵」ですが、
建物が横に大きくて正面からはカメラに入らなかったです。
宝物館なので中では写真は禁止でした(当然ながら)

金字の立派な看板です。... 金字の立派な看板です。

「讃衡蔵」の前の広場です。 新... 「讃衡蔵」の前の広場です。
新緑が綺麗で驚きました・・・。

昼食を済ませて、
いよいよ「中尊寺金色堂」を目指してトボトボ歩いていると、
なんだか植物を栽培しているところに遭遇。
通りかかったということですが、
この時はなんだか分かりませんでしたが、
あとでこれが有名な「中尊寺ハス」を栽培してるところだと分かりました。

「中尊寺ハス」または「泰衡ハス」
藤原泰衡(奥州藤原氏四代)の首桶から蓮の種が発見されて、
それが花開いたということです。
800年の時を経て開花し奇跡のハスと呼ばれているそうです。

歩いていく途中にこの木がありました。
真っ赤な花を咲かせていて、
なんだろうと思いましたが、
これはなんだか分かりませんでした。
とにかくここで咲いてる木の花は皆色鮮やかで綺麗です。

「讃衡蔵」へ到着。
讃衡蔵は中尊寺に伝わる文化財・宝物を永く後世に伝える宝物館として建設され、
平成12年(2000)に新築されました。
館名の讃衡蔵とは、
「奥州藤原三代(清衡・基衡・秀衡の衡)の偉業をたたえ(讃)る宝蔵」という意味です。

建物自体はコンクリート製の近代的建物です。

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「中尊寺」日帰り旅情編・・・(15)

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品数豊富。 いろんな味わいを楽... 品数豊富。
いろんな味わいを楽しみました。

「毛越寺」を回ってきてちょうどお昼になった。

お昼を食べようと、
この料理を食べた・・・。

場所が場所だけに精進料理のようでした。
美味しかったですが・・・。

歩き回って空いたお腹を満たしてから、
「中尊寺」へ出発。

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「中尊寺」日帰り旅情編・・・(14)

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物凄い規模だったということが分... 物凄い規模だったということが分かります。
道を挟んで右側の泉は失われてますね。

毛越寺伽藍の復元図・・・。

今まで歩いてきた道に立っていた伽藍の規模の大きさが分かりますね。
今は礎石しか残ってないのですが、
この復元図を見てると、
往時の風景が想像できますね。

東北の地にあって、
これだけの建物と文化を育んだ藤原氏三代の時代。
非常に豊かな時代だっと思いますね。
戦争もなく100年の間栄えた平泉。

源頼朝によって滅ぼされたわけですが、
頼朝の居た関東よりもはるかに文化が栄えていたと察せられます。
頼朝に破壊されたり年月とともに崩壊したりで、
ほとんどが失われてしまいましたが、
そのあとに立ってみると、

>夏草や兵どもが夢の後<

芭蕉の句がぴったりかも・・・。

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「中尊寺」日帰り旅情編・・・(13)

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この優美な曲線がまた凄いんです... この優美な曲線がまた凄いんですよね。

この岩と優美な州浜の対比が素晴... この岩と優美な州浜の対比が素晴らしい!!
人工美ですね。

独特な衣装でなかなか迫力があり... 独特な衣装でなかなか迫力がありました。
ちょうど踊っているところ遭遇しラッキーでした。

「州浜」と呼ばれるところです。

池の東南隅に築山と対照的に造られた洲浜は、
砂洲と入江が柔らかい曲線を描き、
美しい海岸線を表しています。
他に比べて池底を特に浅くし、
広々と玉石を敷き詰めているので、
水位の昇降に応じて現れるゆったりした姿を眺めることができます。

「池中立石」

毛越寺大泉が池のなかでも東南岸にある荒磯(ありそ)風の出島は、
庭園中最も美しい景観の一つです。
水辺から水中へと石組が突き出し、
その先端の飛び島には約2メートルの景石が据えられ、
庭の象徴として池全体を引き締めています。

「行山流角懸鹿躍」

江刺市指定無形文化財の舞いです。
黒づくめの意匠でなかなか迫力がありました。
ちょうど大泉ヶ池を一周してきたところで見ることができました。
けっこうラッキーだったかな・・・。

これで「毛越寺探訪」も終わりです。
いよいよメインの「中尊寺」へ向かいます。

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「中尊寺」日帰り旅情編・・・(12)

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1732年に再建というから20... 1732年に再建というから200年くらい前の建物となりますが、
さすがに年月を感じますね。

中心に阿弥陀如来像ですね。 な... 中心に阿弥陀如来像ですね。
なんだか神々しいです・・・。

グッと近づいてみてみると、 な... グッと近づいてみてみると、
なんとも神々しいお姿ですね・・・。

「常行堂」です。
現常行堂は、享保17年(1732)に、
仙台藩主伊達吉村公の武運長久を願って再建されました。
堂は宝形造りで須弥壇中央に本尊・宝冠の阿弥陀如来、
両側に四菩薩、
奥殿には秘仏としてあがめられている、
摩多羅神(またらじん)がまつられています。
摩多羅神は修法と堂の守護神であり、
地元では古くから作物の神様として信仰されています。
奥殿の扉はふだんは固く閉ざされ、33年に一度御開帳されます。

建物の遺構としてはこれが最後かな・・・。
それにしても「毛越寺」の規模の大きさに驚きますね。

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「中尊寺」日帰り旅情編・・・(11)

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礎石しか残ってませんが、 イマ... 礎石しか残ってませんが、
イマジネーションは刺激されますね・・・。

かなりの規模の建物だったことが... かなりの規模の建物だったことが礎石で分かります。
800年前の当時が偲ばれますね・・・。

5月だったので緑が綺麗でした。... 5月だったので緑が綺麗でした。
この「遣水」は「大泉ヶ池」に注いでおり、
季節の行事で平安絵巻が模様されるようです・・・。

この遣水を舞台に毎年新緑の頃に... この遣水を舞台に毎年新緑の頃に「 曲水(ごくすい)の宴」が開催され、周囲の樹木とあいまって平安の雅な情景が作り出されます。
~webより~

「大泉ヶ池」もかなり回ってきて、
遺跡群の最後に位置する「鐘楼跡」。

金堂東廊の南端に連なる建物で、
建物は失われていて、
礎石だけが残る・・・。

「大金堂円隆寺跡」
「藤原基衡」が万宝を尽くして建立した勅願寺で、
本尊は雲慶作の丈六の「薬師如来」でした。
「毛越寺の中心伽藍」で、東西に翼廊が出て南に折れ、
東廊先端には「鐘楼(しゅろう)」が、
西廊先端には「経楼(きょうろう)」が附属していました。
基壇は石造り壇上積です。

「遣水」
池の東北側にある遣水は、
池に水を引き入れるためと造られたものです。
「作庭記」に記述されている四神相応・吉相の順流であり、
曲がりくねる水路の流れに、水切り、水越し、
水分けなどの石組が配されています。
毛越寺の遣水は平安時代の唯一の遺構で、
全国的にも極めて珍しいものです。

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「中尊寺」日帰り旅情編・・・(10)

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開山堂の外観。 古さの加減が実... 開山堂の外観。
古さの加減が実に味わいがありますね。

藤原三代の画像。 歴史資料にも... 藤原三代の画像。
歴史資料にも出てくる絵ですね。
三代目で滅びましたから・・・。


正面に慈覚大師。 さすがに厳め... 正面に慈覚大師。
さすがに厳めしい表情ですね。

「開山堂」
毛越寺を開いた慈覚大師円仁をまつる堂です。
大師像のほか両界大日如来像、
藤原三代(清衡、基衡、秀衡)の画像を安置しています。

これもなかなか興味深く、
これだけの空間だが飽きることはなかった。

「開山堂」の外観。

中には、
左が「藤原三代」の画像。
真ん中が「慈覚大師像」
左に黒くてほとんど見えないですが
「両界大日如来像」があります。

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「中尊寺」日帰り旅情編・・・(9)

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表と違ってひっそりとした雰囲気... 表と違ってひっそりとした雰囲気がいいですね。


樹齢何年ぐらいかなぁ・・・。 ... 樹齢何年ぐらいかなぁ・・・。
凄い太さです!!

鬱蒼とした中にこの鮮やかな紅葉... 鬱蒼とした中にこの鮮やかな紅葉・・・。
春もみじってことかな・・・。

なにが植えられてるのかはわから... なにが植えられてるのかはわからない・・・。
さくらの花びらが覆ってました・・・。


「築島」を過ぎて後ろを振り返ると、
本殿の裏手が見えていた。
表の壮大さもいいですが、
裏のひっそりした雰囲気も、
こういうところではなかなかいいのです。
表の人の往来の賑やかさとは打って変わって、
人気もないこの静かな佇まいがいいですね。

すぐ近くにこの大木があります。
中が空洞になってるのですが、
大人一人がゆうに収まる大きさです。
時の流れを見てきたんだろうな・・・。

葉の紅葉した木があるのですが、
ここの紅葉はとにかく色鮮やか・・・。
自然のいい土に育まれてるのかな・・・。
鬱蒼とした林を背にして燃えるような紅葉。
目立ちますね・・・。

「開山堂」の近くに来ると、
畑でもないんだろうと思いますが、
なんだか植えてある・・・。
そこに桜の花びらがびっしり覆ってます。
しかし、植物の植えてあるところの土だけに落ちてるのが、
なんか不思議ですね・・・。

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「中尊寺」日帰り旅情編・・・(8)

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この広がりを感じられるのかなぁ... この広がりを感じられるのかなぁ・・・。

ゴツゴツした石が積まれてます。... ゴツゴツした石が積まれてます。
岩の崖をあらわしてるとのこと・・・。
枯山水の技法を使ってるんですね。

「大泉ヶ池」を右に歩いていくと、
広々とした池の景観が広がります。

人工池としてはやはりかなりの広さです。
800年前の権力者の力の凄さを見ますね・・・。
これを作るための技術力もかなりのものだったと思う。

800年前の技術者の力強さを感じますね・・・。

少し歩いていくとこの「築島」があります。
水面より4メートルの高さに作ってあり、
岩山の景観を作り出してます。
石を積み上げて断崖をあらわしてるようです。
枯山水の様の実例と考えられてるようです。

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